KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

8月26日(金)14:00-17:30

2005-08-06 12:33:46 | インポート
_173学院生が日本の文化・歴史・思想を英語で発信する大舞台の日だ。
ストリートスピーチ・ライブ@AMUが鹿児島中央駅アミュ広場にて開催される。
超2000年の歴史を超えて伝承されてきた日本文化は、ほとんどの場合、見よう見まねで体感覚を通して受け継がれてきた。言霊を信じる日本民族は、言葉で伝えることを恐れ、師弟関係の厳格さの中から修行修練が習得の原点であった。言葉による発信を不得手とする日本人が世界に日本を正しく理解してもらうには、言葉による表現力が重要な要素となる。忘れられていく美しい日本の心が学院生の力で蘇る。しかも英語というリンガフランカ(世界共通語)で。日本全国のみなさん!8月26日は鹿児島中央駅アミュ広場に集合です。




生きるということ

2005-08-06 10:25:03 | インポート
人間が年を重ねていく時に、何を思い生きていくのが幸せなのか?
そんな思いに一つの解答を示唆してくれる言葉が、孔子の為政編の件の中にある。
・・子日はく、吾十有五にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順う
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず・・
年を取るということは、体験と知恵の集積であり、長老という言葉が代弁するように、お爺ちゃんや、お婆ちゃんは、家族の宝物であった。知恵袋であった。人間とは何か、生きるということはどういう意味を持つのかを教えてくれた。教える側も、学ぶ側も、そういう心構えがあった。双方にとって、そんな生き方が、大きな心の支えであった。利益に通じる技術のみが最優先される今の時代への警鐘は、世代間の溝を深め、年齢を重ねることの意味を考えないことにある。生きるという美しい言葉の意味を、もう一度問い直す必要がある。