現実世界では今しかありません。
精神世界には過去も未来もあります。
現実に起こることは
過去に思ったこと・感じたこと
言葉にしたこと・やったことです。
特に思うことや感じることは
自己責任です。
自分が思うことや感じることですから
人には責任がないのです。
自分が思うことや感じることですから
エゴです。
だからエゴに執着すると
運が悪くなり
エゴを愛と調和にすると
運が良くなります。
自分が思うことや感じることですから
執着することも
愛と調和にすることも
自己責任です。
これを自覚することが
自立の第一歩になります。
精神的な自立とは責任を自覚することです。
知識・情報化社会は
何をしても、しなくても
高度な相互扶助の社会です。
もう遥かに前から
水、一杯、お米、一粒も誰かに依存しているのです。
人間は他の動物よりも
生物的に自立するのが遅い生き物です。
どうしても子供時代は誰かに依存しないと生きられないのです。
自立とは大人になることと言ってもいいかも知れません。
相互扶助と共依存は１８０度正反対なことです。
愛し合うことは相互扶助の関係です。
退廃・滅亡することは共依存の関係です。
相互扶助と共依存の分かれ目は
自分自身が自立できるかどうかにあります。
これからの社会は
ますます高度な相互扶助社会になって行きます。
運を良くするためには
自立の意味を考えて見るのもいいかも知れません。
スピリチュアル的には、すべてが預かりものです。
自分のものはありません。
お金も家も子供も
自分の身体も才能もです。
だから執着しないことです。
いつかお天道様に返さなければいけないのですから
それまでは大切に使うことです。
大切にすることと使うことが出来ると
運が良くなります。
デタラメに扱うと
運が悪くなります。
自分のものも、自分以外のものも
すべては預かりものです。
自分のために、人のために、世間のために
大切に使うと、運が良くなります。
仕方がない事ですが
親の財産に群がる子供たち
財産や子供たちをコントロールしようとする親
別に生活には困っていないのに
もっと欲しい、もっと欲しい
失いたくない、手放せない・・・
これが餓鬼の魂です。
自分の魂を向上しようと思わない
努力・精進しない言い訳ばかり・・・
これが畜生の魂です。
自分さえ良ければいい、自分の家族さえ良ければいい
共依存を愛情と錯覚して、自立出来ずに
財産を争い、自分と争い病気に侵される・・・
これが修羅の魂です。
もう時代は変わりました。
魂をイノベーションすることが
精神資本主義の世界では
運が良くなる秘訣です。
自然の摂理は諸行無常です。
人にも国にも四季があり
避けられない運命があります。
善悪を抜きにして言うならば
１９４５年に失ったものは
その当時まで世界の主流だった
植民地政策主義です。
残ったものは、復興しようという精神です。
今では信じられないですが
７０年前は東京は廃墟だったのです。
１９５５年の経済白書に
「もはや戦後ではない」と発表され
１９６０年からは所得倍増計画というスローガンで
高度経済成長が始まりました。
物質的な貧しさからの復興は
復興しようという精神から始まるのです。
現在に話は移ります。
不景気と言いながらも
また今年（昨年）の個人金融資産は過去最高を更新しました。
オレオレ詐欺も過去最高を更新しました。
空き家問題や相続問題も目白押しです。
２０１５年現在、失ったものは
心の貧しさではないでしょうか？！
「死活」という変な言葉も流行っているようですが
ようは財産の整理や死を受け入れる事ではないでしょうか。
もちろん大切なことですが
もう一歩進んで
心豊かに生きることを始めてはいかがでしょうか。
貧しさとは奪い合いであり
豊かさとは分かち合いです。
いつの時代も残るものは、精神や魂です。
２１世紀の復興は
心を豊かにして生きようという精神から始まるのではないでしょうか。
運も良くなります。
