フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。有力選手が登場する第5・第6グループ。
<G5>
#24 ブライアン・ジュベール(フランス)
「シルク・ド・ソレイユ」から「Mutations」♪ ニコライ・モロゾフ氏が振り付けた新しいプログラムのお披露目。キス&クライにモロゾフ氏が来ている。4回転トウループで転倒、トリプルアクセルは手をついた。3回転ルッツ+3回転トウループは問題なし。ステップに入る前に見得を切ると客席から黄色い声が飛ぶ。ソチでは完成形を見られるかな。73.29。
#25 フローラン・アモディオ(フランス)
「ラ・クンパルシータ」♪ 上が赤、下が黒のツートンカラーの衣装がよく映える。4回転サルコウをこらえて下り、トリプルアクセルはきちっと入った。3回転ルッツからのコンビネーションのセカンドが2回転に。最後のスピンで足換えのあとフリーレッグをついてしまって、0点になったのはもったいなかった。動きはキレキレなのでフリーに期待。78.60。
#26 ミハル・ブジェジナ(チェコ)
「山の魔王の宮殿にて」♪ 4回転サルコウに2回転トウループをつけ、3回転フリップ、トリプルアクセルとスカッと決まった。同じフレーズを繰り返しながらじわじわと激しさを増す曲に合わせて、力強くステップを踏んだ。82.80、シーズンベスト更新でトップに立つ。
#27 ヨリック・ヘンドリクス(ベルギー)
「キャラバン」♪ 最初にトリプルアクセルをオーバーターンしたが下りて一安心? 3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転ループときれいに入って、元気よくのびのびと滑っていた。終わって本人ガッツポーズ。73.21。
#28 コンスタンティン・メンショフ(ロシア)
「Coultergeist」♪ 少し衣装に色がついて派手になった? 4回転2本予定のプログラムだったが、冒頭のサルコウは3回転に。続く4回転トウループで転倒、コンビネーションにできず。トリプルアクセルはシャープだった。スピンの軸と回転速度は岡部さんにほめられている。ステップもかなりよくなってる感じ。72.12。
#29 アレクサンデル・マヨルフ(スウェーデン)
「コロブシュカ」♪ おなじみのロシア民謡で元気よく滑る。4回転トウループで片手をついたので単独にとどめ、次の3回転ルッツに3回転トウループをつけた。トリプルアクセルはオーバーターンしたがこらえた。テンポが上がっていくステップでは手拍子をもらいながら、ロシアジャンプやバレエジャンプでも拍手。79.62、パーソナルベスト。「上手になりましたね~」(岡部さん)
<G6>
#30 セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
「Two Guitars」♪ リプニツカヤと同じコーチに最近変更。2つのギターというタイトルの曲だけど、ほぼストリングスのアレンジ^^; 冒頭から4回転トウループ+3回転トウループがぴしっと決まり、3回転ループ、後半のトリプルアクセルもきれいに入った。曲のテンポが上がる終盤のステップもどんどん乗っていく。終わった瞬間ガッツポーズで吼えた。ファンから衣装そっくりの人形をプレゼントされて大喜び。パーソナルベスト更新の85.51でトップに立つ。
#31 トマシュ・ヴェルネル(チェコ)
「Duelling Banjos」♪ 冒頭の4回転トウループで着氷が乱れたので単独に。パンク(回転抜け)をしやすいアクセルをちゃんとトリプルで跳べた! 3回転ルッツに3回転トウループをつけてコンビネーションに。カントリー調の振付を楽しげに演じ、投げ縄ポーズから入るステップは盛り上がった。83.51。
#32 ペーター・リーベルス(ドイツ)
「Clocks」♪ 曲に合わせて衣装に時計の歯車が描かれている。両腕が長針と短針 4回転トウループは転倒したが回転はOKだった。トリプルアクセルと3回転ルッツ+3回転トウループを決め、ステップの動きも洗練されてきている。シーズンベストの77.42。
#33 ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン)
「Satan Takes a Holiday」♪ シーズン前半にジャンプで苦しんでいたのが嘘みたい 4回転サルコウ、トリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トウループ、どれも軽々と跳んでしまった。こうなるとコミカルな振付が生きてくる(ジャンプにミスが続くとひょうきんな顔で滑り続けるのはちょっとつらい^^;)。91.56、自己ベスト更新
#34 マクシム・コフトゥン(ロシア)
「フラメンコ」♪ 目の覚めるような4回転サルコウ+3回転トウループを決めたが、4回転トウループ予定の単独ジャンプが2回転に、これは規定を満たさないのでGOEが-3になってしまう。トリプルアクセルはすごくきれいだし、フラメンコらしい動きが随所にあってカッコよかったんだけど。83.15。
#35 シャフィク・ベセギエ(フランス)
「Heat」「Clozee Moutain Legend」♪ 若手だと思ってたけどもう24歳。4回転トウループを予定はしていたが、3回転に。でも3回転トウループをつけてコンビネーションにできたので悪くはない。トリプルアクセルと3回転ルッツも入って、面白い曲をうまく表現しながら頑張った。70.85。
結果、1位はついに90点越えしたフェルナンデス、2位ヴォロノフ、3位ヴェルネル、4位コフトゥン、5位ブジェジナ。ここまでが80点以上。マヨロフも6位と健闘したが、アモディオ7位、ジュベール9位とフランス勢は出遅れた。
5位のブジェジナくらいまではフリーで逆転のチャンスはありそう。さて、どうなる
フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。今夜もJ SPORTSで観戦。
<G1>
#1 イリヤ・ソロミン(スウェーデン)
「サラバンド」♪ 初出場の15歳、初々しい。コンビネーションが2-2になってしまってGOEは-3。丁寧にこなしていると解説の岡部さん。44.73。
#2 サクリス・ハイラペティアン(アルメニア)
「Joda Sen」♪ キャメルスピンから入る。ダブルアクセル、3回転トウループ+2回転トウループ、3回転サルコウとまあまあで下りる。変形イーグルが面白い。放送では弟のセラフィク選手の情報を伝えていたようだが、21歳のお兄さんのほう。42.90。
#3 ソンドレ・オドボル・ボウ(ノルウェー)
「ディック・トレーシー」「アンタッチャブル」♪ 16歳になったばかり、いかにもまだか細い。3回転トウループ+3回転トウループ、3回転ループ、ダブルアクセルとジャンプはミスなく決められた。スピンではずいぶん動いていってしまったが^^; 49.84。
#4 マヌエル・コール(オーストリア)
「Der Dritte Mann(第3の男)」♪ 懐かしいメロディ 3回転ルッツでは転倒したが、3回転サルコウ+2回転トウループを決め、ブレードを持ったハイドロブレーディングからのダブルアクセルでは拍手。この選手もスピンはじわじわ動いてしまい^^; コミカルな振付は楽しい。45.61。
#5 マルコ・クレポック(スロバキア)
「ピンク・パンサー」より「Perfect Day for a Murder」♪ まだ16歳だけど国内では2連覇中。3回転サルコウ+3回転トウループ、3回転ループ、ダブルアクセルと予定のジャンプは下りた。「まだスケートが浮いてしまう」(岡部さん談)、でも本人は満足そう。49.48。
<G2>
#6 アリ・デミルボガ(トルコ)
「Celtic Tiger」♪ リプニツカヤが使っている「シンドラーのリスト」をアレンジした曲。全身黒の衣装で渋いが、アップになるとキラキラする生地だった。3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップともにステップアウト、ダブルアクセルは決まった。46.56。
#7 クリストフ・フォルゴ(ハンガリー)
「Torn」「Resolve」♪ 地元の大きな歓声を受けて登場の20歳。3回転トウループ+3回転トウループがきれいに入ったが、フリップがシングルになってしまった。ダブルアクセルは高さがあったから、トリプルアクセルが跳べるようになる日も近いかな? 47.91。
#8 マシュー・パー(イギリス)
「Farruca y Rumba」♪ フラメンコにのってスピンから入る。3回転ルッツで転倒したが、3回転フリップに2回転トウループをつけてリカバリー、ダブルアクセルはOK。ステップはなかなかフラメンコらしく力強かった。ソチ五輪団体にこの選手が出場してくるかも。49.32。
#9 ポール・ボニファチオ・パーキンソン(イタリア)
「Wolfgang's 5th Symphony」♪ ベートーベンの第5(運命)をアレンジした曲。4回転サルコウに挑戦、残念ながら転倒。トリプルアクセルは下りた。3回転ルッツでステップアウト。コンビネーションは最初のサルコウが+comboの扱いになったようだ。最後のスピンでよろけて足を踏みかえてしまい、「2回足換えをした」扱いで0点になってしまったらしい。52.08。
#10 ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド)
「素敵なあなた」♪ 3回転ルッツで手をついたが、ダブルアクセルは大丈夫。3回転ループ+3回転トウループで転倒。「少し音に追いかけられてるような」(岡部さん談)、最後のスピンで音楽が終わってもまだ回っていた。48.55。
#11 マノル・アタナソフ(ブルガリア)
アストル・ピアソラ「オブリビオン」♪ 哀愁を帯びた曲を一生懸命表現しようと頑張っていた。3回転トウループ+3回転トウループのセカンドで両足着氷。ダブルアクセルはイーグルから決めた。3回転ルッツを片手上げで決めてにっこり。「もう少し動きがクリアだといい」(岡部さん談)。49.07。
<G3>
#12 ステファン・ウォーカー(スイス)
鼓童「Strobe's Nanafushi」♪ 勇壮な太鼓のリズムにのっていく。トリプルアクセルはオーバーターン、3回転ルッツ+2回転トウループと3回転フリップは下りた。衣装の腰のあたりにひらひらしてるのがついてるんだけど、何を表そうとしてたんだろう^^; 60.54、ここで初めて60点越えが出た。
#13 フランツ・シュトルーベル(ドイツ)
チャイコフスキー「ピアノ協奏曲」♪ ジャケットにボウタイの衣装はクラシックの演奏家のイメージ? トリプルアクセルはなんとか。3回転サルコウ+3回転トウループで転倒、単独3回転は大丈夫。「最初から音に遅れてた」(岡部さん談)。59.96。
#14 マチエイ・チェプルハ(ポーランド)
「セビリアの理髪師」♪ 紺系の衣装に赤い手袋が目立つ。3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転ループ、ダブルアクセルとスムーズに決まった。スピンも安定していて、ステップもコミカルで可愛い。65.84、シーズンベストでトップに立つ。
#15 ヴィクトル・ロマネンコフ(エストニア)
「ノートル・ダム・ド・パリ」♪ この曲を聴くと羽生結弦のプログラムを思い出すが^^; トリプルアクセルは転倒。3回転ルッツ+3回転トウループは決まったが、フリップがシングルになってしまった。「もっと滑り、フローがあれば」(岡部さん談)。55.43。
#16 ハヴィエル・ラヤ(スペイン)
「レ・ミゼラブル」♪ アクセルがシングルに。3回転トウループ+3回転トウループと3回転フリップはきれいに入った。スピンやステップは安定感があってまとまっていたので、アクセルのミスが惜しい。フェルナンデスとはまた違った、少し真面目なキャラ? 57.13。
#17 ヤコフ・ゴドロジャ(ウクライナ)
「トスカ」♪ この選手もおそらくソチ五輪団体戦に出場してくる。トリプルアクセルと3回転ルッツで着氷が乱れたが、3回転サルコウに2回転トウループをつけてリカバリー。「指先やつま先にも気を配ればもっとよくなる」と岡部さん。57.09。
<G4>
#18 ゾルタン・ケレメン(ルーマニア)
ミュージカル「スウィート・チャリティ」より「Rich Man's Frug」♪ 27歳のベテラン。トリプルアクセル、3回転フリップ+3回転トウループ、3回転ルッツとジャンプが全部決まったので、後半はノリノリ。パーカッションにのってコミカルな動きのステップも絶好調、終わってガッツポーズ。68.32、シーズンベストでトップに立った。世界選手権のミニマムポイントもクリア。
#19 ヴィクトル・ファイファー(オーストリア)
「The Hours」♪ しっとりしたピアノ曲。アクセルはダブルに、3回転サルコウ+3回転トウループはOK、3回転ルッツで転倒。曲げたフリーレッグを持ち上げて反対側の手でつかむ独特の姿勢のスピンはおなじみ。ゆったりと滑りを見せるプログラムは新しい一面かも。60.89。
#20 パヴェル・イグナテンコ(ベラルーシ)
「Ragtime Vabank」♪ まだ18歳。トリプルアクセルはオーバーターンしたが下りる、3回転ルッツ+3回転トウループはセカンドが転倒でダウングレード(by岡部さん)、3回転フリップは下りたが「エッジが…」と岡部さんに言われてしまった。キャメルスピンにスピードがほしい。55.99。
#21 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
映画「Swing Kids」より「素敵なあなた」「Sing Sing Sing」♪ トリプルアクセルをなんとか下り、4回転トウループもこらえた。3回転フリップ+3回転トウループはきれい。軽快な曲にのって元気よく滑った。68.68、シーズンベスト更新でトップに立つ。ここまでで初めて4回転を成功。
#22 ユストス・ストリード(デンマーク)
「Pinball Cha Cha」♪ 2008年まではスウェーデンの選手だったそうな トリプルアクセルはオーバーターン、3回転フリップはステップアウトで片手をついた。3回転ルッツで転倒でコンビネーションにできなかったのが痛い。もっと元気のいいときもあるんだけど。47.05。
#23 キム・ルシーヌ(モナコ)
「Mario Brothers」♪ 赤いシャツにブルーのパンツ、白い手袋でマリオになりきる ピコピコ音にぴったり合ったタイミングの動きで会場大受け。ジャンプはダブルアクセル、間にターンが入ってしまった3回転フリップ+3回転トウループ、3回転ルッツもクリーンではなかった。「トランジションはほとんど何もやってないんです」と岡部さんには厳しく採点されたが、明らかにウケ狙いで「勝ちにきてないならこれはこれで」。あとで録画を次男にも見せてやらなきゃ 60.00ときりのいいスコアになった。
第4グループまで終わって、まだ70点越えは出ていない。このあとはブライアン・ジュベールから。
フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。有力選手が登場する後半。
<G5>
ソニア・ラフエンテ(スペイン)
シューベルト「死と乙女」♪ コーチはブライアン・オーサー。冒頭のフリップが2回転に、続くループはコンビネーションにしてリカバリーできたが、アクセルがシングルになってしまった。ソチ五輪出場枠獲得もかなわず、今季は苦しんでいる。38.43。
カースティン・フランク(オーストリア)
「ボヘミアン・ラプソディー」♪ アイスダンス日本代表クリス・リード選手のガールフレンド(リード姉弟のブログより)。相変わらずコロコロした体形^^; 冒頭の3回転トウループはステップアウトしてコンビネーションにできず、サルコウも転倒。ダブルアクセルはきれいに決まった。37.44、ソチではもっといい演技を期待しよう。
ロベルタ・ロデギエロ(イタリア)
「Valetango」♪ 3回転フリップ+2回転トウループを最初に決め、3回転トウループは片手をついたが回り切った。大きなミスなく滑り切って48.52、技術点も26.44と世界選手権ミニマムに達した。
ニコル・ラジコワ(スロバキア)
映画「愛のイエントル」より「Papa Can You Hear Me」♪ 村上佳菜子のフリーと同じ曲。3回転トウループ+2回転トウループがきれいに入り、サルコウでオーバーターンしたが、ダブルアクセルはとてもよかった。柔らかな動きをしつつ丁寧にエレメンツをこなし、本人も満足の表情。49.00、世界選手権のミニマムもクリア。
サラ・ヘッケン(ドイツ)
「Van Helsing, Dracula」♪ ドイツのトップがヴァインツィエル選手になって、このところあまり見られない選手。3回転トウループのコンビネーションがファーストで転倒、次のジャンプも転倒して、決まったのはダブルアクセルだけ。可愛い顔だしバランスのいい体形で、ルックスはいいんだけど。35.20。
<G6>
エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア)
タンゴ・セレクション♪ 3回転ルッツ+2回転トウループ、サルコウ、苦手な(by解説の樋口豊さん)ダブルアクセルが決まるとにっこり。細かく緩急をつけたステップや、ポジションチェンジの素早いコンビネーションスピンなど、前のグループとは格が違うところを見せつける。久々にいい出来で、終わって大きく息をつき、それから両手でガッツポーズ、拍手しながら戻ってきた。54.78、まずはトップに立つ。
ヴィクトリア・ヘルゲション(スウェーデン)
「ミステリー・ワルツ」♪ 大きな声援を受ける人気の選手。冒頭の3回転トウループは着氷が乱れたので単独に、ループに2回転トウループをつけてリカバリー。レイバックスピンはヘアカッターやビールマンにしないけれど、姿勢がきれいで拍手。ワルツのリズムにのって大きな動きのステップは手拍子を誘う。52.55はそう悪くはない。
エレーナ・グレボワ(エストニア)
「Love In Three Acts」♪ ミュージカル系の曲で小粋に踊る。3回転トウループ+3回転トウループ、サルコウがきれいに決まり、ダブルアクセルも大丈夫。スピンのポジションチェンジを音に合わせたり、随所に工夫があって楽しいプログラム。54.68。
カロリナ・コストナー(イタリア)
シューベルト「アベマリア」♪ 初披露のプログラム。水色の生地に白い透ける生地を重ねてクリスタルをちりばめた衣装。伸びやかな流れのなかで3回転トウループ+3回転トウループ、ループ、ダブルアクセルと全て完璧。滑りでしか表現できない美しさを究めている。68.97。
マエ=ベレニス・メイテ(フランス)
「Question of U」♪ きびきびした動きに磨きがかかって、振付の細かいところも前より音をとらえるようになっている。3回転トウループ+3回転トウループを豪快に決め、ループがステップアウトしたのが惜しかった。個性的なステップや、パールからビールマンのスピンもいい。58.64。
アデリナ・ソトニコワ(ロシア)
「カルメン」♪ スリップドレス風の朱色の衣装、スカートの裾のほうにもクリスタルがちりばめられていて素敵。今、身長も体重も理想的な状態にあるようで、活力にあふれた動き。3回転トウループ+3回転トウループ、フリップ、スパイラルからのダブルアクセルと文句なし。変形キャメルスピンなど見せどころ満載、本人もガッツポーズと十字を切る満足のでき。70.73でトップに立った。
<G7>
ヨシ・ヘルゲション(スウェーデン)
「シルク・ド・ソレイユ」より「Mistere, Taiko」♪ すだれを下げたようなスカート部分がひらひらして可愛い衣装。コンビネーションは間にターンが入ってしまったが上手く2回転ループをつけた。太鼓のリズムにのったステップでは手拍子。54.25。
アリョーナ・レオノワ(ロシア)
「Barinya, Kalinka」♪ 久々のロシア民謡で、ジュニアから一気にブレイクした頃のような明るい笑顔で滑ってくれて嬉しい 3回転トウループ+3回転トウループ、フリップ、アクセルと決まるたびににっこり。アピールたっぷりのステップも楽しい。64.09。
ナタリー・ヴァインツィエル(ドイツ)
「フィーバー」♪ 冒頭のコンビネーションでファーストの後フリーレッグをついてしまい、それからセカンドを跳んだので「+COMBO」扱いになってしまった。ほかのジャンプはよかったし、「スピンもレベルが取れていた」(by樋口さん)。53.02。
ナタリア・ポポワ(ウクライナ)
「アランフェス協奏曲」♪ コーチはビクトール・ペトレンコ氏。黒いレースに青いクリスタルをちりばめた衣装。冒頭のコンビネーション予定がつけられず、リカバリーしたかった次のジャンプにもつけられなかった。47.01。
ヴァレンティナ・マルケイ(イタリア)
「帰れソレントへ」♪ とにかく衣装が可愛い 袖と背中、ウェストの唐草みたいな模様が金ラメで、スケート靴にも金ラメが入っていて、タイツにもラメ。背中でリボンを結んで乙女チック。3回転サルコウ+3回転トウループに挑戦、トウループは回転不足になったようだ。57.38。
ユリア・リプニツカヤ(ロシア)
「You Don't Give Up on Love」♪ いつもの氷に絵を描くポーズから。3回転ルッツ+3回転トウループ、ダブルアクセル、3回転フリップと余裕で決めた。スピンで全くトラベリングしなくなったのは偉い。69.97と思ったほど点が出なかったのは、演技構成点がそれほどでもなかったからか。コストナーやソトニコワほどは出せない、ということかな。
結果、SP1位にソトニコワ、2位リプニツカヤ、3位コストナー、4位レオノワ、5位メイテ、6位マルケイ。フリーに進む24人の最低スコアはジェナ・マコーケルの39.59、おおむね40点に達しなかった選手は進めなかったということになる。
上位は点差が小さいので、フリーで逆転もおおいにありそう。楽しみ
全米が終わったと思ったら、息つく暇もなく・・・
フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
イエヴァ・ゲイル(ラトビア)
アデル「Rolling in the Deep」♪ 初出場の16歳、まだあどけない。伝統ある欧州選手権の第1滑走で緊張したかな? ループがダウングレードになった感じだが、転倒なく滑り切ってほっとした顔。ステップはわりと丁寧。37.83。
アンナ・アフォンキナ(ブルガリア)
映画「アバター」より♪ ロシア生まれの17歳、コーチはアンドレイ・ルタイ。映画みたいな全身青のつなぎ衣装。3回転ルッツ+2回転トウループは頑張ったがダブルアクセルで転倒。最後はキャンドルスピンも見せたが、時間オーバー減点 31.15。
ミシェル・コウウェンベルグ(オランダ)
「タンゴ・アモーレ」♪ すらっとした黒髪の美人。ダブルアクセルは高さがあったがサルコウで転倒。20歳なので前の2人よりは大人っぽい雰囲気は出せていた。36.72。
シラ・サイギ(トルコ)
「バグダッド」♪ なんかコロンとした体形の選手 中東風の曲にのって、鮮やかなペパーミントグリーンの衣装がきれい。コンビネーションが2-2に、アクセルがシングルになり、サルコウで転倒、ステップに入ったところでも転倒。昨年はフリーにも進んだのに、今年はかなり口惜しい。25.88。
ターニャ・オーデルマット(スイス)
「白鳥の湖」♪ この曲だけど衣装は藤色。ループで転倒したが、ほかは全体にまとめてきた。サラ・マイアー引退後のスイス女子、期待の一人なのかな。39.42。
<G2>
アガタ・クリゲル(ポーランド)
「セラフィン」♪ 3回転トウループ+2回転トウループ、サルコウ、ダブルアクセルときれいな軸と高さで決めた。あまりスピードはなかったけど、一つ一つ丁寧に。練習通りにできた、という顔。43.59、技術点25.07は世界選手権のミニマムポイントまであと少し。
アンネ・リーネ・イェルセム(ノルウェー)
「Maria and Violin String」♪ ネーベルホルン杯でソチ五輪出場枠を獲得した選手。ハイウェストの薄手2枚重ねスカートがたくさん翻ってきれい。3回転サルコウ+2回転トウループ、ループで頑張り、アクセルもまあまあ。46.63、技術点26.43は世界選手権ミニマムをクリア。
インガ・ジャヌレヴィシウテ(リトアニア)
「バッカナール(サムソンとデリラ)」♪ 全身鮮やかな赤の衣装で、ウェストと袖口にあしらった金が映える。バランスのいい体形の選手。3回転ルッツ+2回転トウループ、3回転フリップと少しジャンプの難度が上がった。44.24、技術点26.06とこちらも世界選手権ミニマムをクリア。
ヤニナ・マケーンカ(ベラルーシ)
「Iunona and Avos」♪ クリームイエローの衣装って、欧米の選手には珍しい気がする。3回転サルコウ+2回転トウループとダブルアクセルはきれいに決まったが、ループがシングルに 39.44。
エリスカ・ブレジノワ(チェコ)
「タンゴ・アモーレ」♪ 男子シングルのミハル・ブレジナ選手の妹で、コーチの一人はお父さん。黒地に赤をあしらった大人っぽい衣装で、3回転ルッツ+2回転トウループ(片手上げ)、ループ、ダブルアクセルとうまく下りた。キャメルスピンの姿勢がきれい。ソチ五輪にはネーベルホルン杯で枠を獲得したウコロワ選手が出るのだそう。47.10、この時点でトップに立つ。
<G3>
ローリーヌ・ルキャバリエ(フランス)
曲名未確認。グループ3になるとジャンプ難度もやはり上がってくる。ルッツやフリップを入れ、しっかりまとめて小さくガッツポーズ。49.12。さっそくトップに立つ。
ダサ・グルム(スロベニア)
「Prica o Vasi Ladackom」♪ 濃紺のノーブルな衣装。3回転+3回転に挑んだがセカンドで転倒、単独ジャンプも転倒、アクセルがシングルに。ミスが続いて残念そう。38.52。
マルタ・グラシア(スペイン)
タンゴ・セレクション♪ 熱烈な応援団に後押しされて、おかっぱの黒髪をなびかせながら元気よく滑る。3回転ループ+2回転トウループなどジャンプを決め、大きなミスなく終わって本人大喜び、キス&クライでは涙ぐむ。44.61。
アニタ・マドセン(デンマーク)
「Totentanz(死の舞踏)」♪ 3回転ループにつけたセカンドが1回転になり、アクセルもシングルに。見ているコーチが口惜しがる様子が映った^^; 38.42。
ダニエル・モンタルバノ(イスラエル)
「リベルタンゴ」♪ 以前はペアの選手で、シングルは24歳で初出場。冒頭のジャンプで転倒、次のサルコウに2回転トウループをつけてリカバリーできたが、ダブルアクセルでも転倒。全体に動きが直線的で固かったかも。33.87。
<G4>
ユリア・トゥルッキラ(フィンランド)
「火の鳥」♪ 相変わらず細っこい体の選手。3回転トウループ+3回転トウループがきれいに入った。サルコウは着地が乱れたがダブルアクセルはOK。ステップは町田樹のプログラムほど音にぴったりとはいかないが^^; かなり頑張って本人は満足そう。50.42。ここまでで初めて50点越え。
フルー・マックスウェル(ルクセンブルク)
「I'll Stand by You」♪ 3回転ループは両足着氷。ダブルアクセルで転倒、トウループが2回転で単独にとどまったのでコンビネーションなしとなってしまった。きれいな姿勢のスピンや、細かい振付で表現したステップなど、ベテランらしくしっとりと見せてくれたので惜しい。36.48。
カート・ヴァン・ダーレ(ベルギー)
「レ・ミゼラブル」より「Bring Him Home(彼を帰して)」♪ 3回転サルコウ+2回転トウループ、ダブルアクセル、3回転トウループと難度は高くないもののジャンプは全て決まった。スピンで少しトラベリングがあったり、レベルの取りこぼしがあった感じ。46.18、技術点25.41で世界選手権のミニマムにわずかに届かず。
イサベル・オルソン(スウェーデン)
「Moviola」♪ 3枠のスウェーデン勢の一人、金髪美人 ループで転倒、ルッツからのコンビネーションはセカンドがシングルに。ジャンプが決まれば見栄えがすると思うんだけど。43.97。
ジェナ・マコーケル(イギリス)
「幻想の海」♪ 27歳のベテラン。3回転フリップ+2回転トウループを決めて波にのるかと思ったが、単独のトウループで転倒、ダブルアクセルもほぼ下りてたのに転倒。どちらも痛そうな、起き上がるのに時間がかかった転倒で、終わったとき顔に痣ができてような…。観客からは大きな手拍子をもらっていた。39.59。
20人滑って、トップはトゥルッキラ、2位にルキャバリエ、3位にブレジノワがつけている。
あと17人
月曜ドラマから書きたいところだけど、昨日は見てなかった^^;
・福家警部補の挨拶(フジテレビ夜9時~)
何かで原作のことを知って、読んでみたいと思っていた。先に犯罪の様子を全て描写する、いわゆる“倒叙”もの。あまり刑事らしく見えない女性の警部補が、犯人を追いつめていくストーリー。
福家警部補役は檀れい。原作は表紙しか見てないけど、ちょっと原作より美人かも(笑)。鑑識の二岡(柄本時生)がなぜ顎で使われているのかは、今のところ不明。「警部」と呼ばれることに妙にこだわる上役は稲垣五郎。
わりと淡々と、あまり表情を変えずに、さくさくと調べては犯人につきつけていく。刑事コロンボの、ややわざとらしく下手に出て懐に入り込んでいく態度とはまた違って面白い。
倒叙なら、原作を先に読んでもつまらなくはない? でも追いつめる方法がわかっちゃうとダメかな? 原作も気になる
・チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮(フジテレビ夜10時~)
シリーズ4作目。心療内科医の田口が地方の病院に派遣されると、そこには厚生労働省の白鳥が皮膚科医として働いていた?! 「助けて。碧翠院は一度入ったら出られない病院です」という訴えの手紙を受け取った白鳥が調査に乗り出していた、というスタート。
原作では田口&白鳥の話ではないのだそうだが、調査をしつつ毎回何かしらのエピソードもある。末期がんの患者とその息子たち、それぞれの想いを田口がすくい取る。
柳葉敏郎演じる病院長が、かつては外科医で、監察医も務め、僧侶の資格も得て葬式も出す 面倒見が良すぎる病院?!
フジテレビのまわし者なわけじゃないけど、たまたまそうなりました
2014全米フィギュアスケート選手権、男子フリー。生中継、私は朝までもつかしら アメリカ男子は2枠、これは熾烈な戦い・・・
<G1>
ダニエル・ラード SP:52.98 FS:108.03 合計:161.01
ビッグバンドメドレー♪ なんとなく重たげで少しオッサンに見える^^; トリプルアクセル2本は入ったが他で転倒が2回。頑張ったけど、、、
スコット・ダイアー SP:55.78 FS:100.97 合計:156.75
曲名を聞き逃した。ジャンプがなかなか決まらず、転倒やシングル、ダブルになるものがいくつか。
ロバート・プルゼピオスキ SP:47.00 FS:100.34 合計:147.34
曲名言ってくれないんだけど 昔の映画音楽みたいな雰囲気の曲。3回転+2回転がやっと、くらいの構成だが、後半にいくにつれて気持ちはのってきているのが見えた。ジャンプが決まると嬉しそうにして、終わった瞬間はガッツポーズ、達成感あったかな。
フィリップ・ウォーレン SP:55.80 FS:113.24 合計:169.04
曲は「キル・ビル」など(たぶん)。トリプルアクセル2本に挑んだが、ステップアウトと転倒。3回転ジャンプはけっこうきれいに入った。スピンできちんと回れないミスが2つも出たのは残念。
なんだか氷が溶けかかっているのか、妙に氷面が光っているし、ブレードの動きにつれてしぶきが上がっているように見える。大丈夫かな、、、
<G2>
ティモシー・ドレンスキー SP:61.76 FS:123.08 合計:184.84
タンゴの曲。冒頭にきれいな片手上げジャンプを決めるが、トリプルアクセルの転倒や、コンビネーションが1-1になったり、惜しいミスも多かった。スピンも少しあやしい^^;
キーガン・メッシング SP:61.15 FS:136.30 合計:197.45
「マスク・オブ・ゾロ」♪ 羽生結弦が世界ジュニアで優勝したとき4位だった選手。最初に4回転+3回転を決め、元気よく滑っていく。2本目の4回転はやや乱れる。トリプルアクセル予定がダブルになったのもあったが、ステップなんかはきびきびと動いていた。キス&クライで得点を待つ間にヨーヨーを披露
ショーン・ラビット SP:60.58 FS:122.76 合計:183.34
「Sing Sing Sing」に「タキシード・ジャンクション」を挟み込んだ曲。転倒したジャンプもあったが後半に3回転+3回転も入って、楽しげに見せる振付を表現していた。
スティーブン・キャリエール SP:64.42 FS:138.83 合計:203.25
曲はクラシック(オペラ系?) 地元ボストンの選手。2007世界ジュニアのチャンピオン(このときパトリック・チャンが2位、無良崇人8位町田樹9位)で、2008世界選手権では10位(このとき高橋大輔4位、小塚孝彦8位)と実績のある選手。4回転サルコウに挑戦したが回転しきれず。全部がクリーンとはいかなかったが、細かい工夫がいろいろあったのはベテランらしい。
ここでスカラシップ関連のセレモニー。シニア女子で9位のハナ・ミラーや16位だったヤスミン・シラジ選手も紹介されていた。学業やさまざまな活動でも優れているスケート選手に奨学金などが贈られるらしい。
<G3>
ルーカス・カウガース SP:64.57 FS:114.75 合計:179.32
ミュージカルか映画からか、ドラマチックな曲。今季からシニアに参戦の18歳。ジャンプは右回転で、冒頭の3回転+3回転はとてもよかった。所作や姿勢はわりときれいな感じ。
グラント・ホッチステイン SP:64.62 FS:133.88 合計:198.50
ピアノ協奏曲らしき曲。羽生結弦が優勝した2010世界ジュニアで5位だった選手。4回転とトリプルアクセルで転倒、コンビネーションのセカンド・サードが1回転になる等、ジャンプは成功率が低かった。3回転+2回転ではセカンドを両手上げにして歓声を受けていたが、、、
ダグラス・ラザノ SP:75.18 FS:157.25 合計:232.43
「トゥーランドット」♪ 冒頭にトリプルアクセルが入る。続いて4回転はステップアウト。2本目のトリプルアクセルがコンビネーションにできなかったが、ほかのジャンプはどれもプログラムの流れの中でほぼクリーンに決められた。終わった瞬間大きくガッツポーズ、コーチと抱き合ってうれし涙。
ブランドン・ムロズ SP:70.57 FS:138.12 合計:208.69
たぶんミュージカルの、以前レイチェル・フラットが使ってた曲。冒頭に4回転+3回転を決めたが、続くジャンプはおそらく4回転が2回転に。ほかにもポップしたジャンプがあった。ドラマを演じる振付はところどころで演じていて、終盤は盛り上げた。
ロス・マイナー SP:71.94 FS:152.87 合計:224.81
「ボストン・ストロング」♪ 知らなかったが地元ボストンの選手だった!ボストンマラソンのテロ事件犠牲者に捧げるプログラムだそうだ。そうと知って見ると、明るいレースの様子や事件の衝撃、悲しみとそれを乗り越えるプロセスが表現されていたと思う。トリプルアクセル予定がシングルになったり、ジャンプにはいくつかミスがあったが、観客は立ち上がって拍手していた。
<G4>
ジョシュア・ファリス SP:78.37 FS:169.69 合計:248.06
「シンドラーのリスト」♪ 4回転は転倒したが、トリプルアクセル2本は頑張った。スピンやステップなど一つ一つ丁寧にこなし、なめらかな体の動きで惹きつけてくれる。
マックス・アーロン SP:86.95 FS:173.49 合計:260.44
「カルメン」♪ 全身ほぼ黒の衣装。冒頭に4回転+2回転を決め、続く4回転サルコウは手をついた。トリプルアクセル2本も入ったが、1回転ループをはさむ3-1-3は最後が2回転に。振付がカルメンらしいかどうかは微妙^^; でも観客はのっていた。
アダム・リッポン SP:77.58 FS:144.61 合計:222.19
「牧神の午後」♪ 4回転ルッツに挑むか?と言われていたが、1回転になり トリプルアクセル2本とも1回転は痛い。「アクセルジャンプを跳ぶ前に体を反りすぎてしまう」と解説の杉田さん談。滑りの美しさは絶品だけに惜しい。
ジェイソン・ブラウン SP:87.47 FS:182.61 合計:270.08
「Reel Around the Sun」♪ おなじみのリバーダンス、滑り出しのスパイラルからダブルアクセルでもう拍手。トリプルアクセル+3回転トウループ、2本目のトリプルアクセルも両足着氷になったが下りた。片手上げルッツや3-1-3も入る。ステップ、コレオシークエンスでは会場全体が手拍子。4回転こそないが、ジャンプの前後の工夫や動き、すべてが一つの流れになって最後まで目が離せなかった。
リチャード・ドーンブッシュ SP:92.04 FS:144.34 合計:
ビートルズ・メドレー♪ 4回転やトリプルアクセルで回転が抜けたのが3つ、、、それでも気持ちを切らさずに終盤の明るい曲調を元気よく滑ったのは偉い。「体はよく動いているのに、体が先に行ってしまってスケートにのっていなかった」杉田さん談。
ジェレミー・アボット SP:99.86 FS:174.41 合計:274.27
「エクソジェネシス交響曲第3番」♪ 28歳、最後の全米選手権の演技。冒頭の4回転入った!トリプルアクセル2本もOK。3-3予定が2-2になったのもあったが、ほかは多少バランスを崩しても頑張って下りた。あの印象的なコレオシークエンスで氷に手をつく姿は、みんなきっと忘れないだろう。終わってやり尽くした顔で涙した。
観客席の女性が涙ぐみながらハグしていたが、顔が似てるからお母さんかも?
結果、優勝はアボット、2位にブラウン、3位アーロン、4位ファリス。SP2位のドーンブッシュは5位。マイナーが7位、リッポンは8位だった。
五輪に行くのは、アボットとブラウンになるんだろうか?
表彰式にブライアン・ボイタノが出てきた。五輪代表についてはまたあとで。
2014全米フィギュアスケート選手権、女子フリー。せっかく生中継なのに寝坊した
というわけで、グループ1は結果だけ。
<G1>
ヴァネッサ・ラム SP:48.98 FS:83.23 合計132.21
キャロライン・ジャン SP:47.87 FS:85.19 合計133.06
レイチェル・フラット SP:46.57 FS:88.57 合計135.14
今シーズンで引退を決めているらしい。
ヤスミン・シラジ SP:44.67 FS:95.06 合計139.73
映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」より♪ 足換え逆回転スピンなど見所はいろいろのプログラム。跳びあがれなかったサルコウジャンプなどが惜しい。
<G2>
アグネス・ザワツキ SP:54.18 FS:98.98 合計153.16
「ラ・クンパルシータ」「タンゴ・ジェラシー」♪ ジャンプで着氷の乱れやダブルになるミスが続いて、かなり不本意な出来になってしまい、キス&クライに座ると涙。
フランチェスカ・キエラ SP:52.81 FS:82.91 合計135.72
「ラプソディ・イン・ブルー」♪ 鮮やかなブルーの衣装。転倒やシングルになったジャンプがあったが、最後まで元気よく滑り切った。
コートニー・ヒックス SP:51.69 FS:116.99 合計168.68
映画「エビータ」より♪ ダブルになったジャンプもあったが、後半盛り上がって力強く表現。「ジャンプに入る前に必ず工夫があった」解説の岡部さん談。
キリ・バガ SP:54.02 FS:95.15 合計149.17
「バッカナール(サムソンとデリラ)」♪ 「スピンが上手」と岡部さん。ジャンプはまだあまり高難度ではないが、持てる力は出した感じ。
ジョエル・フォルテ SP:50.53 FS:73.07 合計123.60
映画「Mr. & Mrs. スミス」より♪ スピーディーな曲で頑張ったが、ジャンプで両足着氷になったり転倒も。「もっと彼女に合った優雅な曲がよかったのでは」岡部さん談。
<G3>
サマンサ・セザリオ SP:54.88 FS:119.09 合計173.97
「カルメン」♪ 冒頭からほぼミスなくジャンプを決めていった。切れのいい動きでカルメンらしさを表現、「音楽の質を高める、プログラムのコンセプトを表現するコレオシークエンス」と岡部さん。
バービー・ロング SP:55.55 FS:108.24 合計163.79
「ワルソーコンチェルト」♪ 今季からシニアの選手。こちらもミスなく、きれいにまとめた。ジャンプの高さがあまりないけれど、実力は発揮。
アンジェラ・ワン SP:54.40 FS:94.53 合計148.93
「スペインの庭の夜」♪ ダブルやシングルになってしまったジャンプがあって少し残念そう。エレガントな雰囲気があって素敵なんだけど。
リア・カイザー SP:57.41 FS:102.92 合計160.33
「シェヘラザード」♪ 一生懸命滑った感じ。ダブルアクセルで転倒とか、ダブル予定がシングルのミスはあったが、今後伸びそうな印象。
ハナ・ミラー SP:57.49 FS:103.92 合計161.41
「プリマベーラ」♪ 曲のタイトル(春)に合わせて花がたくさんあしらわれた衣装。回転や着氷など細かいところは完璧ではなかったが、ステップはよく体が動く。最後までスピードがあった。「止まるところがなく、すべての動きがつながっていたのがよい」と岡部さん。
マライア・ベル SP:56.72 FS:92.72 合計149.44
映画「タイタニック」より♪ シャープな動き、笑顔で滑ろうと意識しているのが見える。シングルになってしまったジャンプなど、もったいないところが多かった。
<G4>
クリスティーナ・ガオ SP:60.91 FS:102.12 合計163.03
映画「天使と悪魔」より♪ 冒頭に3回転フリップ+3回転トウループを決めて波に乗ったかと思ったが、後半に転倒が2回、シングルになってしまったジャンプも。観客が励ましの拍手を送り、最後まで気持は切らさずに頑張った。
アシュリー・ワグナー SP:64.71 FS:118.03 合計182.74
プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」♪ 冒頭から3回転+3回転に挑んだが、セカンドで転倒。後半にも転倒があり、本来の出来ではなかったのでキス&暗いでは落ち込んだ顔。表現は豊かで美しかったんだけど。
アシュリー・ケイン SP:61.45 FS:90.19 合計151.64
グノー「アベマリア」♪ 清楚な純白の衣装。前半でシングルになったジャンプが2つ、回り切れずに下りたジャンプもあってどうなることかと思ったが、観客の拍手を受けて後半は立て直した。
ポリーナ・エドマンズ SP:66.75 FS:126.88 合計193.63
「ペール・ギュント」より「ソルヴェーグの歌」「朝」♪ 最初から3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップ+1回転ループ+3回転サルコウを決めていく。長い手足を伸びやかに動かして、なめらかでスピード感のある滑り。15歳の若々しさ全開でこれからが楽しみ。
長洲未来 SP:65.44 FS:125.30 合計190.74
ジェームス・ボンド・メドレー♪ 最初のコンビネーションをなんとかこらえて下りたところから、集中力がアップ。曲の緩急を表す所作やつなぎにも拍手が起こる。ときどき顔をつんと上げるポーズが可愛い。ミスなく終盤に入ると歓声も大きくなり、最後のスピンを回っている間に観客がもう立ち上がっていた。回転不足を取られやすいので得点が出るまで心配そうな顔だったが、高得点にうれし泣き。
グレイシー・ゴールド SP:72.12 FS:139.57 合計211.69
「眠れる森の美女」♪ 冒頭から3回転ルッツ+3回転トウループ、続いてダブルアクセル+3回転トウループを決める。フリップで片手をついた以外は全くミスがない。ハープの調べにぴったり合ったスピンが美しい。コレオシークエンスの途中にダブルアクセルがある面白い構成。最後のジャンプを下りると自分でもガッツポーズ。
「フランク・キャロルコーチの指導を受けるようになってから、一つ一つ丁寧にやるようになった」岡部さん談。
結果、グレイシー・ゴールドが全米史上最高得点で優勝。2位ポリーナ・エドマンズ、3位長洲未来、2連覇中だったアシュリー・ワグナーは4位。ソチ五輪代表選考は全米の結果だけでなく、実績も考慮するという話なので、ワグナー選手も可能性は十分ありそう。
さすがに見ごたえあった
フィギュアスケートで年明けに国内選手権を行う国の一つ、アメリカの2014全米選手権が始まった。今年もJ SPORTSで観戦 今日は女子ショートプログラム。
<G1>
アシュリー・ケイン
ロックアレンジのフラメンコ♪ JGPシリーズには出ていたことがあるが、シニアでは予選を勝ち抜いての出場。3回転フリップ+3回転トウループなどジャンプを全部決め、スピンもかなりいい。ほぼノーミスでガッツポーズ、第1滑走から61.45。
フランチェスカ・キエラ
「マトリックス」♪ 昨年ノービスで予選突破できなかったが、今年ジュニアをスキップしてシニアに挑戦、地区大会では170点台をマークしたという注目選手だそう。力強いスケーティングでスピード感がある。一つ一つの動きがきびきびしていて、堂々のデビュー。52.81。
バービー・ロング
サン=サーンス「白鳥」♪ この選手もJGPシリーズ出場経験がある。純白の衣装がエレガント。スピンから入り、ジャンプを2つ後半に入れていた。55.55。
ジョエル・フォルテ
「Feelin' Good」♪ 全米ではおなじみの選手、最年長の27歳。韓国生まれというのは初めて知った。ジャンプ3つ、スピンなどもきっちりできていたが、解説の岡部さんは「全体に動きが単調」と惜しむ。50.53。
マライア・ベル
「ベサメ・ムーチョ」「マラゲーニャ」♪ 昨年ジュニア2位。今季JGPでは3位と7位。赤地に黒のレースを重ねた衣装が素敵。前半ジャンプが決まって、後半どんどんのってきて、スピンのきれもよかった。本人大満足の出来。56.72。
<G2>
キャロライン・ジャン
「オペラ座の怪人」♪ 最初の3回転ループ+2回転ループで、セカンドジャンプが途中で開いてしまった。フリップやダブルアクセルは決まり、スピンも今日はビールマンができたが、47.87。コーチが今はいないらしい、、、
ヴァネッサ・ラム
「イルミネーション」♪ 鮮やかなピンクの衣装。ルッツではステップアウトで片手をつき、コンビネーションジャンプで間にターンが入った。でもイナバウアー、イーグルからダブルアクセルなど、工夫が多いプログラム。「つま先まで神経がいくとエレガントになる」(岡部さん談)。48.98。
ヤスミン・シラジ
地元ボストンの大声援。3回転トウループ+3回転トウループに挑戦したが、セカンドで惜しくも転倒。ループが1回転になってしまった。17歳になって大人っぽくなってきた。44.67。
リア・カイザー
「アランフェス」♪ ジュニアではグランプリファイナル出場もある選手。冒頭の3回転トウループ+3回転トウループがきれいに決まって波にのる。トランジションに工夫があると岡部さん。57.41
レイチェル・フラット
バーバー「弦楽のためのアダージョ」♪ 久しぶりにこの選手を見る。冒頭のルッツがシングルになってしまったが、フリップに2回転トウループをつけてリカバリー。静かな曲の終盤を盛り上げる大人のステップシークエンスは魅力的で、最後のイーグルの連続などは"girl"じゃない"lady"でなければ見せられない。46.57。
<G3>
コートニー・ヒックス
タンゴの曲。スタートポジションについてから曲が鳴るまでに間が空きすぎてやり直しになるハプニング。コンビネーションは間にターンが入ってセカンドもトリプルを跳んだが転倒。昨年より体が大きくなった感じ。51.69。
アンジェラ・ワン
ピアノの美しいメロディの曲。動きや構成がきれいで、次第に盛り上がっていくプログラム。ジャンプが予定通りにはいかず、本人は少し残念そう。54.40。
長洲未来
ガーシュイン「The Man I Love(私の彼氏)」♪ 冒頭に3回転トウループ+3回転トウループが決まってにっこり。ループ、アクセルもきれいに見えた。スローパートでしっとり見せたステップもよかった。スカッとする演技に観客大歓声。65.44、トップに立つ。
クリスチーナ・ガオ
「Close Without Touching」♪ ストリングスが奏でる曲。こちらも3回転トウループ+3回転トウループを決め、アクセルやループもばっちり。カーブを描くイナバウアーなど、この人の魅力が十分。ステップの中で2度つまずく場面があったのがもったいなかった。60.91。
グレイシー・ゴールド
グリーグ「ピアノ協奏曲」♪ シーズン途中で曲を変更。高く髪を結いあげデコルテを強調した衣装、クラシックらしいクラシックで少し大人っぽい演出。3回転ルッツ+3回転トウループをクリーンに下り、いきいきと動く。ノーミスの演技にちょっと感極まった表情。72.12、70点越えでもちろんトップ。
<G4>
ハナ・ミラー
「火の鳥」♪ 力強い滑り出しはキャメルスピン。3回転ルッツに付けた2回転トウループは両手上げ、フリップもびしっと決まった。ステップもよく動いていたが、最後の要素のダブルアクセルで転倒してしまい、本人はすごく口惜しそう。57.49、得点を見て少しほっとした顔になった。
キリ・バガ
「黒い瞳」♪ ジャンプに3-3はなく、単独ジャンプもサルコウなので基礎点はあまり高くないが、ノーミスで満足そう。スピンの回転が速く、曲の音に振付をうまく合わせ、テンポが速くなる曲調にのったステップもよかった。54.02。
アシュリー・ワグナー
「クレイジー・ダイヤモンド」♪ コンビネーションは3-2になったが、大きなミスはなし。ポニーテールをなびかせて滑り切った。64.71。
アグネス・ザワツキ
映画「Sex and The City 2」より♪ 3回転トウループ+3回転トウループは高さもあってよかったが、ルッツが2回転になってしまった。54.18、かなりがっかりした顔。
サマンサ・セザリオ
「フィーバー」♪ 今季シニアに上がってGPデビューした選手。コンビネーションは3回転ループ+2回転ループ。スピンで少しバランスを崩すところがあったが、全体ではまとめた。54.88。
ポリーナ・エドマンズ
「ベサメ・ムーチョ」などラテンのメドレー♪ レモンイエローの鮮やかな衣装。Edmundsという名字だがロシア系でもあるらしい。まだ15歳で今季はジュニアグランプリファイナル4位。細長い手足がよく動く。3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップと基礎点の高いジャンプが決まり、ノーミスの演技で最終滑走を飾ってくれた。66.75と2位につけた。
結果、首位に立ったのはグレイシー・ゴールド。2位ポリーナ・エドマンズ、3位長洲未来。3連覇をねらうワグナーは4位。5位アシュリー・ケイン、6位クリスチーナ・ガオまでが60点以上。ソチ五輪に出る3人は誰になるのか? フリーも楽しみ
フジテレビ“水10”、2014年1月期は三浦春馬主演「僕のいた時間」。ALS(筋委縮性側索硬化症)にかかった青年が、病と向き合っていく物語。
今日「笑っていいとも」のテレフォンショッキングでドラマの紹介をしていた。タモリが「ALSって日本語で言うと難しいんだよね」というと、即「筋委縮性側索硬化症」とマイクに口を近づけて丁寧に言う。患者や家族、医療関係者が作る団体の日本ALS協会が制作に協力していることもあって、おろそかにしたくないんだろう。
治療法がまだ見つかっていない、10万人に4、5人の難病。筋肉が少しずつ動かなくなっていくので、「次にどんな動作ができなくなるのかわからない」。身体的なつらさより、精神的につらい。
ドラマではまず主人公・拓人の就職活動1年間を追っていく。病院の長男で医者になることを期待されていたが応えられず、その期待は弟に向かっている。なかなか内定が取れず、父には「名前も聞いたことがない会社に入るくらいなら、うちの病院で事務をやれ」といわれる。
面接で会った女子学生・恵(多部未華子)と、しばらくたってからキャンパスで再会。就活からの現実逃避に2人で海へ行ってみたり、何度か顔を合わせながら少しずつ距離が縮まっていく。
4年の冬になって、練習してきた自己紹介をかなぐり捨てて本音をぶっちゃけた面接で、とうとう合格。しかし気づかないうちに、病魔がしのびよっていた・・・
サークルの先輩とフットサルをしていて突然足が動かなくなって倒れたり、恵の自転車を押そうとしてつかみそこねて倒したり、というのが第1回で示された兆候。第2回からは、自分でも自覚せざるを得ないような症状が出てくるらしい。
三浦春馬を見ていて、18、9歳の頃に比べると顔がきつくなったと感じた。役柄が役柄だから、普段より体を絞っているのかもしれないが、顎が尖ってる 今23歳だそうだから、また顔つきが変わる時期なのかな。
親の期待通り医学部に入れそうな弟が見下すような口をきいても、親友が目の前で内定の電話を受けても、さらっと受け流してにこっと笑って見せる、その瞬間にじわっとにじむ内心が、ちゃんと表現できる役者。ただのイケメン俳優ではない。
以前たまたま見た子役時代(中1くらい)の顔が、ふっと浮かんだ。怒りをあらわにする表情なんか、そのままかも
「笑っていいとも」のアンケートで、「海外で年越ししたひと」を最初2人と予想、客席が「え~」というので4人に訂正したら、2人だった 「最初のは当たってましたね」あ~あ~とみんなががっかりする中で、「決して皆さんのせいじゃありませんから」。君、いい人すぎ
弟役の野村周平、親友の風間俊介、先輩の斉藤工などなど、脇の役者たちもいい感じ。内容はシリアスだけど、まずは来週もチェック
5日から始まった今年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」。第1回は主人公の少年時代の話なので、子役たちが活躍
のちに官兵衛となる万吉は、武芸や勉学にはあまり打ち込めないが、興味をひかれたことには夢中になって、厠に行くのも忘れる(結果小便をたれる)ほど。演じる若山耀人(名前は「きらと」と読むそうな)、くりくりした目が愛くるしい10歳。
諸国を旅してお札を配って歩く御師の娘、おたつが何かと万吉の世話をやく。病気の母のために隣国領内まで薬草を取りに行く万吉につき従い、「世話になったから褒美をやろう、何がいい」と問われて「お嫁にしてください!」 まっすぐ告っちゃう元気な娘を演じるのは三池怜菜、こちらは12歳。
若殿・万吉の守役の息子で、若殿に振り回されながらお伴をしている母里武兵衛役は大島康太。この子も小5か小6くらい?
次回からはもう大人になってしまうので、生き生きした子役たちは1回限りらしい。万吉役の若山耀人くんだけは、官兵衛の嫡男・松寿丸の役で再登場が決まっているらしいが、、、
若山耀人くん、ずっと「似てる!!!」と思いながら見ていた。誰に似てるって、フィギュアスケート・ジュニア男子の宇野昌磨選手に、なんか雰囲気がそっくり
次に出てくるときは、少し大きくなっているのか、それとも同じ時期に撮りためてあるのか。ちょっと楽しみ
2014年元日は、NHKのBS1でソチ五輪関連番組のハシゴした
まずは「徹底ガイド ソチオリンピックと7つの疑問」。ゲストの素朴な疑問に、競技経験者ゲストや刈屋解説委員が答える形。
「ジャンプ女子、小柄な高梨選手はどうして遠くまで跳べるの?」ジャンプは身長でスキー板の長さが決められるから、大柄な選手が有利なのだそうだが、高梨選手はとにかく踏み切りから飛行姿勢を作るのが速く、しっかり揚力を得ることができるのだとか。
という説明をするために出てきた舟木和喜さんは「スケルトンってこわくないの?」と投げかける。超スピードで頭からつっこんでいくのは、ジャンプの選手でも怖いと思うのだ。「ジャンプは踏み切りと着地は平地だから、間を抜いたら幅跳びと同じ」という舟木氏に、全員が「いやいやいや」と手を顔の前で振る
スケルトン選手のVTRと、スタジオに現物のそりが登場して実際に寝そべってみたり。最初は怖いけど、結局慣れるらしい。
「選手は何で生計を立てているの?」と現実的な疑問を出したのは豊田エリー。家庭持ちは確かに気になる?! 女子ホッケー“スマイルジャパン”の選手たちに取材すると、「幼稚園の先生をしていたが両立が難しく退職、居酒屋でアルバイト」等。企業スポンサーを募ってプレゼンしたり、みんなそれぞれ大変だ。
実は番組の最初に「フィギュアスケートの採点法って?」が取り上げられて、技術点と演技構成点に分けて八木沼純子と刈屋解説委員がせっせと説明。VTRにはジャッジの岡部さんも登場していたが、疑問を提出したパックンは「・・・やっぱりわからない」 わかるように説明するには、時間が短すぎるかも。フィギュアの採点法だけで、1時間番組ができちゃう?
実際の演技の映像とジャッジスコアをつきあわせながら、なぜこのジャンプで多くのジャッジが+1をつけたのか、なぜこのスピンはレベル3だったのか、なぜこの演技でスケーティング技術は7点だけど曲の解釈は6点なのか、、、いちいち説明してくれる番組があったらいいんだけど
刈屋解説委員は、「メダルを取るような演技には、心を揺さぶられるものがある。自分で採点してみても、そういう演技は上位にくるはず」。パックン、それでいいことにしました(笑)
もう1つの五輪関連番組は、「スポーツ酒場“語り亭” 新春特番 とことん冬のオリンピック」。ミッツ・マングローブがスナックのママという設定で、客たちとスポーツについて熱く語る番組。通常は1時間だけど、今回は2時間の拡大版。
ゲストにはメダリストたちがぞろぞろ。スピードスケートの清水宏保、ジャンプの八木弘和、フィギュアスケートの伊藤みどり。ほかにも常連(?!)の佐野稔、恩田美栄、学生時代にアルペンスキーの選手だったという宍戸開。伊藤みどりの大ファンのマツコ・デラックスが言いたい放題(恩田美栄に向かって「あんたムラがあったのよねぇ~、いいときはすごくいいのに~」とか)
それぞれ、オリンピックでの思い出を語る。清水宏保は、いつもレースの15分前に靴をはく習慣だったが、その日は前の選手たちの転倒があってレース中断、ルーティンが狂った。なんとリンクの真ん中(選手たちが準備するエリア)で大の字になり、集中を取り戻したそうな。
伊藤みどりの映像を見ると、とんでもない高さのジャンプ 今の採点だったら+3がずらっと並びそうだ。当然金メダルとプレッシャーがかかったアルベールビル大会で「銀でごめんなさい」と言ってたのを思い出す。
全員のメダルをカウンターに並べると壮観。長野は漆が使われていたり、レークプラシッドはティファニー製だったり、アルベールビルはクリスタルとお国柄も表れる。
前回の通常放送で、ミッツが羽生結弦の衣装を真似て作ったという自分の衣装を披露したら、それを見た羽生選手からサイン色紙が! ミッツは羽生選手のファンで、振付の細かいところを見て「最初に頭をパン!と上げるとか、このスピンに入る前に腕をこう上げるとか、するときとしないときで出来が違うんだけど」と言っていた。全日本のSP映像でその振付をチェック、頭パンも腕もやってるやってる(笑) 色紙に「ショート極めます(笑)」。なるほど極めつつある(爆)
再放送の予定あり。「徹底ガイド ソチオリンピックと7つの疑問」は5日(日)10:00~11:50、「スポーツ酒場“語り亭” 新春特番 とことん冬のオリンピック」は5日(日)12:00~13:50。おや、再放送もハシゴできる時間帯
我が家のおせちの定番。母が新聞で見たレシピで、エッセイストの室生朝子さん(作家・室生犀星の娘)が紹介していたものだ。
砂糖、塩、酒、みりんに油を少し入れるのがポイント。ぷりぷりした食感になる。
味つけの分量書きが見当たらなくて焦ったけど、無事に出てきた(^-^;
栗きんとんにも挑戦。母の味には程遠く・・・火にかけた時間が短くて、まだ“芋“感が(笑)
父が元気だった頃の実家では、あれこれ手作りしてたけど、料理苦手な私はこのへんまで。それでもスパーリングワインで乾杯(^-^)