昔から
「十で神童・十五で才人・二十歳過ぎたら只(タダ)の人」
という言葉があります。
本当にそうですね(笑)
誰でも十歳ぐらいまでは
神様の童子のように才能に満ち溢れていますね。
アドラー心理学でも
心のベースは5~10歳ぐらいで決まるようですが
言い換えるのならば、10歳ぐらいから童心が無くなってくるということですね。
童心が無くなるということは、可能性が狭くなってくるということです。
15歳にもなると
昔は元服といって大人になる頃でした。
言い換えるならば、大人になるということは、成長が止まるということです。
現代人は良くも悪くも
大人になり切れない20歳が多いのですが
20代で社会人にもなれないお大臣も増えましたね(笑)
大正・昭和初期には「高等遊民」と言われる
大卒のフリーターや引きこもりもいました。
いつの時代も同じですね(笑)
只(タダ)の人であっても
きちんと社会人に成れることは
とても素晴らしいことだと思います。
この世の中を作っているのは只の人達ですからね。
たとえ無名であっても、どんなことであっても
コツコツと努力・精進を続けている人は
一流であり本物ですね。
人生において自己実現ができる幸せな人だと思います。