■天皇訪欧の前に「訪米」
- - 周恩来 総理: 天皇に会われたことはありますか?
キッシンジャー博士: ええ、(天皇訪欧途上の)アラスカで。今朝あなた方の外交部長に説明しました(笑い声) 。
周恩来総理: とても複雑な人物ですね。
キッシンジャー博士: その後、儀典長は神経衰弱になりました。とても複雑な人物です。(続く); - -
第4回周恩来・キッシンジャー会談 1971年10月22日
『周恩来キッシンジャー機密会談録』 岩波書店、より。
▼NHKテレビで海外向けチャンネルってのがあって、そのチャンネルの番組のひとつに映像年代記みたのがある。すなわち、その年の重要な出来事の映像をその時はやった流行歌をバックグラウンドミュージックとして流す、という番組。一切、ナレーションや説明がない
インド出張の時なんか、ホテルでよく視るのであるが、その中で、ひろひとさんとエリザベス女王との邂逅という映像を視た。それは、鉄道駅であって、列車でその駅に来たであろう 我らが ひろひと さんを、エリザベス女王が出迎えるという映像。 (この映像は、YouTube などでは見ていない。) 目が釘付けになった。 ひろひと さんの1971年の訪欧映像に他ならないからだ。 われらが、日帝軍閥や無責任な日帝庶民が志向、追従した、この上ない聖上な対欧米戦争が、亡国と結果した後、対米・対欧の「われらが、日帝軍閥や無責任な日帝庶民の」尻拭い=和解を、決然と遂行した、 ひろひと さんの在りし日の姿。
なぜ、目が釘付けになったかというと、かつて、東京駅で満州帝国の溥儀皇帝を出迎えた、ひろひとさんを彷彿とさせたからである。
その訪欧に先立ち、ひろひと さんは、アンカレッジに立ち寄り、最大の旧敵国の米国大統領と会見した、らしい。
↓これだ。