2年目COXの納谷です。
新人戦が終わり、札幌に戻ってきました。
オッ盾が終わってからずっと突き進み続けた中で、いろんなことを思いました。
たぶん1回のブログじゃ書き終わらないので、何回かに分けて書かせてください。
まず、8+とレースについて。
予選、敗復、準決勝と3回レースをすることができました。
当初掲げた目標は、準決勝進出です。
かなり渋いのではないか、でもやれるだけやりたい、そんな雰囲気で決めました。
上野さん(5)とも、何度も渋い話をしていました。
敗復が終わったときは、喜びよりも準決勝に対するわくわくでいっぱいでした。
予選は緊張してました。敗復は落ち着いてました。準決勝は一番心躍ってました。
決勝に進んだクルーとの実力の差を感じました。涙が出てきて、自分はこんなに強い思いをもっていたのか、こんなに悔しいと思える人間だったのかとびっくりしました。
今は、この差を埋めるにはどうしたらいいのか、あの中で勝つために自分に必要なものはなんだろうか、順位をつけたときはどんな気持ちになれるのか、そんなことを考えてわくわくしています。
これまで、私が部活を続けてきたモチベーションは人でした。この人みたいになりたい、と思える先輩方がたくさんいて、あとは特になにも考えずに自分に求められることを頑張っていました。入部のときもそんな感じでした。
もちろん適当な気持ちで乗艇したことは1回もないし、自分が精いっぱい努力してきた自信もあります。でも、なんでCOX続けてるのと聞かれたら、この部活にとって私が続けるのがベストだと思うから、とか言ってた気がします。
引退された先輩方が具体的な目標を掲げていたと知って、同期もどんどん熱くなってきて、自分はそれでいいのかとちょっと悩みました。
でも私はこれまで勝負事に関して気弱な人間だったので、自分にそのスタイルは無理だろうなと半分諦めていました。
でも今は、いつか絶対に順位をつけたいという強い気持ちがあります。
自分がこんな気持ちを持てていることに、1番自分がわくわくしています。
ここからどんどん飛躍して、ものすごいCOXになっちゃったらどうしようかと浮かれています。
そしてもう一つ、
速いクルー=強いクルーとは限らないこと、戦略・調整・クルーづくり全てが盤石でないと勝ち上がれないこと、頭でしかわかっていなかったことを肌で感じました。
COXは、その「強さ」のところが問われるのでしょう。
私にはまだ全然足りません。コーチの力なしには、私だけではクルーを導くことはできなかったと思います。
もちろんコーチは必要不可欠だしどんどん頼るべきだけど、もっと自分の強さや貢献にも自信を持てるようになりたいです。
大きな収穫がありました。
新人戦に出場させてくれたすべての方に感謝です。
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個人的に、今回のクルーづくりではクルー、特に1年目から自発的な発言と行動を引き出すことを意識していました。
1年生はとても頼もしくなったと思います。おそらく私がそんなことを意識しなくても頼もしくなったでしょう。
小方は立派に整調を務めたし、池田はクルー全体のことを見てたくさん発言するようになって、山田は漕ぎも成長したし声出しがすごくてコールの相棒みたいでした。
瑞岩は飛躍的に集中力が上がりました。地味にこれが一番嬉しいかもしれません。
金谷は私が酷使するせいで方向修正のプロになり、細かすぎる指示でもばっちりな優秀な2番になりました。
高森はどんどん帰艇も上手くなるし声を出して皆を鼓舞してくれて、このクルーに不可欠な頼れるバウでした。
大熊はほぼ一緒に乗れませんでしたが、スカルもエルゴも、商大でのエイトも頑張ってました。いつか同じ船に乗りたいです。
現役部員の中では1番、1年目を見て、1年目について考えてきた自信があります。
私自身も何度も1年生に助けられ、成長させてもらいました。
なんだかんだ愛着がわいてしまっています。
今後の彼らにたっぷり期待しつつ、私も負けないよう頑張ろうと思います。
つくもさん(5)、奥田さん(4)が撮ってくれました
ありがとうございます。
長くなるので、運営の話とか感謝の話とかはまた今度書こうと思います
でもたぶん、最近自分の考えを文字にしたい症候群なので近いうちに上がります
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