alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

3歳の誕生日

2011年06月27日 | 子育て

 蓮太郎は先週で3歳の誕生日を迎えることができ
当日は飛行機に乗ったのだけれど この一週間
いろんなところで色んな人たちにお祝いしてもらい
なんだか幸せそうだった。

 3年間 が経ってみる と
あっと言う間というののだろうか?パリにいた3ヶ月は
本当にわーとやってる間に過ぎ去ってしまい あっという間
だったけど はじめの2年は 長かったなあ
そしてこの私がなんと3歳まで 子供を自分でみたんだなあ


 とっても不思議なのだけど なんでそういうことになったかって
保育園の申し込みのタイミングがうまくいかなかったのも
あるけれど 私がどこかを行ったり来たりしていたい
そんな人だったからだろう。


 この3年で 彼はどれだけいろんなところに行っただろう
どれだけの人に愛されただろう どれだけの乗り物に
乗ったのだろう 新幹線に飛行機、バス、電車に
蒸気機関車、蒸気機関車バスにロープウエイ、それから
船にTGVも乗ったなあ。どれだけカフェに行ったのだろう
数えることはできないけれど おそらく日本の3歳児の中では
トップクラスに入るくらいの回数を重ねたことだろう。
たくさんの場所を移動して 沢山の場所で眠って
沢山の人に愛されて 3つ子の魂百まで というのであれば
この子は旅人みたいになるのだろうか


 蓮太郎が 自分の家でしか眠れない子だったなら
こんなことは不可能だった 蓮太郎が 激しい人見知りの
子だったなら こんなことは不可能だった
蓮太郎がパンもチーズも大嫌いだったなら
こんなことは不可能だった だけど彼は
どこに行っても幸せそうで どこに行っても眠ってくれた
バスの中 飛行機や誰かの家で それから私のひざの上
パリではなんと立ちながら眠ることまで身につけた!
(東京の満員電車みたいですね)


 いろんなところを行ったり来たりを繰り返していた
私たち は この先どんな風に過すのだろう
そう 今までは幼稚園や学校がなかったから
私の動きにあわせて幼児料金のかからない蓮太郎を
抱っこしてどこかに行くのが可能だった。
そのうち一人で行くのもいいけど なんか
蓮太郎がいた方が 楽しかったり 哀しいときには
あたたかい手を差し伸べてくれたり
泣いてるときは「ママまた泣いてるの?」と言ってくれたり
ごはん食べるときは取り合いするけど それでも
仲良くやってきた 蓮太郎はいつも幸せそうだ
それが私にはとっても不思議
でもあなた が そんな笑顔で曇りなき眼で
笑って愛してくれるから なんとかやっていられるのだろう


 飛行機が離陸するときと着陸の時 私はいつもこわかった。
そうして一人でお祈りしていた。今回は蓮太郎が
いてくれたから彼の手をしっかりと握りながら
「飛行機ではね 無事に着けますようにって
お祈りするんだよ」と教え、2人で手を合わせて祈ってた。
気流が悪くて揺れる時も毎回私はもう死ぬかもと思って
本当に怖かったけど、蓮太郎と怖いねといいながら
手を握り合ってると、なんだかだいぶ安心できた。パリに行って
蓮太郎がいてくれてよかったと思った。母は弱っちくて
強がりで つい遠くをみてしまうバカだけど
そんなママを愛してくれてありがとう。
元気に育ってくれてありがとう。お誕生日おめでとう。
これからも楽しい思いを、沢山の人と一緒に
あははと笑っていけますように。

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