西郷隆盛翁の二人の妻のひ孫である
二人の西郷氏に会った
1人は翁の本妻『いと』のひ孫
西郷隆夫氏
もう一人は奄美の妻『愛加那』のひ孫
西郷隆文氏である
隆夫氏は(株)開墾舎の代表取締役であり
隆文氏は陶芸家である
南洲翁の遺伝子を
立派に受け継がれておられるお二人にお会いすることで
何かしら不可思議で崇高な
心地よい歴史の風を感じた
『金もいらない、地位も名誉もいらない、大義のためには命も厭わない』
『道は天地自然の物にして、人は之をおこなうものなれば、天を敬するを目的とす。
天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也。』
まさに敬天愛人の遺訓である
司馬遼太郎は
薩摩は得体のしれないところだと呟いた
まさに人智を超えた
人徳を超えた偉人
大西郷の誕生の地であればこその言葉であろう
願わくば西郷さんが一万円の紙幣の顔となれば
ラストサムライ以上の名声を世界に発揮できるのだが
でも
金もいらぬ名誉もいらぬ
と言われる南洲翁に失礼になるかも・・・
兎にも角にも人間を超えた大人物
西郷南洲翁の遺伝子を
しっかりと受け継がれておられるお二人にお会いできたことは
僕の至上の喜びであった