生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1369 ・日本列島を覆い尽くす民主党政権の無責任病

2012-09-08 07:03:42 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1369(120908)をお届けします。



・日本列島を覆い尽くす民主党政権の無責任病



 戦後初の予算執行抑制策を発表する安住財務相は、ニヤニヤと下品な

笑いを浮かべていました。ハラの中は、「カネが足りなくなるから、仕方ない

だろう。足りなくなったのは、特例公債法案の成立を邪魔した野党の責任

だ。オレの責任じゃないぞ」と、責任転嫁して恥じることがないのでしょう。



 おそらく、こう考えているはずです。「地方自治体は『兵糧』(交付金)が

遅れると、困って悲鳴を上げる。結局、自民などに非難の矛先が向くか

ら、野党も応じなければならなくなる」と。民主党政権は、国民の生活を

守るという決意が極めて希薄です。自分たちの政権担当能力が劣り、統

治能力が欠如していることが理解できないのです。根っからの「無責任

体質」です。この民主党の「無責任病」が、日本のあちこちに伝染してい

ます。いまや日本列島を覆い尽くさんばかりです。



 野田政権の最大の無責任政策が、「原発推進」です。国民が「原発ゼロ

社会」を要求しても、政権はなんとか原発を生き延びさせようと、あの手こ

の手を繰り出しています。せっかく独立性の高い3条委員会とした原子力

規制委員会も、国会同意人事の法を破り、総理の裁量で決めてしまうとい

うスタートからむちゃくちゃを平気でやってのける。原発が今度、苛酷事故

を起こしたら、日本自体がつぶれかねないことが分かっていてもあえて原

発を推進する。信じられない無責任ぶりです。



 さらに大きな問題は、日本をアメリカの属国とする政策をまじめに推進し

ていることです。その根幹となるフレーズが「日米同盟の深化」です。日本

の伝統文化が次々に崩され、アメリカナイズされてきました。そして国の守

りもアメリカさま任せになろうとしています。アメリカには、日本を本気で守

る気などさらさらありません。例えば、尖閣という小島を守るために、アメリ

カの若者の命を危険にさらして中国と事をかまえるなど、オバマ政権はも

ちろん、アメリカの議会が認めるはずがありません。それでも野田政権は、

いかにも「アメリカがついているから大丈夫」のようなイリュージョンをばら

まいています。



 次の総選挙では、そんなアメリカ追随政党に鉄槌をくだすことができる

でしょうか。これからの日本の進路を選ぶのは私たち自身です。どの勢

力が私たち国民の代表にふさわしいのか、鑑識眼をわらに磨く必要が

あります。




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