『日本の教育がダメと言うなら、日本の教育を受けている私はどうしたら良いのか』という質問がありました。教育も含めて、誰かに答えを求めるのではなく、自分がやらなければ、誰がやると言う精神を持ってくださいと言う意味です。間違っていると思っても、回りがそうだからと、世流に任せて流れて行ってはいけないということです。日本の教育の現場から、各自一人ひとりが、何かがおかしいと自信を持って、勇気を持って発信し、自らが模範として、変革の行動を起こすことです。例えば、留学をするとか、自分が求めるような教育機関に身を預けてみるとか、方法は無限にあります。才能の有無は行動にあると思います。Creative Failure と言う言葉があります。失敗は創造の母だという意味です。失敗を恐れないで、自分を信じて、妥協に甘んじないで、しっかりと自分を見つめながら、新たなる前進のための行動を試みてくださいと言うことです。そして、いつかは自分で教育の現場に立って、信じる道を次の世代の人々に伝えていけばいいと思います。本当の教育とは、世界中の誰もが賞賛できる、人間が美しく生きていく道であると僕は信じます。