KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

青空教室

2008-05-23 13:27:00 | インポート


なぜ植物の葉は緑で、海や空の色は青なのかを考えた。
やがて、
なぜ、人間に目や鼻、耳や口、手足があるのか?
と考えることと同じだと気がついた。
自然の中の全ての生き物たちの存在理由が見えてきた。
地球に最初の生命が誕生して40億年、
生物にとって一番似合った色、似合った姿、
理想的な調和は何だろうと、
神様は考え続けた。
結果として、
心に安らぎを与えてくれる色、形となった。
青空教室ができあがった。
青空教室は、大自然が創り上げた至上の学校だ。
この青空教室を壊して、
たかが100年足らずの人間の浅知恵で、
必要のない巨大なコンクリートの教室を、
我も我もと造っている。
同じ体育館が林立し、同じ図書館が林立し、
自分の所有物でなければ満足できないかのように、
無味乾燥のコンクリートジャングルがはびこった。
なぜみんなで共有できないのか?
一つあれば、充分な場合がほとんどだ。
大自然の傑作である青空教室を破壊して、
無味乾燥の巨大なビルを
果てしなく造る意味がどこにあるのだろうか。
巨大なビルが良き学び舎であると錯覚している人が多い。
人工物はもういい。
学ぶのは建物からではない。建物は先生ではない。
自然に学ぶ時代に帰りたい。
青空教室に学ぶ時代に帰りたい。



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も青空教室を経験したいです。なんだか今の学校... (hannese)
2008-05-23 23:18:30
私も青空教室を経験したいです。なんだか今の学校は機械が支配しているようです。メールで喧嘩をする子どもたちが増えてきているそうです。お外で遊ぶ方法を知らない子供達が増えているそうです。私の大事な先生がおっしゃっていました。
物質文明が発達すると精神文明が廃れる。
精神文明が発達すれば物質文明が廃れる。
どっちがいいことなんでしょう。私は後者の方に進んでいきたい。そんなふうに思っている人はきっといることでしょう。でもここで大事なのは、日本の精神文明をよくみたほうが良いと思います。何故なら私は全てが西洋化しているのが疲れてしまっているからです。教育さえも西洋化ばかりして、アジアのいいとこも見てるのかなって浅はかな自分は感じてしまいます。裁判員制度だってそこするより、どこかなおすとこないのかなって思ったり。。。あ~、話がどんどんずれていくのでここまでとします。
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私も青空教室を経験したいです。なんだか今の学校... (hannese)
2008-05-23 23:18:54
私も青空教室を経験したいです。なんだか今の学校は機械が支配しているようです。メールで喧嘩をする子どもたちが増えてきているそうです。お外で遊ぶ方法を知らない子供達が増えているそうです。私の大事な先生がおっしゃっていました。
物質文明が発達すると精神文明が廃れる。
精神文明が発達すれば物質文明が廃れる。
どっちがいいことなんでしょう。私は後者の方に進んでいきたい。そんなふうに思っている人はきっといることでしょう。でもここで大事なのは、日本の精神文明をよくみたほうが良いと思います。何故なら私は全てが西洋化しているのが疲れてしまっているからです。教育さえも西洋化ばかりして、アジアのいいとこも見てるのかなって浅はかな自分は感じてしまいます。裁判員制度だってそこするより、どこかなおすとこないのかなって思ったり。。。あ~、話がどんどんずれていくのでここまでとします。
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リサイクルできるもの、リサイクルできないもの… (Paul)
2008-05-24 00:05:13
リサイクルできるもの、リサイクルできないもの…
以前南先生がおっしゃっていたことで、自然に帰せるものを作るべきだと…
今あるものは、…
今の時点ではリサイクルできるものばかりです。技術の進化でできるようになったものもあるのですが、まだそこには及ばないものがものすごく沢山あります。そして、それを使う側にも大いに問題があります。ポイ捨てすることに躊躇さえしないご老人方、若者たち。僕も若者なのでしょうが、僕は変人なので(^_^)v
自分のことで精一杯になっているのでしょうか…
僕は、今週はそうでした。自分の欠点をただただ悔やむばかり…
でも、今日は心が落ち着きました。
人のいいところを探せるようになりました。
でも、完全ではない人間だからこそ、自分の便利のためだけに作り過ぎてしまうのかなぁと…

そういうことをする人間でありたくないですね。
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私がこどものころは、教室はひとつではなかった。 (さぁさぁ@Patricia)
2008-05-24 00:44:49
私がこどものころは、教室はひとつではなかった。
机に座って勉強する教室と、自然の中で学ぶ教室があったように思います。
田舎の小さな学校ですから、そういうこともできたのでしょうか。
担任の先生はよく算数や国語の授業をつぶして、私たちを外に連れ出しました。
近くを流れる川で魚をとったり、海を渡るイルカの群れを見に行ったり。
もちろんちゃんとお勉強もしましたけど。
夏は暑くて冬は隙間風のぼろい校舎で、もちろん週休2日なんて存在しません。
でも、私たちの心にはちゃんと「ゆとり」があったと思います。
そういうことが、本当の「ゆとり教育」だろうと思います。
自然から学んだことは忘れませんもの。
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宮沢賢治の世界ですね。小学生低学年にはまだまだ... (Connie)
2008-05-24 11:29:16
宮沢賢治の世界ですね。小学生低学年にはまだまだファンタジ
ーの世界が必要だと思います。私ごとですが、息子たちが小さいころ山の中のログハウスで暮らしていましてその頃 夜寝る前には二人をベッドに集め本を読んであげたものでした。天窓からは夜空の星が眺められ、今にして思えば、子供に見せてあげたい夢の数々を親として一生懸命集めて暮らしていたんだと思います。テラスを素足で駆け回り、芝生のスプリンクラーの下で彼らが
はしゃぎ回っていた夏の日を思い出します。今では ひげ面となり私に意見ばかりくださる彼らですが、いつの日かいいおやじとなり
子供時代を懐かしく語る日もあることでしょう。ある人が「親は子の抜け殻・・・」とおしゃったのを20代半ばに耳にしました。そのころは何かとても寂しいものを感じたのですが、最近またふと思い出し、「子の抜け殻」というのは幸せな言葉だったんだ・・・と気がつきました。外は雨ですが、なぜか心は暖かな土曜日の昼下がりです。もうあえてテレビはつけないで、今日自分にできることだけに専念しようと思っているとこです。いい週末を!

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