いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

晩秋の強風の夜の翌朝

2006年11月09日 20時29分42秒 | 草花野菜

晩秋の強い風の夜の翌朝

■今夜の、時代劇専門チャンネルの政宗は、38話目・仙台城築城。仙台城は「山城」といわれる。確かに高い場所にあるが、例えば金華山城のように、文字通り山にあるわけではない。仙台城があった場所、現在仙台城址は、行ってわかるように、平地である。これは河岸段丘の段丘面であり、平地が広がっている。ただし、この段丘面を囲う段丘崖が高く急峻なため天然の城壁となる。

仙台城の石垣は黒い。これは中国・四国地方の城の城壁の白いことと異なる。白いのは御影石。黒いのは石が火山岩だから。お城から見て、広瀬川の向こうの八幡の奥の三滝から石を切り出して、石垣とした。その石を牛に引かせて仙台城まで運んだ。だから、城と三滝の間の広瀬川を跨ぐ橋を牛越橋という。