いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

春の釈奠大祭

2008年05月16日 19時00分19秒 | その他


以前拙記事 成均館大学校 に遭う。 で言及した、「生きている」儒教について。

朝鮮日報の報道より; 11日午前、ソウル市内の成均館で春期釈奠大祭が開催された。写真は成均館大学舞踊学科の学生たちが「初弦礼」のうち笛とキジの羽根飾り「ヤクチョク」を手に、「文舞」を踊っている。


最近では、孔子も漢字も「韓国」起源だとコリアンが言い張って大変なことになっているらしい。

YouTube; 孔子は韓国人だった!?

まあ、コリアンの気持ちはわかる。元、清と非漢民族系の「蛮族」が支那を支配して、儒教を蔑ろにした。礼節を忘れた帝国、元、清。一方、その儒教精神の礼節は李朝でこそ生きながらえた。本家倒産による、分家の嫡流化。朝鮮の小中華主義の発生。

でも、現在韓国の学校では漢字はあんまり教えないらしい。 ウイキペディア; 韓国における漢字

漢文読めないっちゃ。


本屋に行ったら、レジにこんなのがあった。

Amazon; こども論語塾―親子で楽しむ

見てみると、たとえば、「人の己を知らざるを患(うれ)えず、己の人を知らざるを患えん」の項には、ちゃんと、意味が書いてあった。

でもさ、がきんちょで、「おめえは、さくら組のこのオレ様を知らないのか!? 運動会で一番だったんだぞぉ!」と愚痴ってるがきんちょはあんまりいないぞ。

(蛇足; だから、論語を持ち出してまでも、矯正する必要ないんじゃないの?、

って、いうか、「人の己を知らざるを患え」て煩悶、転げまわるのは、「仕官」する時期の青年期だろうに。 いか@サマ曰く、 論語は、はたち 過ぎてから。)