歴史を学んでいると面白いことが分りました。
歴史は季節と同じように常に変わっています。
冬が春に移行するのに約3か月ぐらいですが
歴史も季節が移行する歳月は
約15年ぐらいなようです。
もちろん一日でガラッと変わることはなく
押しては引いて・寒さと暖かさを繰り返しながら
行きつ戻りつ冬から春になるように
歴史も同じくですね。
例えば1867年に大政奉還により明治の世になりましたが
まだまだ新政府軍も、いつダメになっていい程に不安定な状態でした。
廃藩置県など少しずつ新しい国造りを進めていましたが
10年間ぐらいは士族反乱も多く
1877年の西南戦争で西郷隆盛が逝ったことにより
ようやく反乱も鎮圧されました。
その後、明治15年には
軍人勅諭下賜や日本銀行が設立され
近代化(富国強兵)という坂の上の雲に本格的に歩み始めました。
1945年の敗戦もそうですね。
やはり10年ぐらいは戦後のどさくさ期でしたが
1955年の経済白書に
「もはや戦後ではない」と書かれ
その後1960年ぐらいから
所得倍増計画による高度経済成長が本格的に動き始めました。
冬と夏の間に半年(6か月)あり
まるで正反対の季節になりますが
同じように30年も経つと
時代が正反対とまでは言わなくても
大きく変わっていることには間違いありませんね。
15年+15年ですものね。
平成の30年間で大きく変わりましたね。
1989年はバブル経済絶頂期でした。
小泉改革ぐらいまでの15年間と
その後から現在までの15年間で色んな事がありましたね。
季節が移り変わるように歴史も時代も移り変わります。
思い悩むのもどうかと思いますが
この先10~15年ぐらいは
見通しを立てることも大切な事ではないでしょうか。
素直な目で正しい方向性が見えると
運も良くなります。