想像すれば分かると思いますが
電化製品が普及していない頃の
家事仕事はとても大変でした。
日本では昭和30年代から
家庭用電化製品が普及し始め
昭和50年代には庶民にも行き渡りました。
その頃から一億総中流と呼ばれるようになりました。
昭和30年代以前の家事仕事は
お手伝いさんを雇えない庶民の家庭では
一日がかりの大仕事でした。
昔から家事仕事は主に女性が担当していましたが
専業主婦制度が先に発達したのはアメリカでした。
(特に白人の家庭で広がりました)
ちなみに企業の終身雇用制も先にアメリカで発達しました。
日本では戦後
特に昭和30年代半ばからアメリカを模倣して
急激に高度経済成長することにより
専業主婦制度や終身雇用制が発展しました。
アメリカでは1960年代には
人種差別運動やウーマンリブ運動が盛り上がって来ました。
日本は約20年遅れで1980年代半ばに
男女雇用機会均等法が出来ましたが
まだまだ企業での女性の仕事は
男性より下の立場に差別されていたそうです。
実質的に女性の働き方が改善されて来たのは
2000年代に入って来た頃からと言われます。
それは1990年代前半までは景気が良く
1990年代の後半までは男性の賃金が
年功序列で上がっていたからだと思われます。
2000年前後からは
いわゆるデフレ経済に入って行きました。
バブル経済や終身雇用制の崩壊や
デフレ経済に突入したことと
女性の社会進出や生き方の多様性に伴い
第三次ベビーブームは起こりませんでしたね。
2010年代には家事分担やイクメン(笑)も増えて来ました。
おひとりさま世帯も増加中です。
加えて日本は世界最速で
超高齢化になりました。
家庭や家族の在り方も多様化ですね。
夫婦関係や家族関係をマネジメントするためにも
先ずは自分自身のマネジメントが大切ですね。
個人の自立力や相互扶助の人間関係力を高めることが
健全な家庭や地域社会が延いては国の在り方に
影響を与えるのではないでしょうか。
健全な家庭を築くためにも
個人の自立力と相互扶助力を高めると
運が良くなります。