alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

不安の中で

2012年02月05日 | 私の人生

 「選択っていうのはね それ自体がいいか悪いかじゃなくて
選択をしたこと自体に意味があるのよ。選ぶ前は恐ろしい
ループの中で行ったりきたり どうしたらいいか
ひたすら悩んでいるけれど 選択したら動き始める
そうして道が少しずつ開けてくるから 決めること が
大切なのよ」とソフィーは居酒屋で語ってた。


 そうだよね そう 決めない という状況が
どれほどまでに辛いものであるかは私はよーく実感したので
彼女の言わんとしていることはよくわかる。だけど選択してみたからといって
それがすぐに開けてくるというわけでもなくて
特にいろいろな不安要素が浮かんでくると
もうどうしていいのかわからない。


 だから私は あえて人に 何も言わずに
とりあえず未来のイメージだけを夢見てなんとなく
やってきたのだろうと思うけど 時折厳しい現実を
目の前に突きつけられると 本当にどうしたらいいのかわからない。


 どうして私が こんなにも フランス語をやって来たのかと言えば
おそらくそれは恐れや不安があるからだろう。どうして
蓮太郎と一緒にフランス語の絵本を読んで 歌を歌おうと
するかといえば 彼がもしフランスの幼稚園に行ったなら
そのときわからなくて困るだろうな それに私もみんなが読んでる
絵本の内容がわからなくって困るだろうな そう思うから
今から練習 そう思って絵本を読んだりしてるのだけれど
フランス語 やればやる程 難しい。


 どうして躊躇しているかって?どうしてすぐに行かないかって?
そりゃああなたは たった半年で決めてすぐに行けたかもしれないけれど
私には息子もいるし どれほどの責任が肩にかかっているのかわからない。
もしフランスに行ったなら?国語教育は誰がするのか?
フランス語の活用は?誰もしてくれないとするのなら
私が全部教えられるくらいのレベルにならないと息子は
ついていけないだろうか?そんなことを考えてると
異国でスムーズに子育てをするというのは フランス語一級レベルが
あったとしても追いつかないような そんな気さえしたりする。


 だから私は「どうして日本でフランス語が上達できるの?」と
言われながらも いつの日か あっちにいって困らないようにと
一生懸命ラジオをきいて フランス語の幼児の単語を学んで
(卵を産む とか みみずとか)日々ああやっぱりわからない、、
いや でも前にくらべたら上達した?と思いながら
なんとか続けているのだろう。10年前は本当に苦しかったし
前に蓮太郎と行ってみた時だって山ほど難しさを感じていたから
もし 次があるのなら その時は苦しみたくはない そう思って
もうあまり泣かないで済むように なんとかやっているのだろう。


 そういった苦しみさえも いつか役に立つのなら
私はそれで嬉しいけれど それがガイドで役に立ったり
誰かの共感を読んでくれたり いつの日かフランス語講座ができたり
子供向けの歌から学ぶフランス語とかができるようになったとしたら
それはとても嬉しいだろう ああそれだったら苦しんだ甲斐も
なんかある と 思えるのだろう


 それでも?それでも? そう フランスは苦しくっても?
自分の言語が使えなくっても?それでも魅力があるのだろうか。
相変わらずついてけなくても?それでもヒントはあるのだろうか
違う土地 に 行く前というのはいつも怖い。
たとえ2泊の旅行であっても 私はいつも怖くなる。
それでも私は フランス語を話している自分の方が好きだと思うし
フランスにいると 泣くことだってあるけれど でも
心の底から幸せだなあと思える瞬間があったりするのは
やっぱり自分にとっては事実なんだろう


 たくさんの壁が目の前にたちはだかってるように見えても
いつかその壁は乗り越えられるようになるのだろうか
私もいつか 彼らの仲間に入れてもらえる日が来るのだろうか
そのころにはどれくらい流暢にしゃべれるようになっているべきなのか
それとももっと 言葉じゃなくって 自分の芯が大切なのか
沢山のことが自分のなかではっきりしないでまだ揺らいでる。
それでも私にとって書くということ それは重要だと思う
2冊目の本、いつの日か 書けるのだろうか
まずは机に向かうこと?まずは意識を集中すること?
フランス語よりも 日本語の能力を高めてみること?そうなのかもな
書く というのが何なのか は わからないけど
書くことは私にとっての一つの救いではありそうだ。
経験を昇華すること ただ個人的な昇華ではなく
もう少し一般的な形に昇華しようとしてみること
できるのかはわからないけど やらないことにはできないか。

フランスに行くなら

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