すでに起こった未来ですが
高齢者はお金に執着する方が多いようです。
日本人は良くも悪くも、お金の話を嫌います。
ところが21世紀は日本人も
庶民でさえ経済の勉強をしないと、愉しく生きて行くことが難しくなりそうです。
お金とは何か、経済とは何かと哲学することは
健康であることと同じくらい重要です。
そうすれば、オレオレ詐欺(母さん、助けて詐欺)にダマされなくなります。
お金を多く持っていることが幸せではありません。
経済(社会)のことを考えて
お金を循環させることが社会貢献です。
体と同じくお金も運動することが、健康の秘訣です。
お年寄りと言えば明治生まれの方でした。
泉重千代さんという最後の江戸慶応生まれの方がギネス記録に登録された時代です。
今のお年寄りは 戦争中は子供時代で学童疎開を経験した世代が中心です。
実際に戦地に行った大正生まれの世代の方はもはや少数派です。
これからは昭和20年代生まれの方々が入ってきます。
以前NHKで鶴田浩二主演のドラマ「男たちの旅路 シルバーシート」 というのを見ました。
明治生まれの老人として 笠智衆 志村 喬 殿山 泰司
戦争で特攻隊員の経験を持つ 当時50代の鶴田浩二
戦後生まれの若者 水谷豊 桃井かおり など
の三世代がおりなすドラマでした。
今では水谷豊も桃井かおりも50代
軍隊経験のある方は90歳代です。
私は戦争時代の話をもっと聞きたかったけども「何も話したくない」という気持ちを理解できる年になりました。
時代に翻弄され すべてが破壊しつくされた状態からがんばって生きてきた世代 お金だけを信頼できるよう
になってしまったことを責めるわけにはいきません。