平成も残すところあとわずかになりました
この平成の30年間はいかがでしたでしょうか?
社会の季節は約15年程で変わり
30年も経つと夏と冬ぐらいに正反対になります。
平成元年と現在は、すっかり変わってしまいましたね。
バブル経済の絶頂と崩壊で、日経平均は3万8千円から
東日本大震災が起こった時に7千円ぐらいまで下がりました。
土地の値段も約十分の一ぐらいまで下がりました。
第二次安倍政権ぐらいからパラダイム転換が起こりましたので
現在は株価も土地も少し上がっていますが
平成の初期に比べるとまだまだ回復していません。
平成初期と違うことは
30年前は多くの人が景気の良さを感じましたが
30年後の現在は株価や土地の値段が上がっても
多くの人には不景気感が強いということですね。
またIT化やデジタル化によりすっかり様変わりしました。
産業にも大きく影響を与えて
産業革命と言っても良いぐらいの変化が起こりました。
また現在進行形で起こっていることは
超高齢化ですね。
戦後世代である最も人口の多い団塊の世代も
続々と70代を迎えています。
現在40代後半の、二番目に人口の多い団塊ジュニア世代が
70ぐらいになるこれから25~30年間は確実に高齢化が進みます。
平成が夏から冬に変わったように
令和の時代も冬から夏に変わって行くのではないでしょうか。
社会の変化や、人の価値観や、テクノロジーの発達など
次の30年でまた変わって行くことと思います。
欧米では失敗したと言われる
移民の問題もこれから起こることでしょう。
団塊の世代の老人が増える程に
「死に方」や、お墓の問題も多様化しています。
団塊ジュニア世代が老人になる頃には
すっかりデジタル化している可能性もありますね(笑)
AI(人工知能)化と、そのトラブルも
今後30年間の問題ではないでしょうか。
明治維新や昭和の戦後を振り返ってみれば
人間はパラダイム転換を乗り越えてきています。
多くの人は不安が大きいのかも知れませんが
平成から令和の時代のパラダイム転換も
歴史に学び、期待を持って
時代を創って行く気持ちの方が愉しいかも知れませんね。
平成という時代に感謝して
令和という時代を精一杯生きて行こうではありませんか。