alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

少しでもできること

2011年03月14日 |  カフェ的な場で考えたこと

 地震が発生してから何と言葉を発していいのか
ずっとわからなかったけど 少しでも 出来ることを
できる立場でやっていくこと それしかないのかなと
考えていて 私のいる京都というのは
ほとんど揺れも起きてなかったし 今でさえ
横浜のスーパーは入場制限が起きているというのに
こちらでは棚に食品が溢れてる。
街を歩いても何一つ地震を感じさせられるものもなく
キヨスクに貼られる雑誌の内容も 先週の
まだ地震がなかったときのものだから
なんだかとても奇妙な感じ


 こんなとき に何をしたらいいものなのか
例えば行こうとしていたイベントにいくべきなのか
それとも家族といるべきなのか
うちにはテレビがないのだけれど テレビを
みせてもらいに行くべきなのか
それともニュースをみてればいいのか
支援のサイトを調べるのか 私にはわからないけれど

 一人一人が 自分のもってる力を活かして
少しでいいから何かすること
それが大切なんだろうなと今日気がついた。


 今日は前から合う予定だった京都の友人と
カフェで会い そもそもこんな時にカフェ?とか
昨日彼女が開催していたイベントに人は来たのだろうかと
思ったけれど そのイベントは 急遽チャリティになったらしい

 カフェをやってる彼女によれば
そうやって少しでも来た人達の気が晴れて
かつそのお金が何かの役に立ったら
いいんじゃないかと言っていて

 今日私もこんな時なのに子供を預けて
カフェで本を書きながら どうしてカフェに
来るのかって こんな時なのに じゃなくって
本当はこんな時だからこそ 人は不安で仕方ないから
誰かと寄り添っていたくって カフェのように
誰かが同じ空間にいるところ に 来るんじゃないか
そう考えた。


 ポジティブにしててもネガティブになっていても
同じ結果が起きてしまうなら それならネガティブに
ニュースの前でじっと座って動かないより
それでもこんな時だけど 梅は咲いてて
うぐいすは植物園の前で鳴いてて 着物さえ
来ている人たちがいる こんな時なのにと思うけど
もしかして こんな時だからこそ 
ラジオで音楽を流したり 自分たちが
持てる力をちょっと活かして
だれかの気持を楽にすること
そして誰かにネガティブな気持を移すんじゃなくて
誰かもちょっと前を向ける気分にすること
それが大切なのかもしれない。


 日本ではどんどんイベントが中止になっていくけれど
フランスだったらこんなときチャリティイベントがあるらしい
こんな時にそんなことしてられないよ!と思うけど
こんな時だからこそ 自分の持っている要素を
少し活かしてみること それが誰かの役にたつこと
そんなとこもあるのかもしれないと思う。


 私が言えることなんて 私のフランスの友人たちが
本当に日本を心配してくれているということくらいと
きっとカフェみたいに人がいっしょにいれて
ほっとできる場は役に立つということくらいしかないけれど
友達が教えてくれた 素敵なサイトがあるので
それをご紹介します。日本ってすごい国なのかもしれない
そんなことよく言われたけど あんまりよくわかってなかった
日本人の一人として 私も何かがんばりたいです。

http://prayforjapan.jp/tweet.html

 それからご存知かもしれませんが
日本財団の義援金のサイトです。
クレジットカードで一口2000円から支援できるそうです。

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