春夏秋冬のように社会心理の流れが
約15年で季節が変わるとすれば
1990年ぐらいから2005年ぐらいまでは
秋から冬にかけての時代ですね。
2005年と言えばで小泉改革ですね。
実際に民営化・規制緩和・グローバル化・・・など
1980年代に英米で起こった改革が
日本では約20年遅れで起こりました。
全く同じではありませんが
その後の英米の15~30年の流れを見れば
日本がどのような動きを取るかが解ります。
英米と違うところは
日本は超高齢化と世界一の金融資産を持っている国ということです。
英米は1980年代から2010年代半ばまでの30年間で
超格差社会になりました。
おそらく日本も2000年代から2030年代半ばまでに
同じような流れで進む確率が高いかも知れません。
平成という時代は来年の春で終わりますが
2005年から2020年の15年間を
平成の後半戦とすると
冬から春の時代であるということです。
春の兆しは見出せましたか?
2000年代後半は団塊の世代が定年を迎え
2010年代後半は70代になっています。
経済的な問題ばかり取り上げられますが
それ以上に取り組むべきことは
老・病・死の問題ではないでしょうか。
バブル経済絶頂期から始まった平成の30年間は
まさに旧時代の崩壊・退廃・滅亡の秋から冬の時代でしたが
一方でIT化やイノベーションの起こった
新時代への転換と創業の冬から春への時代でした。
春の衣替えの準備は出来ていますか?
新元号である次の15年間は春から夏の時期ですね。
ちなみに2035年は団塊の世代が80代後半ですし
団塊ジュニア世代は60代半ばになります。
実年齢以上に、魂年齢の時代であることは間違いないのではないでしょうか。
日本人が歴史上はじめて迎える超高齢化社会です。
明るく前向きに自分たちが歴史を創って行くという意気込みで
生き活きと生きて・死んで行く方が愉しいかも知れませんね。
平成の最後の年はいかがお過ごしでしょうか!!