次姉は若い頃に茶道の裏千家のお茶名と、お煎茶の光風流のお茶名を
頂いていて、いつごろか出稽古に行っていた。
幼稚園に出向き、先生方にもお稽古をつけていた。
昔からのお稽古ごとには、夏冬にはお月謝とは別に「お礼」を
差し上げる慣例があった。
今はどのようになっているのか、習い事に月謝とは別に「お礼」を
するのか知らないが・・・・・
このホネケーキは、幼稚園で戴いてきた。
確か3~4回でなかったかと、思うが。
匂いは良かった。
洗顔用だが、使い切ってないときに次のを戴くので、
在庫として貯まった。
長姉は、肌が弱くこの石鹸は合わないと言って、1~2度使ったきりだった。
それが、ふと体洗いに使い匂いがいいので、お風呂場に置くようになった。
当然石鹸の消耗が早くなった。
次姉は「いくら沢山あっても・・・・」
何やら皮肉を込めた冗談を、言ったとに長姉はカチンときて
2度と使わなかった。
石鹸は中々減らない。
私はいくつか福岡に戻るとき、貰って帰った。
次姉は使っていいよというが、長姉は無視していた。
この石鹸事件(まさしく事件)は解決せぬまま、姉達はあの世に旅立って
しまった。
この石鹸は、最後のホネケーキである。
洗面所の手洗い用に使っている。
時々、常用の泡洗顔がなくなると、面倒なりと洗顔に使うが、長い時が
経っても、ほのかに香る。
新しいときには、もっと香りが強かったようにある。
今でも売られているのだろうか?
ホネケーキは!
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