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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

・1315 ・「平和の海」は実現できるでしょうか

2012-07-16 06:25:46 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1315(120716)をお届けします。



・「平和の海」は実現できるでしょうか



 今日7月16日は「海の日」で、祝日です。海の恩恵に感謝し、海洋国家

日本の繁栄を願う日だそうです。私たちは、日ごろ海に感謝しているでし

ょうか。海の恩恵を肌で感じているでしょうか。



 地球は、「水の惑星」です。たくさんの星々の中でも海があるのはいま

のところ地球だけ。かつて初めて宇宙を飛んだガガーリンは、「地球は青

かった」という有名な言葉を残しました。全ての生物の元は、海であるこ

とが分かっています。つまり、私たちの先祖ははじめは海の生物だった。



 歴史は、例えば元寇の役で元(モンゴル帝国)という当時の世界帝国

に攻められた1274年と1281年の2回、助けられたのは海があったから

でした。海がなく地続きであれば、日本は鎌倉時代中期(北条氏の時

代)にとっくにモンゴルの支配下に組み込まれていたことでしょう。



日本の陸地面積は38万㎢で世界61位です。これがEEZ(排他的経済

水域)の広さとなると、一気に世界6位です。そして海には豊富な資源

が眠っており、日本は資源大国としての可能性に満ちています。



 一方で、海の中の島をめぐるトラブル、尖閣諸島や竹島、北方領土な

ど中国、韓国、ロシアとの領土に関する紛争が現実の問題として横た

わっています。そこには資源をめぐるトラブルが根っこにあります。



 尖閣諸島に関しては、丹羽宇一郎・中国大使が東京都による購入計

画について、英紙の取材に対し、「日中関係は極めて重大な危機に陥

る」と語ったことが日本国内の強い反発を招き、玄葉外相に呼び戻され

る事態になっています。いずれ更迭されるのは確実です。



 沖縄にある自衛隊の基地を強化しつつあるのも、対中国の不測の事

態に備えるためです。東シナ海は徐々に波が高くなっています。日本国

内でも嫌中国の雰囲気が広がりはじめています。



 今日は「海の日」。「平和の海にするにはどうすればいいのか」を考え

る日でもあります。しかし、マスメディアは、そうした問題に無頓着です。

読売新聞には、「海の日」の意義に関する記事は1行も見当たりません。

朝日新聞もあるにはあったのですが、広告特集としてだけで、「平和の

海」という問題意識はまったくありません。



  かつて太平洋戦争に突入する直前の午前会議で、昭和天皇が軍部

の説明に対して、「四方の海みなはらからと思ふ世になど波風の立ち騒

ぐらん」と、明治天皇の御製を読みあげ、「私は常にこの平和愛好の精

神を招述することに努めている。いまわが国は戦争か、平和かの岐路

に立っている時、統帥部は責任ある答えをしていない」と、軍部を叱責

したことが記録に残っています。



 いまマスメディアは、昭和天皇ほどの平和愛好の精神もないようです。

私たちがよほどしっかりと政権を監視し、必要な行動を取らなければ、

歴史は繰り返します。今日は「海の日」。実は「平和の海」に思いをいた

す日です。



 

・1314 ・憲法を日常生活の規範として実践しよう――アノミーの克服めざし

2012-07-15 07:21:59 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1314(120715)をお届けします。



・憲法を日常生活の規範として実践しよう――アノミーの克服めざし



 1か月後の8月15日は、「敗戦の日」です。あれから67年。この67年間、

日本はどのような国づくりをしてきたのでしょうか。そして今、どのような

ところに立っているのでしょうか。1か月間は、来し方、行く末を考える期

間としたいものです。



 敗戦直後の昭和20年8月、首都東京は焼け野原でした。ヒロシマ、ナガ

サキも破壊されました。多くの都市が、雨あられと降りそそぐ焼夷弾など

で焼き尽くされました。沖縄は4人に一人が犠牲になりました。アメリカに

全面降伏して、茫然自失、いったんは腑抜け状態におちいりました。しかし

、その後がすごい。人々は、各々の場で復興へ取り組みました。そして、

わずか20年足らずの昭和39年(1964年)10月には、東京オリンピックを

開会。その直前に東海道新幹線を開業させました。「奇跡の復興」といわ

れた高度成長を達成しました。



 たしかに、経済は「奇跡の復興」を遂げました。だが、その過程で失っ

たものがあまりにも大きすぎました。経済的な豊かさを求めるあまり、

超えてはならない一線、つまり魂までも、いわば売り渡す結果となりま

した。そして今、「儲けることはいいことだ」という拝金主義の無規範の

社会、守銭奴ばかりがのさばる社会をまねいてしまったといえます。



 これが、アノミーといわれる状態です。フランスの社会学者エミール・

デュルケームが、社会の規範のない無連帯の混乱状態を指す用語とし

て用いました。手っ取り早くいえば、おのれさえ良ければ後はどうなろう

と知ったことか、という生き方です。



 戦後直後、輝いていたものに、社会の平和への喜びがありました。

それは貧しくても、肩を寄せ合って日々の生計を立てる「三丁目の夕

日」の世界でした。しかし、その世界が壊されていきました。人々の規

範がズタズタに断ち切られていったのです。いま立ち止まって振りか

えると、規範を取り戻すには、憲法を完全実施することから始めるべ

きだと思いいたります。憲法を規範の中心に据える以外、なにかほか

にあるでしょうか。



 憲法に規定されている「主権在民」の精神をかみしめ、「文化的な

最低限度の生活」を営む生存権、、民主主義、平和主義を社会の

連帯回復の基礎にしたいものです。



 毎週恒例となった「金曜官邸デモ」は、その実行例のひとつと位置

づけられます。そして、明日7月16日は、「さよなら原発10万人集会」

が東京・代々木公園で開かれます。大江健三郎氏らが呼びかけたも

のです。



 原発の再稼働をやめさせ、全原発を廃炉へ持っていくことが、憲法

を実践する一つの道だといえます。消費増税をストップし、シロアリを

退治して、政治を国民の手に取り戻すことも、憲法を具現することに

なります。



 ボクの済む大阪・箕面市では、市長・市議会議員選挙が8月12日投

開票で行われます。地域の自治の質を高めることも、憲法を生活に生

かす一歩だと思っています。


・1312 ・いじめで自殺の中学生問題――日本社会が壊れつつあります

2012-07-14 07:05:44 | 日記
今朝、昨日のブログがアップされていないことに気づきました。遅れば
せながら、配信いたします。ごめんなさい。

おはようございます。

生き生き箕面通信1312(120713)をお届けします。



・いじめで自殺の中学生問題――日本社会が壊れつつあります



 大津市の中学校の先生方も、市教育委員会も、まったく頼りになりま

せんでした。中学生が担当の先生に泣きながら「いじめられています。

助けてください」と、SOSの電話をしても、先生はとりあわずに逃げたよ

うです。子どもの親が警察に3回も訴えましたが、警察は受け付けずに

逃げたのです。そして、批判を受けると、、学校を強制捜索するという

奇手で批判をそらそうとする。子どものことを考えてなんとかすべき学

校側、校長も先生方も、そして警察もそろって自己弁明だけに走りまし

た。みんな、「厄介なものはご免だ」と保身第一で、問題から逃げまくり

ました。



 これは、日本列島に急速にはびこり根を下ろした「知らぬ顔病」「オラ、

カンケーネー病」の一例にすぎないといえます。この病の発症源は、

「アノミー」といわれる「無連帯状況」です。かつては地域の人々の絆が、

ごく自然に見られました。映画「三丁目の夕日」の世界です。



 なぜ、アノミーになったのでしょうか。日本は経済大国になる過程で、

経済成長の邪魔になると見られたモノは、すべて排除するようになり、

「人々の絆」あるいは「連帯」は社会から排除されていきました。具体的

には、働き方の中に「非正規労働者」の枠を大幅に導入し、労働組合が

ほとんど機能しなくなりました。学校では先生方を管理する動きが強まり、

先生と子どもたちが触れあう時間さえ極めて少なくなりました。社会全体

がブツブツと断ち切られて、アノミー状況になってしまいました。



 政治の分野でも、例えば「小沢問題」に執ようにかかわる検察とそれ

に呼応したマスメディアの一種の「いじめ」が見られ、検察国家という社

会管理体制がほぼ完成しました。



 かつて小泉劇場では、反対派つぶしのために選挙区に対立候補とし

て「刺客」を立てる”いじめ”が全国的に展開されました。いままた野田

体制が、消費増税の反対派いじめのために「刺客」候補を立てる国会

答弁をしました。「小沢排除」も「刺客作戦」も後ろで叱咤激励している

のは、仙谷由人(わると)という黒幕です。官僚やアメリカ(大使館)と密

接な連携をしながら、悪役兼司令塔役を果たしています。先にはネット

のダウンロード規制法をどさくさにまぎれて審議なしに成立させました。

例の「アノニマス」騒動の裏側でやった姑息な手法です。



 日本社会を形作る立法府をはじめとする「政治」が社会の上流なら、

私たち「一般庶民の生活」は下流にあたるといえます。そして、日本は

上流から下流まで、いじめの手法によるアノミー状況がまん延してきた

といえます。



 しかし、一方で、絆を取り戻そうとする動きも見られます。粘り強い「脱

原発・反原発」の草の根の広がりです。例えば、毎週金曜日に行われ

るようになった「花金・官邸デモ」は回を追うごとに膨れ上がっています。

乳母車を押して、「いても立ってもいられず来ました」という若いお母さん、

雨の中でも傘をさして立ち続けるおばあさん、会社帰りのサラリーマン、

普通の人が「声をあげる」行動を幅広く見せはじめました。



 今日はその金曜日。大阪・中之島には、大飯原発を動かし始めた、

当の関西電力本社があります。夕方には、多くの人が集まると思います。



 学校でのいじめも、原発ムラのごり押しも、根は同じです。そして、

日本が壊れつつあるように見えます。どうしましょうか。

・1313 ・ASEANは中国に支配されるのか

2012-07-14 07:03:40 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1313(120714)をお届けします。



・ASEANは中国に支配されるのか



 ASEAN(東南アジア諸国連合)の外相会議が昨日7月13日、共同

声明を出せないまま閉幕しました。共同声明が出せなかったのは、

45回の会議で初めて。ASEANの結束力の弱点を露呈することにな

りました。原因は、中国が議長国のカンボジアを抱き込んで、南シナ

海での領有権問題について共同声明に盛り込むことに強行に反対し

たためです。



 今回の中国の姿勢に対して、朝日新聞の本日の社説は、珍しく強い

調子で中国を批判する内容でした。社説はまず、「ASEANは、中国と

の間で南シナ海で武力行使や紛争が起きた場合の『行動規範』づくり

に入ることをめざした。だが、中国が拒んで実現しなかった。緊張が続

けば、不測の事態が起きかねない。紛争防止のルールづくりを急ぐべ

きだ」と、事実関係を整理した上で、社としての主張をしました。



 続けて、「それにしても中国の強硬な姿勢は目に余る」と、これまで見

られなかった表現で中国を批判しました。オヤッと思わせる表現です。

中国寄りと見られてきた朝日には無かったことですから、何かあったの

かといぶかしく思います。



 朝日の懸念は、締めくくりの記述に表れていました。「この地域で中国

と米国が角を突き合わせる。そんな事態を避けるためにも、南シナ海の

緊張緩和が進むことを望む」と、米中衝突の危険を心配してのことのよ

うです。



 たしかに、米中両国のせめぎあいは、水面下では次第にヒートアップ

してきています。世界の潮流は、アメリカの斜陽と、中国の台頭が、覇

権をめぐって熱くなってきています。アメリカは軍事的には中国封じ込め

策を取り、グアム基地の強化と、豪州軍との連携を強めています。南シ

ナ海の制海権を中国に渡すわけにはいかないという姿勢です。中国は

それが気に入らない。いずれにしても南シナ海は、焦点として目が離せ

なくなりました。



 そうした背景のなかで、中国はASEANへの影響力を強めつつありま

す。AEANを取り込む、という国家戦略でしょう。つまり、あわよくばASE

ANを支配下に置こうとする戦略です。もちろん、中国の思惑に反対する

国も多く、簡単にことが進むわけではない。しかし、白髪三千丈の国です。

長い目で戦略を実行に移すことには長けています。



 で、野田政権下の日本外交は大丈夫でしょうか。


・1311 ・小沢新党が船出――「主人公は国民だ」

2012-07-12 07:31:56 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1311(120712)をお届けします。



・小沢新党が船出――「主人公は国民だ」



 「国民の生活が第一」を正式党名とする新党が昨日7月11日、発足し、

早速活動を開始しました。これに対するマスメディアの評価はまちまち

です。評価は、あくまでも新党が国民の立場を真に代弁しようとしてい

るか、日本の将来を誇り高い国としてリードできるか、の観点からなさ

れるべきだと考えますが、どうだったでしょうか。



 本日の社説を見ると、まず読売新聞は、「大衆迎合の色濃い『生活第

一』」という見出しを掲げ、新党をけなす論をやっきとなって繰り出してい

ました。いわく、「民主、自民、公明路線に対する権力闘争とも言えよう」

「次期衆院選で生き残ろうという思惑が、透けて見える」「有権者へのア

ピールを意識して、大衆迎合的なスローガンを唱えるだけでは無責任で

ある」と。読売は、新党のめざす真意は見ようともせず、ただただ「大衆

迎合の権力闘争」という枠に押し込めようと氏、その曲解を世に広めよう

とする悪質な宣伝に徹しています。



 朝日の社説も、「『人気取り』がにおう」という見出を掲げました。そして、

「結局、『反消費増税』にしても『脱原発』にしても、まじめな政策論ではな

く、単なる人気取りではないのか」と、けなしました。



 読売、朝日に共通するのは、わざと小沢氏らの主張を捻じ曲げて受け

取り、これまで実際にやってきたことは無視して、おとしめる論陣を張っ

ていることです。小沢氏はここ30年来、少しもぶれずに同じことを主張し

ているのですが、その軌跡は見ずに、自分の都合のいい点だけを拾い

出してつなぎあわせる卑劣な攻撃をしています。



 他方、東京新聞の昨日の社説は、「小沢新党『生活第一』を貫いてこ

そ」を見出しとし、「マニフェストで掲げた『国民の生活が第一』という理

念は貫くべきだ」と主張しました。新党への反応が芳しくないことを認め

たうえで、「それでも小沢氏は理念を高く掲げ、政策の選択肢を示し、

その実現を愚直に目指すべきだ。政権を託すに足るかどうか判断する

のは有権者である」と、指摘しました。



 朝日も読売も、国民の立場ではなく、既得権益体制(アンシャンレジ

ーム)の一員としての論調です。これに対し、東京新聞は、きちんと国

民の立場を踏まえて、論陣を張っています。首都東京で、きちんと権力

側を批判し続けているのは、東京新聞だけという状況です。それでも東

京新聞は頑張っている。東京では、東京新聞が輝いています。それに

しても、朝日も読売も、部数だけは多いのですが、やっていることは大政

翼賛新聞であり、国民をだまして地獄に道連れにする役割です。



 そもそも二大政党制は、有権者が政権選択ができるようにすることが

大眼目でした。それが民・自・公の三党談合政治なら、何でもできること

になり、国民には選択肢がありません。民主主義の崩壊です。朝日や

読売はその事態を歓迎する社説を掲げ続けています。国民を洗脳し、

マインドコントロールしようとしています。私たちは、目を覚ます必要があ

ります。将来の子どもや孫たちのためにもです。