フジテレビ“水10”、2014年1月期は三浦春馬主演「僕のいた時間」。ALS(筋委縮性側索硬化症)にかかった青年が、病と向き合っていく物語。
今日「笑っていいとも」のテレフォンショッキングでドラマの紹介をしていた。タモリが「ALSって日本語で言うと難しいんだよね」というと、即「筋委縮性側索硬化症」とマイクに口を近づけて丁寧に言う。患者や家族、医療関係者が作る団体の日本ALS協会が制作に協力していることもあって、おろそかにしたくないんだろう。
治療法がまだ見つかっていない、10万人に4、5人の難病。筋肉が少しずつ動かなくなっていくので、「次にどんな動作ができなくなるのかわからない」。身体的なつらさより、精神的につらい。
ドラマではまず主人公・拓人の就職活動1年間を追っていく。病院の長男で医者になることを期待されていたが応えられず、その期待は弟に向かっている。なかなか内定が取れず、父には「名前も聞いたことがない会社に入るくらいなら、うちの病院で事務をやれ」といわれる。
面接で会った女子学生・恵(多部未華子)と、しばらくたってからキャンパスで再会。就活からの現実逃避に2人で海へ行ってみたり、何度か顔を合わせながら少しずつ距離が縮まっていく。
4年の冬になって、練習してきた自己紹介をかなぐり捨てて本音をぶっちゃけた面接で、とうとう合格。しかし気づかないうちに、病魔がしのびよっていた・・・
サークルの先輩とフットサルをしていて突然足が動かなくなって倒れたり、恵の自転車を押そうとしてつかみそこねて倒したり、というのが第1回で示された兆候。第2回からは、自分でも自覚せざるを得ないような症状が出てくるらしい。
三浦春馬を見ていて、18、9歳の頃に比べると顔がきつくなったと感じた。役柄が役柄だから、普段より体を絞っているのかもしれないが、顎が尖ってる 今23歳だそうだから、また顔つきが変わる時期なのかな。
親の期待通り医学部に入れそうな弟が見下すような口をきいても、親友が目の前で内定の電話を受けても、さらっと受け流してにこっと笑って見せる、その瞬間にじわっとにじむ内心が、ちゃんと表現できる役者。ただのイケメン俳優ではない。
以前たまたま見た子役時代(中1くらい)の顔が、ふっと浮かんだ。怒りをあらわにする表情なんか、そのままかも
「笑っていいとも」のアンケートで、「海外で年越ししたひと」を最初2人と予想、客席が「え~」というので4人に訂正したら、2人だった 「最初のは当たってましたね」あ~あ~とみんなががっかりする中で、「決して皆さんのせいじゃありませんから」。君、いい人すぎ
弟役の野村周平、親友の風間俊介、先輩の斉藤工などなど、脇の役者たちもいい感じ。内容はシリアスだけど、まずは来週もチェック
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