英語で旅をする企画を楽しんでもらった
目的地は佐多岬ホテルだ
英語だけで旅をするには
ちょっと無理がある?
ちょと場違い?
そんな面々が
バスに乗るやいなや
笑顔に変わっていった
参加者は16歳から65歳までの総勢20名だ
たった一泊二日で
iBSの一年間を学ぶような研修だ
三時間近くのバスの道中の中で
驚くほどに英語会話が飛び交う
話すことって
こんなに楽しいことなんだ
わけも分からず英語を話している自分がいる
主語とか動詞とか
目的語とか前置詞とか
そんなの何にも関係ない
ただ笑いが溢れ出る
英語って面白い
昼食は途中の道の駅で手にしたお弁当
食べる場所は佐多岬
バスを降り
トンネルを抜けると
大自然の緑が日本本土最南端の佐多岬展望台へ誘う
途中にお山を守る神社があった
皆で参拝してさらに先に進む
佐多の山は薬草の宝庫だ
思わず目に止まった薬草
この薬草はどんな病気にどんな効能を発揮して・・・と
ついつい能書きを述べてしまうのが
僕の悪い癖だ(笑)
不可思議な日本人の集団に
野生のイノシシが
興味津々と近づいてきた
そしてホテルにチェックイン
休む間もなく
ペリー先生の比較文化論講義
『Ask me why? Ask you why?』
講義の後一休み
スノーケルを楽しむ人
サイクリングを楽しむ人
お部屋で読書を楽しむ人
時間の過ごし方はいろいろだ
そして
おもてなしのご馳走には驚いた
このホテルで働いているザックこと久家康くんの思いから
シエフの内山さんが海に潜り
最高級魚の石鯛を仕留めてきて
各自のテーブルに生き作りの美しい刺身として登場した
肉に天ぷら
たくさんのご馳走がテーブルを彩った
思いやりの温かい心に涙がでた
そして
Review for the day
各自が1日の学んだことを
感じたことを言葉で披露する
笑いと涙と笑顔
ついにはブレンダの三線
マッキーの六調
身も心も極楽鳥のように飛んでいた
そして就寝
朝食を終えて岐路に立つ
運転をかってでてくれた
ホテルの田中会長さんが
神の川の大吊り橋の秘境を見られてはとの
親切な提案に大賛成
高所恐怖症になりそうな空中の陸橋から滝を見下ろす絶景
天孫降臨の神々の水を頂
感謝感謝で全てのプログラムが終了した
忘れられない一人ひとりの笑顔が
桜島フェリーと共に消えていった