フィギュアスケート・四大陸選手権2014、女子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
#1 クリスタル・キアン(台湾) SP:36.30 FS:66.96 合計:103.26
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 帰宅間に合わず未見。ユニバーシアードのスコアは上回った。
#2 キム・テキュン(韓国) SP:38.91 FS:93.93 合計:132.84
「アララト」♪ 同じく未見。技術点56.84はかなり高い。
#3 アミ・パレク(インド) SP:41.10 FS:69.56 合計:110.66
ショパン「幻想即興曲」♪ 途中から見た。丁寧なスピンに拍手が起こる。
#4 レナ・アミュイ(メキシコ) SP:32.49 FS:77.77 合計:110.26
「マダガスカル3」♪ 上手い下手は別として、この舞台を楽しんでいるのが伝わってくる。技術点41.07、四大陸のフリーのミニマムポイントは上回った。
#5 レジャンヌ・マレイ(南アフリカ) SP:32.62 FS:66.31 合計:98.93
「ショコラ」♪ 雰囲気はある。ジャンプは2回転がメイン^^;
<G2>
#6 アレーヌ・シャルトラン(カナダ) SP:52.14 FS:113.05 合計:165.19
「ドクトル・ジバゴ」♪ いきなりジャンプの難度が上がる^^; 1回転ループをはさむ3連続など、ほぼ全部のジャンプを決めた。多少着氷でつまったものがあったくらい。流れのある滑りができる選手、今後伸びそう。カナダチームの選手たちが観客席で声援。自己ベスト大幅更新
#7 ブルックリー・ハン(オーストラリア) SP:52.55 FS:97.62 合計:150.17
ジェイ・チョウ「Secret」♪ 滑走姿勢や動作が美しく、音楽と一体になった表現で見ごたえがある。2回転になったジャンプ、オーバーターンがいくつか。ISU自己ベスト更新。
#8 張可欣(Kexin ZHANG)(中国) SP:54.49 FS:103.08 合計:157.57
「ポル・ウナ・カベッサ」などタンゴメドレー♪ 今日も淡々と真面目にこなす感じ。冒頭に3回転+3回転が決まり、ほぼミスなく滑り切った。シーズンベスト。
#9 趙子荃(Ziquan ZHAO)(中国) SP:53.82 FS:88.50 合計:142.32
「カルメン」♪ 緊張してたのか、最初のジャンプで転倒。次のジャンプが決まって落ち着き、その後のジャンプは大きなミスなし。3-2-2の最後が1回転になったくらい。リプニツカヤのようなキャンドルスピンができる
#10 アリソン・クリストル・ペルティチェト(フィリピン) SP:47.81 FS:67.14 合計:114.95
チャイコフスキー「眠れる森の美女」♪ お姫様風の衣装がかわいらしい。最初のジャンプがポップ、全体にジャンプは不安定でステップアウトや転倒が目立ったが、ダブルアクセル+2回転や3-2-2を決める場面も。最後のレイバックスピンでは拍手。
<G3>
#11 アメリ・ラコステ(カナダ) SP:55.19 FS:100.98 合計:156.17
「アメリ」♪ 音楽が途中の部分から流れるミスがあり、一瞬集中力が削がれたかも^^; 予定通りに跳べた感じではなかった。
#12 ヴェロニク・マレ(カナダ) SP:55.08 FS:98.95 合計:154.03
「Funny Girl」♪ 転倒してフェンスにぶつかる場面もあったが、最後まで笑顔を絶やさずに滑っていた まだジャンプ前の準備動作が長いが、決まるととてもきれい。
#13 長洲未来(米) SP:55.39 FS:104.39 合計:159.78
ジェームス・ボンド・メドレー♪ 大きな歓声のなかで登場。3回転+3回転やダブルアクセル+3回転トウループは跳ばなかったが、ほぼミスなくまとめてきた。全米の後に体調を崩していたそうで、よく頑張った。
#14 コートニー・ヒックス(米) SP:56.36 FS:113.63 合計:169.99
「エビータ」♪ 3回転+3回転で転倒、回転抜けが一つ。それ以外はミスがなかったように見える。全米よりはいい演技だったかな。自己ベスト更新でトップに立つ。
#15 パク・ソヨン(韓国) SP:55.91 FS:106.80 合計:162.71
「パガニーニの主題による狂詩曲」♪ 紺の衣装が似合う。決まるジャンプはとてもきれいに見える。パンクが1本、3-2-2が3-2-1になった。自己ベスト大幅更新。
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#16 キム・ヘジン(韓国) SP:57.48 FS:109.36 合計:166.84
「ブラック・スワン」♪ 3回転+3回転はなかったが、ダブルアクセルからの3連続コンビネーションなど、全てのジャンプが安定していた。回転不足はあったらしいが^^; めりはりを上手につけたステップもいい。本人満足の出来で少し嬉し涙。
#17 李子君(Zijun LI)(中国) SP:62.84 FS:118.72 合計:181.56
「コッペリア」♪ ベビーピンクの衣装が愛らしい。3-3予定は3-2にしたが、ダブルアクセル+3回転トウループは決まった。そのほかのジャンプも次々きれいに決めていく。終盤は少し疲れた感じがあったが、仕上がりは悪くない。シーズンベスト更新でトップに立つ。
#18 サマンサ・セザリオ(米) SP:57.40 FS:107.47 合計:1
「カルメン」♪ 衣装デザインを自分で手掛けるという話は初めて知った。3回転+3回転は跳ばないようだが、しっかりジャンプを決めていく。3-2-2予定が3-2-1になったのと、着氷がつまったのがあったが、体の切れがよく、堂々たるカルメン。
#19 今井遥 SP:62.72 FS:112.68 合計:175.40
「恋人たちの夢」♪ ブルーのレースの花をつないだ衣装、雰囲気にぴったり。冒頭からジャンプが流れよく決まっていく。同じメロディが繰り返される曲だが、単調にならずに、途中止まって踊る表情もよかった。アクセルがシングルで下りてしまうミスがあったが、次をしっかり決められたのは偉い。ISU自己ベスト更新。
#20 村上佳菜子 SP:64.73 FS:132.18 合計:196.91
映画「愛のイエントル」より「Papa, Can You Hear Me?」♪ 3回転トウループ+3回転トウループを決めると、どのジャンプも余裕を持って入る。ステップの緩急や情感のこもり方、コレオシークエンスはまさに“プログラムのコンセプトを表現する”もの。見事だった 自己ベスト更新でトップに立った。
#21 宮原知子 SP:60.27 FS:126.26 合計:186.53
「ポエタ」♪ 村上佳菜子の演技の余韻が残る中、フラメンコの曲にのって滑りだす。最初に3回転ルッツ+3回転トウループが決まると、落ち着いて全部のジャンプをしっかり下りた。時折ジャッジ席をじっと見る眼力もいい。小さな体だけどスピードが落ちず、ノーミスで終盤まできて観客席も盛り上がった。この子も本当に強くなった ジュニア・シニア通じて初めての選手権メダル獲得。この調子で世界ジュニアも頑張れ!
結果、優勝は村上佳菜子、2位に宮原知子、3位李子君。今井遥も4位と日本勢大活躍。5位のコートニー・ヒックスが北米勢で最上位。6位キム・ヘジンはソチに出場するなら、自信をつけたんじゃないかな。
優勝インタビューで、「このあと小籠包食べに行きたいです」とコメントした村上佳菜子 表彰式を待つ間、李子君が村上のところへ来てお祝いのハグ、スマホを取り出して2ショット写真を自撮りして、2人で笑い合っていた
フジテレビのサイトには「生中継」と書いてあったが、放送が始まった時間にちょうど滑走順だった長洲未来をライブで、次のコートニー・ヒックスの前にCMを入れてヒックスは数分遅れで放送。パク・ソヨンは放送しなかった。
最終グループからは画面にLiveを表示して、完全生中継した模様。しかし放送時間の全てが生でないなら、「一部生中継」「最終グループ生中継」と書いておくべき。国際映像の演技中の技術点加算を表示しないのは、せっかくのシステムがもったいない。会場の優勝インタビューもちゃんと放送してほしかった。
塩原アナウンサーの実況が控えめというか、あまりわけのわからないことを言わなくなった。オリンピックに向けていい傾向。
なんかもうすぐエキシビション始まるらしいんだけど、、、土曜日にやっちゃうの?!