KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

シガラミだらけの日本

2005-08-08 18:10:30 | インポート
_127_2郵政民営化が否決され国会が解散となった。新しい日本として生まれ変わるか否かの選挙が9月11日に行われる。本当は賛成だが今までの付き合いがあるからとか、本当は反対だが同じくとか、こんなにも自分の意見をはっきりと持てない多くの議員が日本を動かしている。我々国民自身も、ほとんどの場合がそうである。本当に情けなくなる。本音で語れない国、ディベートができない国、シガラミ大国、日本である。そんなシガラミをものともしない小泉さんは暴走的な面は否めないが、異才の政治家として歴史に残る人だ。間違った権力に迎合したり、恐れたり、長いものには巻かれない時代が日本に訪れることを祈りたい。選挙権を持つ若者たちに訴えたい。新しい日本は、君らの手にかかっている。今回の選挙は、決して棄権してはいけない。若者の清き一票が未来を決める。




8月26日(金)14:00-17:30

2005-08-06 12:33:46 | インポート
_173学院生が日本の文化・歴史・思想を英語で発信する大舞台の日だ。
ストリートスピーチ・ライブ@AMUが鹿児島中央駅アミュ広場にて開催される。
超2000年の歴史を超えて伝承されてきた日本文化は、ほとんどの場合、見よう見まねで体感覚を通して受け継がれてきた。言霊を信じる日本民族は、言葉で伝えることを恐れ、師弟関係の厳格さの中から修行修練が習得の原点であった。言葉による発信を不得手とする日本人が世界に日本を正しく理解してもらうには、言葉による表現力が重要な要素となる。忘れられていく美しい日本の心が学院生の力で蘇る。しかも英語というリンガフランカ(世界共通語)で。日本全国のみなさん!8月26日は鹿児島中央駅アミュ広場に集合です。




生きるということ

2005-08-06 10:25:03 | インポート
人間が年を重ねていく時に、何を思い生きていくのが幸せなのか?
そんな思いに一つの解答を示唆してくれる言葉が、孔子の為政編の件の中にある。
・・子日はく、吾十有五にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順う
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず・・
年を取るということは、体験と知恵の集積であり、長老という言葉が代弁するように、お爺ちゃんや、お婆ちゃんは、家族の宝物であった。知恵袋であった。人間とは何か、生きるということはどういう意味を持つのかを教えてくれた。教える側も、学ぶ側も、そういう心構えがあった。双方にとって、そんな生き方が、大きな心の支えであった。利益に通じる技術のみが最優先される今の時代への警鐘は、世代間の溝を深め、年齢を重ねることの意味を考えないことにある。生きるという美しい言葉の意味を、もう一度問い直す必要がある。



日本人の遺伝子

2005-08-05 15:14:29 | インポート
_096言葉巧みに人間の心を動かしている魔物がいる。機械的で、無感情で、他人の気持ちを理解することができない。他人の面倒をみるとか、相手の立場になって考えるとか、客観的に物事を見る能力に欠けている。余計なお世話はよくやるし、感謝は期待するが、相手が望むことはやらないし、できない。こんな我侭は、日本人の遺伝子にはなかったはずだ。日本(豊秋津の大八嶋:トヨアキウネノオオヤシマ)という国が、神武天皇により統治、そして日本としての機能を果たし始めてから、今年で2665年になる。こんな時代だからこそ、徹底して日本の歴史や文化を正しく研究し、本来の日本人の遺伝子を取り戻す必要がある。夏の炎天下を物ともせずに、学んだ知恵を、英語で、世界に、正しく発信できるようにと、心の古里の歴史文化研究に勤しむ学院生達に心からエールを送りたい。




イギリステレビ放送BBCに出演して

2005-08-01 14:20:31 | インポート
DSC02132
DSC02113
DSC02135「地球の中心からの旅」と言う番組に出演することになった。舞台は桜島だ。イギリスの地質学者イアン・スチュアート博士が桜島を訪問し、彼に、桜島のエネルギーのダイナミズムと火の神・水の神を祭る月読神社の荘厳な儀式など、神道に基づく日本の伝統文化を話し伝えていくのが僕の配役だ。非科学的に思える神話の世界(大自然の驚異)と科学的に文明の虜になっている人類とのバランスを何処に見出すのか。何回も何回も取り直しを強いられながらも、こんなテレビ局が世界には存在するのだと感謝の気持ちを抱くことで、取材の厳しさと疲れから開放された。これで、鹿児島が、桜島が世界中にアピールされる。故郷を世界に発信するメッセンジャーとしての役割を充分に演じることができた。そんな満足感があった。