イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

サマータイム導入案の時に似ている

2020-04-30 20:08:51 | Weblog
 NHKニュース7で、9月入学のことが出ていました。
 いくらなんでも、今年から突然というのは無理がありすぎると思います。

 オリンピックの暑さ対策として、突如サマータイム導入案が出てきたのに似ていると思います。
 案としてはありだと思ったけれど、いくらなんでも突然すぎる。準備段階あるいは試行期間を設けるとか、バックボーンとなるものなし。

 9月入学も、ずっと継続するのなら、それに備えてやるべきことは多々あるはずで、少なくとも3年の準備期間は必要な気がします。中学あるいは高校が3年間あるんだから、その間に移行期間が持てるような態勢で。
 どんなに急いでも、2年は必要でしょう。
 
 来年の入試が夏だとしたら、オリンピックと時期的に重なるあるいは近い。9月入学を考えるなら、オリンピックは返上するということかもしれませんが。

 9月までずっと休校にするのかというのも、逆に9月には平常授業ができるのかも全くわからない。
 
 そもそも、2月27日に突然全国一斉休校を要請した根拠がわからない。だから、再開するための判断材料を何にすればいいのかもわからない。
 4月1日に全住所宛にマスク2枚配布すると自慢気に言ったのに、全く届く気配なしで、明日はもう5月。
 
 緊急事態宣言は延長だと言われているのに、今日の新たな感染確認は少ない。特に新たな感染ゼロの県が多くて、もう宣言必要ないんじゃない、と思えるほど。
 逆に北海道が多い。
 それって、2月にあったなぁ、そんな感じ。北海道はPCR検査を多くやっているのかな?

 わからないことが多すぎます。そういう時に、全く計画されていなかったことを、ポンと持ち出すのはやめて欲しいなぁと思います。

本屋はよくて、古本屋はダメ

2020-04-30 18:30:00 | Weblog
 週刊朝日の連載「コンセント抜いたか」(嵐山光三郎)。
 今週号の出だしは、
 『新刊書店は行ってもいいが古書店はダメ、というおふれが出た』

 そうなの?! 東京都のHPを見たら、確かにそうなってました。
 新刊は雑誌を含めて発売日に買いたいから不急に該当しなくて、古書店はいつでもいいでしょ、だから不急に該当?

 「コンセント抜いたか」の続きは、
 『古寺巡礼と古書店廻りは人間再生の浄化装置なんですよ。本を読まない連中が決めるから、こうなる』

 誰が決めたんでしょう? 最終的には都知事だとして。
 都知事も本を読まない連中なのかな?
 
 確かに、感染拡大防止という点で考えたら、新刊書店はよくて古書店はダメというのは、おかしな感じはします。
 東京の古書店街。地方にはない大きな魅力というのは間違いないし、仕事で使いたい人もたくさんいると思うけど。

 インターネットがあるでしょ、という点に関しては、
 『古本はやっぱり、古書店へ行って実物を手にとってみるところに趣がある』と書かれています。

 緊急事態宣言は継続するとして、古書店OKとなる? そういう変更もないのかな、継続というのであれば。

人口と感染者数の割合

2020-04-30 11:47:29 | Weblog
 東京の新型コロナウイルス感染確認者数が減少傾向にあるという数字になっていますが、検査件数がわからないから、何ともいえないという声も多いです。

 検査件数に関しては、他の道府県もどれくらいしているのかわかりませんが、人口を考えた時に、東京の感染者数は思ったより多いとも感じました。

 もちろん、数字を見れば東京が突出しているんだけれど、そもそも人口が多いんだからと思っていました(実際はもっと多いのかもしれませんが)。

 あらためて計算したら少々びっくり。
 日本全体で14,102人。東京都は4,106人。29.1%ということになります。

 東京都の人口は今年1月1日の推計で13,951,636人と東京都のHPに出ています。
 日本の人口の1割より多いけれど、だとしても3割近い感染者数というのは多いと思います。

 もっとも、新潟県内も新潟市の割合が、人口35.3%に対して、感染確認者は74.7%。

 人口との比例関係は全くないということなのでしょうか。
 人口密度というのは当然考えられるでしょう。

 どういうところにその原因があるのか。それを示していけば予防対策もより効果的にできたりしないのかな?

PCR検査1/10以下でも、感染者数は多い

2020-04-30 09:34:34 | Weblog
 昨日のNEWS23で、日本のPCR検査数が増えないことを取り上げていました。
 国会でも議論になっていたと。

 総理は2か月前から増やす増やすと言っているのに、同じことを繰り返し発言しているだけでいっこうに増えない。

 他国との比較では、日本の少なさが際立っていました。
  
 ドライブスルー方式等、韓国のPCR検査はしばしばニュースになっていました。感染者が増えて、それに対応するために検査数も増やしているということが伝えられました。
 しかし、それでも、ドイツやアメリカより少ないです。
 というのは、韓国はすでに感染のピークを過ぎ、収束に向かっている局面ということなのかと。
 
 日本は韓国の1/10程度の検査数ですが、すでに感染者数は韓国を越えています。
 いつのまに…という感じもしますが、日本は感染者が出たのは、世界の中でも早いほうですし、それなのに、いつまで経っても感染確認者が減少してこない。それがPCR検査の少なさゆえ、ということは言えると思います。
 検査を増やすことで、陽性になった人を別ルートで対処することできるから。
 日本は検査をすれば陽性になる人が、そうでない人と同じルートで日々を過ごしているという実態があると思われます。

感染対策に集中せねば

2020-04-30 09:25:13 | Weblog
 昨日のNEWS23、9月入学に関することで、愛媛県の中村知事が、現在は感染対策に集中すべき時で、混乱に乗じて大きな変革を行う場合ではない、あるいはそのための議論に時間を使うべきではない、そういうことを主張していることを知りました。

 全くその通りだと思います。

 小池都知事が、勢いに乗じてやってしまおうという発言をされていましたが、正反対だと思いました。
 
 勢いに乗じるのは都知事の得意技で、希望の党も勢いに乗って政権奪取かとさえ言われたのに、「排除」の一言で、一転大失速。

 豊洲への移転に関しても、勢いに乗るはずが、遅々として進まずの状態に陥りました。

 中村知事の言うように、今は、新型コロナウイルスの対応にすべてを集中して、その中でできることをこつこつとやっていくのがいいと思います。

八方美人→他国では?

2020-04-30 09:18:35 | 
 週刊朝日の書籍コーナー「週刊図書館」
 ベスト・レコメンド(永江朗)で、「世界ことわざ比較辞典」(岩波書店)が紹介されていました。

 例として「八方美人」も載っていました。新しいことわざであると。
 ヨーロッパでは「友の多い者に友はいない」(古典ギリシア語)、「みんなの友は誰の友でもない」(ラテン語)と、日本で使われているのと似ています。

 一方、韓国語では「何でもできる人」ずいぶん違ってます。almightyを意味するのでしょうか。
 中国語の「八面玲瓏」は「誰とでも円満にうまく折り合える人」。日本の「八方美人」とはイメージが逆転すると。
 
 「玲瓏」は好きな言葉というか、羽生善治九段が揮毫する言葉として知って、とてもいい言葉であると理解しています。
 「八面玲瓏」いいですね。「令」の文字はどうもよろしくない。「玲」であったり、「怜」であれば、現在の世の中がずいぶん違っていたのではないかと思える昨年からの日本の様子です。

遊びの反対は仕事ではない

2020-04-30 09:08:23 | TV・映画
 昨日の夕方BS1で放送された「BS世界のドキュメンタリー」
 「遊びの科学」

 その中で、印象に残った言葉。
 「遊びの反対は仕事ではない。抑鬱である」 
 ブライアン・サットンスミスの言葉。

 私が、勤め始めた時、所属長に言われたのは、「遊びとは目的がないもの」

 しばしば「遊びを通して○○を学ぶ」あるいは「遊びを通して○○を学ばせる」というのを目にします。
 指導を受ける立場か指導者側かで、表現が違うだけで、遊びを教育の手段にしている。それは違うと。遊びではなくなってしまう。

 自由にやりたいようにやって、そこから何も得られなくても、それが遊び。そう教わりました。

 たぶん、サットンスミスの言葉も共通しているように思います。

 現在、家にいて、遊んでいけないことはないんだけれど、自由にやりたいようにということになると、家にいなさいという命令形としか思えないStay homeはかなりの抑鬱を伴うリスクがあると思います。

 さらに1か月程度の延長というニュースも地元紙一面に載っていました。緊急事態宣言。感染者数の数字がピークをむかえない。こういう状態でいつまでも制限が続くと精神的にきつくなるかも。

 遊びということの重要性を伝える番組を、昨日流したことにタイミング的な意味合いはあるのかな?