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ソチ五輪特番三昧

2014年01月03日 05時33分07秒 | テレビ

 2014年元日は、NHKのBS1でソチ五輪関連番組のハシゴした
 まずは「徹底ガイド ソチオリンピックと7つの疑問」。ゲストの素朴な疑問に、競技経験者ゲストや刈屋解説委員が答える形。
 「ジャンプ女子、小柄な高梨選手はどうして遠くまで跳べるの?」ジャンプは身長でスキー板の長さが決められるから、大柄な選手が有利なのだそうだが、高梨選手はとにかく踏み切りから飛行姿勢を作るのが速く、しっかり揚力を得ることができるのだとか。
 という説明をするために出てきた舟木和喜さんは「スケルトンってこわくないの?」と投げかける。超スピードで頭からつっこんでいくのは、ジャンプの選手でも怖いと思うのだ。「ジャンプは踏み切りと着地は平地だから、間を抜いたら幅跳びと同じ」という舟木氏に、全員が「いやいやいや」と手を顔の前で振る
 スケルトン選手のVTRと、スタジオに現物のそりが登場して実際に寝そべってみたり。最初は怖いけど、結局慣れるらしい。
 「選手は何で生計を立てているの?」と現実的な疑問を出したのは豊田エリー。家庭持ちは確かに気になる?! 女子ホッケー“スマイルジャパン”の選手たちに取材すると、「幼稚園の先生をしていたが両立が難しく退職、居酒屋でアルバイト」等。企業スポンサーを募ってプレゼンしたり、みんなそれぞれ大変だ。
 実は番組の最初に「フィギュアスケートの採点法って?」が取り上げられて、技術点と演技構成点に分けて八木沼純子と刈屋解説委員がせっせと説明。VTRにはジャッジの岡部さんも登場していたが、疑問を提出したパックンは「・・・やっぱりわからない」 わかるように説明するには、時間が短すぎるかも。フィギュアの採点法だけで、1時間番組ができちゃう?
 実際の演技の映像とジャッジスコアをつきあわせながら、なぜこのジャンプで多くのジャッジが+1をつけたのか、なぜこのスピンはレベル3だったのか、なぜこの演技でスケーティング技術は7点だけど曲の解釈は6点なのか、、、いちいち説明してくれる番組があったらいいんだけど
 刈屋解説委員は、「メダルを取るような演技には、心を揺さぶられるものがある。自分で採点してみても、そういう演技は上位にくるはず」。パックン、それでいいことにしました(笑)

 もう1つの五輪関連番組は、「スポーツ酒場“語り亭” 新春特番 とことん冬のオリンピック」。ミッツ・マングローブがスナックのママという設定で、客たちとスポーツについて熱く語る番組。通常は1時間だけど、今回は2時間の拡大版。
 ゲストにはメダリストたちがぞろぞろ。スピードスケートの清水宏保、ジャンプの八木弘和、フィギュアスケートの伊藤みどり。ほかにも常連(?!)の佐野稔、恩田美栄、学生時代にアルペンスキーの選手だったという宍戸開。伊藤みどりの大ファンのマツコ・デラックスが言いたい放題(恩田美栄に向かって「あんたムラがあったのよねぇ~、いいときはすごくいいのに~」とか)
 それぞれ、オリンピックでの思い出を語る。清水宏保は、いつもレースの15分前に靴をはく習慣だったが、その日は前の選手たちの転倒があってレース中断、ルーティンが狂った。なんとリンクの真ん中(選手たちが準備するエリア)で大の字になり、集中を取り戻したそうな。
 伊藤みどりの映像を見ると、とんでもない高さのジャンプ 今の採点だったら+3がずらっと並びそうだ。当然金メダルとプレッシャーがかかったアルベールビル大会で「銀でごめんなさい」と言ってたのを思い出す。
 全員のメダルをカウンターに並べると壮観。長野は漆が使われていたり、レークプラシッドはティファニー製だったり、アルベールビルはクリスタルとお国柄も表れる。
 前回の通常放送で、ミッツが羽生結弦の衣装を真似て作ったという自分の衣装を披露したら、それを見た羽生選手からサイン色紙が! ミッツは羽生選手のファンで、振付の細かいところを見て「最初に頭をパン!と上げるとか、このスピンに入る前に腕をこう上げるとか、するときとしないときで出来が違うんだけど」と言っていた。全日本のSP映像でその振付をチェック、頭パンも腕もやってるやってる(笑) 色紙に「ショート極めます(笑)」。なるほど極めつつある(爆)

 再放送の予定あり。「徹底ガイド ソチオリンピックと7つの疑問」は5日(日)10:00~11:50、「スポーツ酒場“語り亭” 新春特番 とことん冬のオリンピック」は5日(日)12:00~13:50。おや、再放送もハシゴできる時間帯
 

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