学費

戦前はある程度の頭と、ある程度の財力がないと大学には行けない時代でした。

だから大卒の価値があったのですが

それでも昭和恐慌の時、小津安二郎さんの映画で

「大学は出たけれど」と不景気で就職できない人を描いた作品があるほどでした。

戦後も１０年間ぐらいは、大卒でも就職は大変でした。

昭和３０年代でも家の財力の問題で、中卒で働く方々も多くいました。

武田鉄矢さん、ビートたけしさん、リリーフランキーさんの

お母さん方のように、自分は貧乏しても、一生懸命働いて

息子の将来のために学費を工面した、すばらしいお母さんがいました。

（ちなみにこの３人は学業はおろそかにしていました）

さて現代はどうでしょう？

大学全入時代と言われます。

学ぶとは何でしょう？

大学の価値とは何でしょう？

働くとは何でしょう？

こういったことをきちんと考えて

学費を出さないと人間的に成長するどころか

むしろ阻害する方向に進んでしまう時代だと思います。

神の国

日本は２０世紀の終わりに

世界の先進国の中で一番、長寿でお金持ちで

街がきれいで安全と言う奇跡を達成しました。

たぶん信じられないでしょうが、天国なのです。

この状態に感謝報恩できない人は

本当に心が貧しく不幸な人です。

間違いなく運が悪くなります。

お釈迦さんは王子様で

今の日本人の大半の人と同じように

物質的に豊かでした。

でも不幸でした。

この不幸の原因を探すために、出家しました。

そして不幸の原因は心の貧しさであることを発見したのでした。

２１世紀に生きる日本人も

神の国に生まれたことを感謝して

そのご恩に報いて、心と体をマネジメントすることが

運が良くなる秘訣だと気付いた方が良いかも知れません。

大和魂

大和魂は日本の基本です。

和は調和です。

自然界（神様）に感謝報恩する代表者として天皇家が存在しています。

天皇家は独裁者でも王様でもありません。神主さんです。

内閣総理大臣でも庶民でも

役割が違うだけで、自然界ではみんな公平です。

公平で大きく全体が調和していることが、大和です。

この大和の精神が大和魂です。

世界で最も成功した社会主義国家と言われるのも大和魂のおかげです。

世界的にはこんなに先進国でありながら格差のない国はありません。

ただこれから２０年ぐらいは精神格差の時代かも知れません。

大和魂の国に生まれたことに感謝報恩しない人は運が悪くなります。

感謝報恩と自立と社会的な調和のために努力精進する人は運が良くなります。

向上心

人が生まれてきた目的は、魂の向上です。

精神世界の感謝報恩と

現実世界の努力精進です。

現実世界でご縁あってやるはめになったことは

向上心を持って努力精進してみてはいかがでしょうか。

目標は高く、とりあえず千日修行を続けてみると

運が良くなることは間違いありません。

２０年程前から小学校の運動会で

手をつないで徒競走をさせたり

学芸会で何人も主役をやらせたりする

大人のいやらしい体裁のために悪平等を押し付け

子供の将来を考えず、努力精進の芽を摘んでしまうことが行われています。

２０年後の今日の精神病や働けない若者の増加や

格差の拡大はこの悪平等から来ているのを

教育関係者は気が付いた方が良いかも知れません。

向上心は人と争うのではなく

昨日の自分より向上しようとすることです。

自然界は平等ではなく公平に出来ています。

向上心がなければ衰退するのみです。

向上心があれば運が良くなります。

がんばっているのに上手く行かない原因

がんばっているのに上手く行かない原因は

現実世界では「方向性の間違い」と、「継続性がない」ことです。

精神世界では「執着」です。

スポーツでもビジネスでも何でも「継続は力なり」です。

特に基本の反復練習は重要です。

基本をかえりみず、基本を身に付けていないことが方向性の間違いです。

どんな分野にも先人が残してくれた基本と言う財産が有ります。

そこに感謝報恩することが

自分のエゴに執着している状態から軌道修正してくれます。

人生の基本が感謝報恩ではないでしょうか。

努力・精進と感謝報恩の継続があれば

人生が上手く行くことは間違いありません。