いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

お茶の水 茗渓 仙台堀 

2005年03月25日 05時36分13秒 | 東京・横浜
午後都内で仕事だったので、その前に 御茶ノ水⇒神保町を歩く。 仙台掘



この現在御茶ノ水駅付近の神田川は家康の時代に、伊達政宗が命じられ台地を割ってつくったとのこと。仙台掘

のち、万治3年・1660年、江戸幕府4代将軍・家綱の頃、伊達家3代藩主・綱宗は 小石川掘割 を幕府より命じられる が、その年、その伊達綱宗は幕府から逼塞を命じられ、藩主は4代目綱村となる。綱宗が藩主になったのは1658年であるので在位わずか2年。伊達騒動のはじまりである。その史実をもとにしたのが歌舞伎の伽羅先代萩【めいぼくせんだいはぎ】


「茗渓」とは、「御茶ノ水」の雅称らしい。なぜ、雅称があるかといえば、多分江戸時代漢詩なんぞをつくるとき自分達がいる土地を「泥臭い」名前でよぶより、唐様でよんだほうがその気になれるということかな?江戸っ子を羊を看るように暮らしてたのかな(看羊録)?湯島聖堂に通っていた秀才ちゃんたちは?
↓遠目でみた湯島聖堂敷地

でも、この雅称・茗渓の神経って、現在の「六本木ヒルズ」に通じているんじゃないか?南セントレアがこっぱずかしいのは確かであるが、六本木ヒルズは許されるという東京の雰囲気はおかしいんでないかい?


お茶の水を歩く。


お茶の水は楽器屋が多いとはじめて知る。

リッケン620
19万も持っていない
御茶ノ水

の意味がはじめてわかった。

神保町へ。

神保町で買出し。神保町は値段が高い。ネットで価格を知っている古本が神保町ではかなり高く平然と売っている。ほんと神保町で古本漁りしながら同時にネットの全国古書検索したい。