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好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

2014ヨーロッパ選手権男子SP(G1~G4)

2014年01月16日 23時05分51秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権男子ショートプログラムジャッジスコア)。今夜もJ SPORTSで観戦。

<G1>
#1 イリヤ・ソロミン(スウェーデン)
 「サラバンド」♪ 初出場の15歳、初々しい。コンビネーションが2-2になってしまってGOEは-3。丁寧にこなしていると解説の岡部さん。44.73。

#2 サクリス・ハイラペティアン(アルメニア)
 「Joda Sen」♪ キャメルスピンから入る。ダブルアクセル、3回転トウループ+2回転トウループ、3回転サルコウとまあまあで下りる。変形イーグルが面白い。放送では弟のセラフィク選手の情報を伝えていたようだが、21歳のお兄さんのほう。42.90。

#3 ソンドレ・オドボル・ボウ(ノルウェー)
 「ディック・トレーシー」「アンタッチャブル」♪ 16歳になったばかり、いかにもまだか細い。3回転トウループ+3回転トウループ、3回転ループ、ダブルアクセルとジャンプはミスなく決められた。スピンではずいぶん動いていってしまったが^^; 49.84。

#4 マヌエル・コール(オーストリア)
 「Der Dritte Mann(第3の男)」♪ 懐かしいメロディ 3回転ルッツでは転倒したが、3回転サルコウ+2回転トウループを決め、ブレードを持ったハイドロブレーディングからのダブルアクセルでは拍手。この選手もスピンはじわじわ動いてしまい^^; コミカルな振付は楽しい。45.61。

#5 マルコ・クレポック(スロバキア)
 「ピンク・パンサー」より「Perfect Day for a Murder」♪ まだ16歳だけど国内では2連覇中。3回転サルコウ+3回転トウループ、3回転ループ、ダブルアクセルと予定のジャンプは下りた。「まだスケートが浮いてしまう」(岡部さん談)、でも本人は満足そう。49.48。

<G2>
#6 アリ・デミルボガ(トルコ)
 「Celtic Tiger」♪ リプニツカヤが使っている「シンドラーのリスト」をアレンジした曲。全身黒の衣装で渋いが、アップになるとキラキラする生地だった。3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップともにステップアウト、ダブルアクセルは決まった。46.56。

#7 クリストフ・フォルゴ(ハンガリー)
 「Torn」「Resolve」♪ 地元の大きな歓声を受けて登場の20歳。3回転トウループ+3回転トウループがきれいに入ったが、フリップがシングルになってしまった。ダブルアクセルは高さがあったから、トリプルアクセルが跳べるようになる日も近いかな? 47.91。

#8 マシュー・パー(イギリス)
 「Farruca y Rumba」♪ フラメンコにのってスピンから入る。3回転ルッツで転倒したが、3回転フリップに2回転トウループをつけてリカバリー、ダブルアクセルはOK。ステップはなかなかフラメンコらしく力強かった。ソチ五輪団体にこの選手が出場してくるかも。49.32。

#9 ポール・ボニファチオ・パーキンソン(イタリア)
 「Wolfgang's 5th Symphony」♪ ベートーベンの第5(運命)をアレンジした曲。4回転サルコウに挑戦、残念ながら転倒。トリプルアクセルは下りた。3回転ルッツでステップアウト。コンビネーションは最初のサルコウが+comboの扱いになったようだ。最後のスピンでよろけて足を踏みかえてしまい、「2回足換えをした」扱いで0点になってしまったらしい。52.08。

#10 ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド)
 「素敵なあなた」♪ 3回転ルッツで手をついたが、ダブルアクセルは大丈夫。3回転ループ+3回転トウループで転倒。「少し音に追いかけられてるような」(岡部さん談)、最後のスピンで音楽が終わってもまだ回っていた。48.55。

#11 マノル・アタナソフ(ブルガリア)
 アストル・ピアソラ「オブリビオン」♪ 哀愁を帯びた曲を一生懸命表現しようと頑張っていた。3回転トウループ+3回転トウループのセカンドで両足着氷。ダブルアクセルはイーグルから決めた。3回転ルッツを片手上げで決めてにっこり。「もう少し動きがクリアだといい」(岡部さん談)。49.07。

<G3>
#12 ステファン・ウォーカー(スイス)
 鼓童「Strobe's Nanafushi」♪ 勇壮な太鼓のリズムにのっていく。トリプルアクセルはオーバーターン、3回転ルッツ+2回転トウループと3回転フリップは下りた。衣装の腰のあたりにひらひらしてるのがついてるんだけど、何を表そうとしてたんだろう^^; 60.54、ここで初めて60点越えが出た。

#13 フランツ・シュトルーベル(ドイツ)
 チャイコフスキー「ピアノ協奏曲」♪ ジャケットにボウタイの衣装はクラシックの演奏家のイメージ? トリプルアクセルはなんとか。3回転サルコウ+3回転トウループで転倒、単独3回転は大丈夫。「最初から音に遅れてた」(岡部さん談)。59.96。

#14 マチエイ・チェプルハ(ポーランド)
 「セビリアの理髪師」♪ 紺系の衣装に赤い手袋が目立つ。3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転ループ、ダブルアクセルとスムーズに決まった。スピンも安定していて、ステップもコミカルで可愛い。65.84、シーズンベストでトップに立つ。

#15 ヴィクトル・ロマネンコフ(エストニア)
 「ノートル・ダム・ド・パリ」♪ この曲を聴くと羽生結弦のプログラムを思い出すが^^; トリプルアクセルは転倒。3回転ルッツ+3回転トウループは決まったが、フリップがシングルになってしまった。「もっと滑り、フローがあれば」(岡部さん談)。55.43。

#16 ハヴィエル・ラヤ(スペイン)
 「レ・ミゼラブル」♪ アクセルがシングルに。3回転トウループ+3回転トウループと3回転フリップはきれいに入った。スピンやステップは安定感があってまとまっていたので、アクセルのミスが惜しい。フェルナンデスとはまた違った、少し真面目なキャラ? 57.13。

#17 ヤコフ・ゴドロジャ(ウクライナ)
 「トスカ」♪ この選手もおそらくソチ五輪団体戦に出場してくる。トリプルアクセルと3回転ルッツで着氷が乱れたが、3回転サルコウに2回転トウループをつけてリカバリー。「指先やつま先にも気を配ればもっとよくなる」と岡部さん。57.09。

<G4>
#18 ゾルタン・ケレメン(ルーマニア)
 ミュージカル「スウィート・チャリティ」より「Rich Man's Frug」♪ 27歳のベテラン。トリプルアクセル、3回転フリップ+3回転トウループ、3回転ルッツとジャンプが全部決まったので、後半はノリノリ。パーカッションにのってコミカルな動きのステップも絶好調、終わってガッツポーズ。68.32、シーズンベストでトップに立った。世界選手権のミニマムポイントもクリア。

#19 ヴィクトル・ファイファー(オーストリア)
 「The Hours」♪ しっとりしたピアノ曲。アクセルはダブルに、3回転サルコウ+3回転トウループはOK、3回転ルッツで転倒。曲げたフリーレッグを持ち上げて反対側の手でつかむ独特の姿勢のスピンはおなじみ。ゆったりと滑りを見せるプログラムは新しい一面かも。60.89。

#20 パヴェル・イグナテンコ(ベラルーシ)
 「Ragtime Vabank」♪ まだ18歳。トリプルアクセルはオーバーターンしたが下りる、3回転ルッツ+3回転トウループはセカンドが転倒でダウングレード(by岡部さん)、3回転フリップは下りたが「エッジが…」と岡部さんに言われてしまった。キャメルスピンにスピードがほしい。55.99。

#21 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
 映画「Swing Kids」より「素敵なあなた」「Sing Sing Sing」♪ トリプルアクセルをなんとか下り、4回転トウループもこらえた。3回転フリップ+3回転トウループはきれい。軽快な曲にのって元気よく滑った。68.68、シーズンベスト更新でトップに立つ。ここまでで初めて4回転を成功。

#22 ユストス・ストリード(デンマーク)
 「Pinball Cha Cha」♪ 2008年まではスウェーデンの選手だったそうな トリプルアクセルはオーバーターン、3回転フリップはステップアウトで片手をついた。3回転ルッツで転倒でコンビネーションにできなかったのが痛い。もっと元気のいいときもあるんだけど。47.05。

#23 キム・ルシーヌ(モナコ)
 「Mario Brothers」♪ 赤いシャツにブルーのパンツ、白い手袋でマリオになりきる ピコピコ音にぴったり合ったタイミングの動きで会場大受け。ジャンプはダブルアクセル、間にターンが入ってしまった3回転フリップ+3回転トウループ、3回転ルッツもクリーンではなかった。「トランジションはほとんど何もやってないんです」と岡部さんには厳しく採点されたが、明らかにウケ狙いで「勝ちにきてないならこれはこれで」。あとで録画を次男にも見せてやらなきゃ 60.00ときりのいいスコアになった。

 第4グループまで終わって、まだ70点越えは出ていない。このあとはブライアン・ジュベールから。

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2014ヨーロッパ選手権女子SP(G5~G7)

2014年01月16日 00時25分16秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権女子ショートプログラムジャッジスコア)。有力選手が登場する後半。

<G5>
ソニア・ラフエンテ(スペイン)
 シューベルト「死と乙女」♪ コーチはブライアン・オーサー。冒頭のフリップが2回転に、続くループはコンビネーションにしてリカバリーできたが、アクセルがシングルになってしまった。ソチ五輪出場枠獲得もかなわず、今季は苦しんでいる。38.43。

カースティン・フランク(オーストリア)
 「ボヘミアン・ラプソディー」♪ アイスダンス日本代表クリス・リード選手のガールフレンド(リード姉弟のブログより)。相変わらずコロコロした体形^^; 冒頭の3回転トウループはステップアウトしてコンビネーションにできず、サルコウも転倒。ダブルアクセルはきれいに決まった。37.44、ソチではもっといい演技を期待しよう。

ロベルタ・ロデギエロ(イタリア)
 「Valetango」♪ 3回転フリップ+2回転トウループを最初に決め、3回転トウループは片手をついたが回り切った。大きなミスなく滑り切って48.52、技術点も26.44と世界選手権ミニマムに達した。

ニコル・ラジコワ(スロバキア)
 映画「愛のイエントル」より「Papa Can You Hear Me」♪ 村上佳菜子のフリーと同じ曲。3回転トウループ+2回転トウループがきれいに入り、サルコウでオーバーターンしたが、ダブルアクセルはとてもよかった。柔らかな動きをしつつ丁寧にエレメンツをこなし、本人も満足の表情。49.00、世界選手権のミニマムもクリア。

サラ・ヘッケン(ドイツ)
 「Van Helsing, Dracula」♪ ドイツのトップがヴァインツィエル選手になって、このところあまり見られない選手。3回転トウループのコンビネーションがファーストで転倒、次のジャンプも転倒して、決まったのはダブルアクセルだけ。可愛い顔だしバランスのいい体形で、ルックスはいいんだけど。35.20。

<G6>
エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア)
 タンゴ・セレクション♪ 3回転ルッツ+2回転トウループ、サルコウ、苦手な(by解説の樋口豊さん)ダブルアクセルが決まるとにっこり。細かく緩急をつけたステップや、ポジションチェンジの素早いコンビネーションスピンなど、前のグループとは格が違うところを見せつける。久々にいい出来で、終わって大きく息をつき、それから両手でガッツポーズ、拍手しながら戻ってきた。54.78、まずはトップに立つ。

ヴィクトリア・ヘルゲション(スウェーデン)
 「ミステリー・ワルツ」♪ 大きな声援を受ける人気の選手。冒頭の3回転トウループは着氷が乱れたので単独に、ループに2回転トウループをつけてリカバリー。レイバックスピンはヘアカッターやビールマンにしないけれど、姿勢がきれいで拍手。ワルツのリズムにのって大きな動きのステップは手拍子を誘う。52.55はそう悪くはない。

エレーナ・グレボワ(エストニア)
 「Love In Three Acts」♪ ミュージカル系の曲で小粋に踊る。3回転トウループ+3回転トウループ、サルコウがきれいに決まり、ダブルアクセルも大丈夫。スピンのポジションチェンジを音に合わせたり、随所に工夫があって楽しいプログラム。54.68。

カロリナ・コストナー(イタリア)
 シューベルト「アベマリア」♪ 初披露のプログラム。水色の生地に白い透ける生地を重ねてクリスタルをちりばめた衣装。伸びやかな流れのなかで3回転トウループ+3回転トウループ、ループ、ダブルアクセルと全て完璧。滑りでしか表現できない美しさを究めている。68.97。

マエ=ベレニス・メイテ(フランス)
 「Question of U」♪ きびきびした動きに磨きがかかって、振付の細かいところも前より音をとらえるようになっている。3回転トウループ+3回転トウループを豪快に決め、ループがステップアウトしたのが惜しかった。個性的なステップや、パールからビールマンのスピンもいい。58.64。

アデリナ・ソトニコワ(ロシア)
 「カルメン」♪ スリップドレス風の朱色の衣装、スカートの裾のほうにもクリスタルがちりばめられていて素敵。今、身長も体重も理想的な状態にあるようで、活力にあふれた動き。3回転トウループ+3回転トウループ、フリップ、スパイラルからのダブルアクセルと文句なし。変形キャメルスピンなど見せどころ満載、本人もガッツポーズと十字を切る満足のでき。70.73でトップに立った。

<G7>
ヨシ・ヘルゲション(スウェーデン)
 「シルク・ド・ソレイユ」より「Mistere, Taiko」♪ すだれを下げたようなスカート部分がひらひらして可愛い衣装。コンビネーションは間にターンが入ってしまったが上手く2回転ループをつけた。太鼓のリズムにのったステップでは手拍子。54.25。

アリョーナ・レオノワ(ロシア)
 「Barinya, Kalinka」♪ 久々のロシア民謡で、ジュニアから一気にブレイクした頃のような明るい笑顔で滑ってくれて嬉しい 3回転トウループ+3回転トウループ、フリップ、アクセルと決まるたびににっこり。アピールたっぷりのステップも楽しい。64.09。

ナタリー・ヴァインツィエル(ドイツ)
 「フィーバー」♪ 冒頭のコンビネーションでファーストの後フリーレッグをついてしまい、それからセカンドを跳んだので「+COMBO」扱いになってしまった。ほかのジャンプはよかったし、「スピンもレベルが取れていた」(by樋口さん)。53.02。

ナタリア・ポポワ(ウクライナ)
 「アランフェス協奏曲」♪ コーチはビクトール・ペトレンコ氏。黒いレースに青いクリスタルをちりばめた衣装。冒頭のコンビネーション予定がつけられず、リカバリーしたかった次のジャンプにもつけられなかった。47.01。

ヴァレンティナ・マルケイ(イタリア)
 「帰れソレントへ」♪ とにかく衣装が可愛い 袖と背中、ウェストの唐草みたいな模様が金ラメで、スケート靴にも金ラメが入っていて、タイツにもラメ。背中でリボンを結んで乙女チック。3回転サルコウ+3回転トウループに挑戦、トウループは回転不足になったようだ。57.38。

ユリア・リプニツカヤ(ロシア)
 「You Don't Give Up on Love」♪ いつもの氷に絵を描くポーズから。3回転ルッツ+3回転トウループ、ダブルアクセル、3回転フリップと余裕で決めた。スピンで全くトラベリングしなくなったのは偉い。69.97と思ったほど点が出なかったのは、演技構成点がそれほどでもなかったからか。コストナーやソトニコワほどは出せない、ということかな。

 結果、SP1位にソトニコワ、2位リプニツカヤ、3位コストナー、4位レオノワ、5位メイテ、6位マルケイ。フリーに進む24人の最低スコアはジェナ・マコーケルの39.59、おおむね40点に達しなかった選手は進めなかったということになる。
 上位は点差が小さいので、フリーで逆転もおおいにありそう。楽しみ

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