alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

案ずるより産むが易し?

2011年06月30日 | 私の人生


 この1週間帰って来てからこの先どうしたらいいものか と
毎日悩んでいるけれど 弱気な私は「私にはだめだ
私になんてできっこない」とつい思いがちなのだけれど
この3ヶ月 何かを振り返る余裕すらなく ひたすら
異国で生きてみた結果 けっこう息子はしつけのできた子に
なっていて なんだかちょっとビフォーアフターみたいだと思った。


 そう本当に 振り返る余裕すらなく ああもう夜だ
歯磨きしなきゃと気づいたら1日経っていたりして
優しいママだったのかはどうかわからないけど
(それでも息子はママ優しいねと言ってくれていた)
なんとかかんとかやっていた。私には一人で子育てするなんて
到底無理だと思ってた。だけど勢いで飛び出していって
できるだけ長く居てみて 知らないうちに
私もだいぶ 強い人になってたのだろう。


 私はそれが冒険であるということにすら気がついて
いなかったけど ただなんだかがむしゃらだったわけだけど
今になって かつての日本での状況を思い出しながら
息子と日々を過していると なーんだ 意外と大したことじゃ
ないのかも、とも思えたりした。


 私には無理 私はそんなに強くないからと
私はずっと思いつづけてた。でも今日息子ときれいな
夕焼けを橋の上から2人で眺めて、ちょっと18切符で
旅行でもしようかという気分になった。いけるんじゃない?
名古屋から京都くらいだったら いい子にできるなら
いってみようか?それで滋賀の鯖江を遠って
中山道のお灸屋さんにも行ってみたいなあ
そうなんだか旅芸人みたいに 色んなところを
転々とする そんなのも悪くないのかも。


 かつて 2月に 私ははたして息子と2人で
フランスかどこかに行けるだろうかと試したくって
2泊3日で 瀬戸内海に行ってみた。それは大冒険だったけど
やってみると意外に息子はいい相棒で まわりの人たちも
あたたかかった。そしてその時出会った神社で私は祈った。
「息子とフランスに行かせてください。」まさか
そんなに早く 願いが叶うとか思いもしなかったのだけど
その1ヶ月ちょっと後には 私たちは飛行機に飛び乗っていた。


 じゃああれが 冒険だったというのなら もう3ヶ月も
異国にいって 10時間の飛行機にだって耐えられたのなら
18切符くらいいけるんじゃない?同伴者がいなくったって
コインロッカーと受け入れてくれる誰かがいたら
私たちは移動できるかもしれない。


 私たち は どんな人生を送るのだろう
今は人生の瀬戸際だから まだまだ私にはわからない
だけどもしかしたら人生は 私が怖れていたほどには
恐ろしくないのかもしれない。私たちは 会話をしながら
3年一緒に生きていて 道端で毎日喧嘩もしたけれど
結局それなりに仲良しで いろんなことを経験してきた
これからも数奇な人生を 送ることになるのだろうか
まだ私にはわからないけど 人生がそこまで恐ろしくないものならば
少しずつ 挑戦すること それも悪くはないのかも。

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