いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第439週

2023年04月15日 18時00分00秒 | 草花野菜

▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第439週

■ 今週の草木花実

■ 今週の花ざかりのレコンキスタ史跡

「+」はネットでの後付け記号であるが、同心円の線は地上に刻まれたもの。

茨城新聞 青に染まる丘 ネモフィラ見頃 茨城・ひたち海浜公園

ネモフィラで有名なこの公園は、国営公園であり、公園造成以前は米軍の射爆場であったと最近知った。上の同心円状の線は「的」だったのだ。

地形図をみると、標的の中心付近には凸部があるとわかる。これは現在、「みはらしの丘」(google)とよばれるとのこと。

米軍基地が国営公園となった例は、おいらが毎年行く昭和記念公園と同じだ。

▼ 米軍機母子殺傷事件(wiki

米軍機母子殺傷事件(べいぐんきぼしさっしょうじけん)は、1957年8月3日に茨城県でアメリカ軍機が日本人親子を死傷させた事件である。

アメリカ側は不可抗力による事故であると主張したが、日本側の地方自治体側は操縦者による悪戯が原因であると主張し真っ向から対立した。また日本側の捜査も日米地位協定の壁に阻まれ挫折したものである。 

当時茨城県にあったアメリカ軍水戸対地射爆場(現・ひたちなか地区)から離陸したL-22連絡機が上昇せず、滑走路東端から500mはなれた道路を自転車で走行していた親子に機体が接触し、母親(当時63歳)は胴体を切断され即死、息子(当時24歳)も腹部に重傷を負った。

この異常な離陸についてアメリカ軍側は異常高温による熱気流が原因の不可抗力による事故であるとした。しかし、地元ではアメリカ軍のパイロットがわざと低空飛行を行い通行人を驚かしていたことが度々あったと主張し、今回の事件は同様なイタズラをしようとして不幸な結果を招いたとしていた。

 

■ 今週の販売季節到来

キングドーナツ レモン 6個入【リニューアル・期間限定】

■ 今週の購書

加藤典洋、『戦後入門』。本体¥482+送料¥ 257、計¥739。最安値のものの状態が「ほぼ新品」だったので購入。なにより、YouTube、「日本記者クラブでの加藤典洋講演、加藤氏にとって「戦後」とはどのような問題であったかについて話し、質問に答えた(2014年11月)」を見たので。この講演の数か月後に『戦後入門』が刊行されたことになる。この時期は鳩山政権に始まる民主党政権が瓦解した後のこと。『戦後入門』では鳩山政権は米国につぶされたと解釈している。さて、この時期、矢部宏治や創元社の「戦後再発見」双書シリーズ、そして、白井聡、赤坂真理らのいわゆる「対米従属」論が盛んに出た時期だ。これらの「対米従属」論者を上野千鶴子は、まとめて「江藤淳の焼き直し」と言っていた記憶がおいらにはある。加藤典洋は彼らについてどう思うかと記者に聞かれて、「白井と赤坂は、呪詛だ」と答えていた。この加藤の白井評はおもしろいと思った。なぜなら、加藤の「対米従属」論は呪詛ではないと主張しているからだ。なので、呪詛ではないとはどういうことか知りたくなって、購入した。全部で634ページと分厚い。でも、とても平易で読みやすい。唐突のようであるが、これも村上春樹の影響に違いない(加藤典洋のこっちのYouTube [村上春樹はむずかしい!?] もみた;村上は友だちがいなくて、友だちがいない人間たちが村上の読者だ!みたいこといっている)。

 ところで、読みやすい文章というのは本人が相当考え込んで、人に伝わるようにさらに考え込んで、書かなければならない。その点、単純になる傾向はある。加藤の呪詛ではないというのは、やはり、憲法を選び直すというあの姿勢にあるといえる。とにかく、反米的態度だけは認められないという立場だ。対米軍事的独立は、世界の孤児となり、北朝鮮となるとの主張である。

■ 今週知った略語:NAF

YouTubeの広告で英語で宣伝しているラーメン屋を見た。

とんこつスープの紹介。rich and creamyと紹介されている。とんこつスープの濃厚感は、rich and creamyと表現されるらしい。なお、rich and creamyでググるとプリンの紹介が筆頭にくる。

⇒ ラーメン GOEN web site

よく見ると、「Close to NAF」とある。CMが英語なので、何か<やつら>関連かと思う。事実、店はSagaminoにあるという。では、NAFは何の略だろうかと考える。AFはair forceか?ではNはnational? National Air Force ?。航空自衛隊? でも、それならなぜCMが英語。ググるもすぐわからなかった。理由は略語としてのNAFは多数だからだ。さらに調べて、わかった。NAFは、Naval Air Facilityなのだという。

なんのことはない、「厚木」にいる米軍だ。なお、「厚木」の「」の意味は、「厚木」飛行場は大和市と綾瀬市にまたがる。厚木は全然関係ないからだ。

⇒ Naval Air Facility, ATSUGI : web site

そして、おいらは、うかつも知らなかった。「厚木」は米軍のアジトなのだ。いわれてみたら、あたりまえだ。航空母艦の航空隊のための飛行場なのだ。横田の軍とは違うのだ。

そもそも、愚ブログで言及した町田荏田での米軍機墜落事件の飛行機は米海軍のものなのだ。米空軍ではないのだ。

▼ 「厚木」への"上陸"

上記、加藤典洋、『戦後入門』にある;

 そしてこの姿勢(朝日新聞が占領軍に対し是々非々で批判し、卑屈になるなという姿勢:いか@)が、マッカーサー厚木上陸後も、持続し、先の占領軍将兵の非行を取りあげた記事、鳩山一郎談話の掲載という果敢な姿勢へとつながっていたのでした。

文章の趣旨とは関係なく、言葉尻について。「マッカーサー厚木上陸」って、上陸ってlandの訳なんだろうな(The Landings at Atsugi, Japan on August 30, 1945)。下記、両方の動作は英語ではland / landing;

 

空から。                    海から。

■ 今週の更新

パソコンを取り換えた。取り換える前のPCは2019年から使いはじめた。Corei3。速度が遅くなり、ストレスがあった。なにより、キーボードのあるキーが入力不能となり、外付けキーボードで代用したり、内臓電池の不具合のため本体を開けたら、ゆがんでDVDが使えなくなったりと買って1-2年で不調をきたしていた。中古で5万円ほどだった。HP;ヒューレッドパッカード製。

替えたPCは、2014年製。1万円。でも、Corei5。15.6型。大きく、ごつい。ほぼ新品。windowsは10となっていた。売り出し時は10万円だったらしい。

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