心と体はひとつです。生命は循環で美は調和です。
愛と感謝の人生を創造して行きましょう。
昔は人間50年でしたが
第二次世界大戦後の先進国は
どんどん寿命が延びました。
近年では
人生100年時代と言われています。
年金制度や健康保険制度や終身雇用制など
戦後に出来た数々の制度やシステムが
パラダイム(世界観)がすっかり変わった今日
制度疲労が問題になっています。
少子高齢化という人口構造の変化も
その一つですね。
「長寿」という言葉のように
長生きすることはおめでたいことでしたが
最近はリスクと不安にさいなまれるようです(笑)
若々しい高齢者も増えてはいますが
そのためにも前半の50年間を
どう生きるかが重要になります。
10・20・30代と
身体が若い時期には
少しガムシャラにがんばる方が
その後の人生にはプラスになるようです。
40代からは
身体も老化現象も目立ち始めます。
50代には更年期と言われる
身体の変化も起こりやすいので
無理が効かなくなります。
40・50代は
ただガムシャラなだけだと
身体に支障が出て来るので
心のマネジメントも大切になります。
仕方がないことですが
1970年代後半の
一億総中流になったぐらいから
便利で快適な暮らしになったことは
喜ばしいことではありますが
心と身体がなまって来たのも
この頃からですね。
知識・情報化社会となった今日
メンタルの脆弱な若い人達が
増えているの致し方がないかも知れません。
心と身体はひとつなので
子供の頃から
便利で快適な暮らしの中では
身体が鍛えられていないことも
原因の一つかも知れません。
10・20・30代では
積極的に身体を使い
40・50代には
心身のマネジメントを身に付けることが
60代以降の充実した暮らしを送るための
ステップになるのではないでしょうか。
100年人生のためにも
先ずは50代を目標にして
日常生活をアップデートして行きたいものですね。
人間50年で天命を知ると
運も良くなります。
日本人の良いところであり
悪いところでもあるのですが
日本人は「お金」の解釈が苦手な人が多いものです。
単に「お金」を汚いものと思っていると
新自由主義の世では
生き辛くなってしまう危険があります。
「お金」そのものには
キレイも汚いもなく
「お金」を使う人間の品性には
キレイな人や汚い人はいます。
今度お札の顔になる予定の渋沢栄一も
西洋文明を受け入れた明治期において
500もの会社を設立して
日本資本主義の父と言われますが
その晩年に「論語と算盤」という
書籍を出版しています。
論語=道徳、算盤=お金 ですね。
人間の品性を高めるためには
道徳力が必要ですね。
自分のエゴや欲望に執着して
お金を使っていると
運が悪くなります。
道徳力を高める手立てとして
論語を学ぶことは有意義です。
仏教の智慧を学ぶのも
心をマネジメントするためには
有意義ですね。
新自由主義の進んだ欧米社会では
格差や分断が進行しているようです。
道徳力を高めて
お金をマネジメントして
格差や分断などに
翻弄されないようにして
行きたいものですね。
「お金」の解釈や使い方が
健全になると運も良くなります。
戦前は「修身」という
しっかりした道徳教育がありましたが
戦後は無くなりました。
戦前生まれの人達がまだ若く
社会の中枢にいた頃は良かったですが
戦後生まれが中枢になる頃から
おかしくなって来ました。
2010年代から
さすがに道徳教育が復活したそうですが
果たしてどうでしょうか?
そもそもカリキュラムを作る方が
道徳が分からないのではないでしょうか。
道徳とは
精神教育であり
人間教育であり
生き方教育です。
現状の公の学校教育で
教えられるものでしょうか?
エリアにもよるそうですが
家庭崩壊により
給食費も、読み書きそろばん(計算)でさえも
滞っている小学生がいるそうです。
欧米型の格差社会が
日本でも広がっているのかも知れません。
その本質は戦後の親世代の
道徳教育格差ではないでしょうか。
社会経済政策の功労者である
二宮尊徳や渋沢栄一などの先哲が行ったことは
道徳教育を中心とした経済政策でした。
岸田政権の新しい資本主義とは
新自由主義のことです。
20年先を行く欧米社会を見るには
格差や分断と言われる社会が進行しました。
政府の対策のままでは
欧米の二の舞になるでしょう。
個人的に道徳(精神)力を高めて
心・身体・お金をマネジメントして
行きたいものですね。
運も良くなります。
岸田政権の
「新しい資本主義」とは
新自由主義のことです。
今後少なくとも
10~20年の間は
新自由主義が浸透して
かつ日本は
超高齢化が加速します。
現在の40代より下の世代は
50代以上の世代が
歩んできた社会とは
違う道を歩まなければいけませんね。
新自由主義と超高齢化では
学び続けるチカラが重要になります。
もう終身雇用制はあり得ませんし
年齢差別が無くなり
高齢者になっても働く時代になるからです。
副業も話題になって久しいですが
これからは
二刀流・三刀流も普通になりますし
転職だけでなく
複数社を掛け持ちで働くケースも
増えるかも知れません。
お客様にお聴きしたのですが
会社を経営している社長さんが
楽しみで別の会社の社員として
働いているというケースもあるようです。
自分の経験を活かすことも大切ですが
仕事のアップデートも大切ですね。
趣味を仕事にすることも
可能な時代ではないでしょうか。
学び続けるチカラに加えて
行動するチカラも重要ですね、
行動しながら修正・改善することも
ますます重要になって来ると思います。
年齢を重ねるごとに
体調・健康管理も必要になりますね。
心と身体はひとつです。
「新しい資本主義」を迎えた今日ですが
学び続けるチカラを高めると
運も良くなります。
残念なことですが
この2年間のコロナ禍により
若い女性の自殺が増えているそうですね。
話はさかのぼりますが
人口ボリュームゾーンである
団塊の世代が50代になる頃から
大手の金融機関が
倒産や合併が激しくなり
様々な企業も影響を受けました。
「リストラ」という用語も一般的となり
1990年代後半から
自殺者数が3万人を越えました。
団塊の世代が
2000年代後半に60代となり
定年を迎えた後は
少し自殺者数も減って来ました。
2010年代は
新自由主義も完全導入となり
働く女性も増えました。
今回のコロナ禍で
若い女性の自殺者が増えたということは
派遣社員として雇用されていた人達が
リストラされることにより
働く意義を見失い
将来を見出すことができず
途方にくれたのかも知れませんね。
団塊の世代の50代の時も
今回の若い女性もそうですが
これまでの働き方や生き方の
スタンダードが激変したことが
引き金になっているのかも知れません。
岸田政権の言う
「新しい資本主義」は
新自由主義に他なりません。
自由は責任が伴いますが
人生における失敗や逆境を
自分自身を自殺に追い込むような
責任を抱え込むのは
少しネガティブに執着し過ぎですね。
なかなか落ち込んでいる時は
思えないかも知れませんが
人が生きるということは
単に夢や欲を追いかけるだけでなく
大きな力やご先祖様や守護霊様に
生かされているという側面もあります。
夢や目標も大切なことではありますが
一歩間違えると
欲(エゴ)の執着になり易いものです。
人生における失敗や逆境に
自暴自棄や自虐的にならないように
日々の生活で感謝報恩の心を
忘れないように心掛けて行きたいものですね。
失敗と書いて成長と読み
逆境と順境は表裏一体です。
失敗や逆境が
魂が成長する機会だと感謝できた時
運が好転し始めていることは間違いありません。