Modern Japanの授業で、イギリス出身のポール講師が、諸外国とは異なり、日本ではいかなる宗教でも礼拝できる自由があると講義していた。神道はもとより、仏教、キリスト経、イスラム教と、一度日本という文化の中に足を踏み入れると、日本流の宗教に変身する。恐ろしいほどに柔軟に対応し、独特の文化に化学変化させていく日本人の考え方に、驚嘆しているのかもしれない。
日本人の行動を表す言葉に、「inscrutable」という英語の表現がある。不可思議なとか、なぞめいた、という意味だが、本来の美しい日本を取り戻すためには、海外の多くの人々が客観的に日本人を見る目を正しく分析する必要がある。
ありがとうございます。貴方のIBSでの滝廉太郎のスピーチを聞かせていただいて鹿児島にこんな素敵な若者たちがいらしたのかと深く感動いたしました。今私の高2の息子も将来の進路を選択するにあたり日本の大学か海外にでるか迷っている様子です。女手一つで育ててきた私としましては 今からこそ私のそばにいて反対に私の支えになってくれたら、などと思うところもありましたが 思えば息子は恋人ではないんですよね。当たり前のことがいざ現実となれば・・・。こんな母だからこそ Albert氏のように彼にとって、外から日本を客観的に眺めるチャンスはこの青年期がベストではないかと考えるようになりました。南先生はまだ僕も青年だよとおっしゃるとは思いますが。(あはは)貴方のアメリカでの様子をよかったらまたお知らせくださいませ。息子と楽しみにしています。どうかお体大切に。 Ryoumaのママより
日本の文化や風習、社会事情などをこちらに住んでいる人に説明をすると、様々な反応が返ってきます。全く興味の無さそうな人も中には居ますが、大抵の人は話の一つ二つは聞いてくれます。その時に、逆に日本に対して持っているイメージなどを聞いてみるのですが、返ってくるものは正に千差万別です。日本の四季の素晴らしさを語る人も居れば、東京の地下鉄の混雑具合を語る人も居ます。中には日本のアニメーション技術の素晴らしさを語る人だっています。これらの印象を聞いているうちに、アメリカに住む人から見た日本のイメージやはり日本人が持つアメリカ像と同じように抽象化、象徴化されているんだなとつくづく思います。
多様性は日本の特色足り得るものだと思いますが、その多様性を理解されるためには、個別のものを理解されるのとは違ったアプローチが必要なのかなと感じてます。