靭帯損傷

昨日のことである。

野菜の購入のために、リバーウオークの野菜やを覗き、桜の花を見ながら鴎外橋を渡って井筒屋の
地下で野菜を買い足した。

買い物は食料品のみ。

福岡銀行と井筒屋の前にあるバス停で待っていた。

相変わらず待ち人は多い。時刻表を見ると乗るバスは数分で来るのが分かった。

そのまま時刻表の記載されたダイヤ版柱に(?)持たれて立っていた。


　　　　　　　　　いきなり右足の膝からふくらはぎにかけて、痛みが走った。

　　　　　　　　　足元で、女性が　「すみません、めまいがしたもので」というのに気付いた。

バスが来た。　乗ろうにも動けない。

周囲の人は、　奥さん頭打たなくて良かったね。　こっちの奥さんも足痛そう。　と言っている。

その女性は、バスが来たら乗った。私が乗るはずの同じバスだった。

だが、動けない。今の人の連絡先知りたいのにと言うと、周囲の人が誰かあの人に降りて貰ってと叫んだ。

すると、多分一部始終を見ていたかも知れない男性が、「ちょっと今転んだ人、降りてこんかい、あっちの奥さんのほうが

状態が悪いで」

その人は降りてきて、私の側に来たがまた倒れた。そして倒れたまま。

周囲の人が、救急に電話した。

井筒屋と福銀の、間の道路を塞ぐようにして、救急車と消防車が到着した。

倒れた女性をタンカーに乗せたので、私も乗って良いかと言うと、知りあいですか？

いいえ、 じゃあダメです。

かいつまんで訳を話すと、もう一台救急車出します。

同じでなかったら、今のかたの連絡先を知りたい。と言うと個人情報なので貴女のを先に下さい。と

救急隊員の要望に渡すと、相手の人はカタカナでメモをくれた。　ちょっと失礼でないの。

消防車の人が、私の側に来ていきさつを聞いたので、座って話そうとベンチに向かうが普通に歩けない。

私の言いたいことを言うと、「私のこの状態は昔やはり断裂したときみたいな感じです。私も診察受けて

何とも無ければいいですが、治療を要するなら相手のかたに支払って頂きたいのですが」

それだったら、警察の仕事になるので呼びます、と言うことで旦過交番から署員が来た。

話しを聞いた警察は、yさんは何も落ち度はありません、相手の人も不可抗力ですから、

これは、交通事故ではないので、警察の介入はできません。

話し合って決めて下さいます。

掛かり付けの整形外科に行きたいので、行きますタクシーで。タクシーに乗るまで警察官は、私の荷物をもっていてくれた。

が呼んだタクシーは、その場所ではダメです警察に怒られます。

私今警察の人と一緒です。私が通りかかったタクシーを呼ぶのは構わないが迎車はできないそうである。

警察の人には、礼を言って引き揚げてもらい、荷物は自分で持ちタクシーをまった。

掛かり付けの整形外科、弥益先生にかかった。

　　　　　　　こんな場合も保険治療はできません。
　　　　　　
　貼っているポスターには、交通事故以外で届けが必要と記載されているのに、

私の場合も当てはまることが分かった。　　　相手の連絡先を聞いていて良かった。

私の症状は靭帯損傷で、治癒に６週間かかると言われた。

義足や義手を作る会社が来た。足の補装具を装着された。

３万円戴いて、領収書を切ります。その領収書をもって保険課に行くと、実費以外は戻って来ます。

そう言われた。

やがて、相手の人から連絡が来た。　その人は貧血だろうと言われたそうである。