英米社会は1980年代に改革が始まりました。
グローバル化・民営化・金融の自由化などの改革が進むにつれて
1990年代に経済格差が生まれました。
90年代後半には
すでに経済格差問題は指摘されていましたが
その後15年間、格差は開く一方でした。
2016年に英国で起こったEU離脱問題や
米国のトランプ大統領就任などの大きな要因は
経済格差による国民の不満にあるようです。
グローバル化・民営化・金融の自由化が与えた社会の構造変化は
移民・難民問題や、仕事が無い問題や、貧困問題などを深刻化して行きました。
加えて、IT化による知識・情報化社会への変貌は
産業革命に匹敵するほどのインパクトでした。
従来の工業化社会のやり方のままでは
経済的に苦しくなる人が増えてくるのは
致し方がない現象のようです。
振り返ると先進国は
20世紀の前半に大戦争を繰り返し
途方もない犠牲者を出してしまいました。
その反動のせいか
20世紀の後半はテクノロジーと工業化社会の発展と経済成長により
多くの中流階級と呼ばれる人達が増えるようになり
物質的に豊かな社会を生み出しました。
物質的に豊かな社会では
経済格差がクローズアップされる以上に
精神的な格差が本質的な問題ではないでしょうか。
もちろん貧困問題には早急に取り組まなければいけないとは思いますが
物質的に豊かな社会においては
贅沢になり過ぎた心や、怠惰な心や
感謝を忘れた心や、貪欲な消費欲などが
幸せ感の欠如の原因かも知れませんね。
いくらお金持ちになったとしても
精神的に貧しいと虚しい人生になるかも知れませんね。
勤勉さや、誠実さや、感謝の心があれば
あまり経済格差が問題になることは無いと思います。
経済格差より大切なことを考えていく時代なのかも知れませんね。
精神的に豊かだと運も良くなります。