散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

東札幌における忘年会

2009年12月15日 22時44分58秒 | 飲み歩き・その他札幌市内

私の会社は札幌駅前の支店と新さっぽろの向こうに本社がある。普段は中央区のお客さんのビルに出勤しているので、いずれにせよ東札幌での忘年会というのは、大変珍しいことである。その場所は、地下鉄駅からすぐそばにある、焼鳥の「M」である。

1杯目はビール。10人で鳥精20本、もつ20本を注文。焼鳥が到着する以前に、通しのモツ煮込みが非常に美味しい。それから焼鳥が届き、もつ、鶏とバリバリ食べる。岩見沢・美唄周辺の焼鳥は老鶏を使っており、もう少し硬いイメージがあるのだが、ここのは非常に食べやすいな。

酒を芋焼酎に切り替え、もつ鍋が到着。今日は普通の味と辛いもつ鍋の2種類を注文しており、私のテーブルは辛い方のもつ鍋である。野菜にも十分、鶏の脂分がまわり、また、当然のことながらもつは美味しい。これは中々たまりませんな。

最後にもつ鍋の汁に茹で蕎麦を投入し、満足のフィニッシュ。オッサンばかりの集まりなのだが、一人だけ鶏もつのキンカン等が食べられない人がいて、ダメ人間扱いをされていたようだ。

さて、ここから2次会となると、すすきのに行くのは非常に面倒くさい。地下鉄の大通で下車した人たちもいたようだが、私はそのまま琴似まで直行。久しぶりの「R&R」へ行くことにした。

ミニライブが終わり、やや落ち着いた店で、ジンライム+ビタース、マティーニロックを2杯飲み、結構やられて帰宅。ちょっと面白い展覧会をやっていたが、その話は週末の「ギャラリー巡り」のところで話題にしたい。

20091213最近読んだ本

2009年12月13日 21時50分03秒 | 読書
■「GOSICKⅡ」桜庭一樹
舞台と事件はゴシックロマンの香りがするが、主人公の二人は現代ラブコメ調。まあ、そんなに堅苦しくなく読みたい向きには。

■「The Whisky World Vol25」
今号は名古屋のバー特集。今年名古屋に行った時は、なかなかネットで探しても見つからなかったのだが、結構オーセンティックバーがある模様。

■「虚ろな感覚」北川歩美
見えてくる事実を機械的に反転させていく小説技法を公開しているだけのように見える。ま、それも推理小説のひとつだけれども。

■「長く冷たい眠り」北川歩美
冷凍睡眠に関わる事件の話。完全にSF的テーマを背景にした推理小説なら頭を切り替えられるのだが、微妙にありそうな技術の話なので、かえって納得できない。

■「独裁者への道 ペリーローダン367」クナイフェル、マール
ブルが目覚めた後、地球を支配する新たな独裁者が誕生。地球人類に、過去を葬り去る都合の良い記憶を受け付ける作戦に出る模様。

それよりも、1巻から表紙、本文イラストを描いていた依光隆がその仕事を下りるらしいのだ。最近は編集部で再構成したイラストが多かったので、体調を崩しているのかと思っていたが、80歳を超えているようだし、やむを得ないのだろう。お疲れ様でした。今、Wikipediaを見てみると「高村光太郎に師事」と書いてあるぞ。驚いた。

■「新・餓狼伝 巻ノ一」夢枕獏
「新」とついているとはいっても、基本的に話は継続中。何しろ戦う人の強さ・凄味を表現するために、それなりのページ数を割いて説明しなければならないので、大変なのだ。それにしても速く書いてほしいものだが。

今回はジャイアント馬場がモデルと思われるカイザー武藤が強さの一端を見せ、長らく噛ませ犬扱いだった伊達(上田馬ノ介+天龍?)が、良い戦いをみせたのが印象的だ。

20091213ギャラリー巡り

2009年12月13日 14時37分08秒 | ART
12月9日にさいとう→スカイホール。

珍しく日曜日のギャラリー巡りは、近美→資料館→コンチネンタル→ギャラリーエッセ→富士フィルムフォトサロン→道新→大通→4プラ→北海道文学館の9か所。

■北海道立近代美術館「水脈の肖像09―日本と韓国、二つの今日展」。

端聡「呼吸する水脈」:ブーン、ガガーン! という、カーレースゲームのような音が入場した時から聞こえる。小さな階段を上がって作品を覗き込むと、スピーカーのコーンに水がたまり、重低音とともに水滴が震える。意味は分からないが面白い作品だ。

藤木正則「岡山ウォーク」:正直に言うが、キャリーバッグというのは邪魔くさい。あれは普通に歩くスペースの約4倍の空間が必要である。この作品は約4メートルの取っ手がついたキャリーバッグを引きまわし、岡山の街の中を歩くという映像作品だ。映像は間違いなく岡山市(今年行った)。あまりにもバッグが邪魔すぎて、笑えて来るし、バッグが散歩中の動物のようにも見えてくる。周りの人の反応もどちらかと言うと好意的だ。

藤井忠行「バルカロール(舟唄)」。木を削って舟に見立てたものだろうか。カーブが絶妙で、ベンチにもしてみたい。

■コンチネンタルギャラリー「札幌平岸高校デザインアートコース3期生卒業制作展」。

橋本康平「精一杯の抵抗」:流木を組み合わせた鹿。労作である。
高橋和加奈「情報社会」:新聞紙を細かく貼り合わせて作った、自画像のような立体。丁寧に良くできている。
湯田紗綾「in the box」:箱を覗き込むと、奥に深く穏やかな風景が見える。良く作ったものである。

■ギャラリーエッセ「白鳥洋一「札幌絶景」展」。豊平川の花火を描いた作品。しかし景色というよりは、海中の変な生物(電気クラゲ)のように見える、独特の色彩と形。

■北海道文学館「サハリンを読む-遙か[樺太]の記憶」。非常に興味深い展覧会だ。前半の絵葉書の展示では「樺太の観光」「樺太景勝」といったものが並ぶ。樺太は寒い開拓地というイメージもあるが、観光マップのようなものも作られていたのである。台湾の人が北海道に観光に来るようなイメージなのだろうか。

続いて写真の100枚セットでは、大泊の「サッポロ生ビール樽入り」「大賣出し」というのぼりや、豊原の「書籍文房具」といった看板のある店が見てとれる。かなりちゃんとした都市なのである。

当時の様子が分る写真が何点もあり、半澤中「奥地に産する野菜類」ではかなり立派な大根、南瓜、キャベツ、蕪(ビート?)が写っている。冷害に苦しんだりしていなかったのだろうか。また6分間のフィルム「北極光」では鉄道敷設の物語が、「産業の樺太」では狐の養殖(養狐)が紹介されていた。

最後は現代のサハリンの写真で、片山通夫「旧北海道拓殖銀行大泊支店コルサコフ」には、当時の石造りの銀行が見える。他にも2009年の写真もあり、なかなか興味深い。

***
本日、大通駅でSAPICA専用改札口を発見。最低だな、交通局。

20091212最近読んだ本

2009年12月12日 16時05分02秒 | 読書
■「グインサーガ111~130」栗本薫
ガンダルの話は脇筋だけど、もう少しあっても良かったな。惜しい。それからヴァラキアのブランはなかなかさすがである。で、ついに未読だった129、130と読んだのだが、この先どうなっちゃうのと言うところで終了。

■「dancyu1月号」
今月は寿司、すき焼き特集。年末には多分寿司屋さんに行くであろう。

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結局、今日は天気が悪いため外出せず。明日、ギャラリー巡りに行くことにしよう。

金曜日の一人飲み

2009年12月11日 19時02分53秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日はお客さんの忘年会ということで、17時半に事務所を閉められた。やむを得ず(これ幸いと)、琴似に移動し、開店直後のバー「D」へ。

1杯目は今月入荷のドン・フラノ・ストロングシルバー(テキーラ)。テキーラ特有の香りはするが、普通のテキーラとは一線をかくすゴージャスな味わい。これは常温ストレートでも何の問題もなく楽しめる出来ばえだ。

2杯目はオクトモア・5年・2_140・カスクストレングス。とにかくピート香が強いらしいのだが、最初の一嗅ぎはそれほどでもない感じ。口に含んでも一瞬の間は透明感すら感じさせるクリアーな出来だ。しかし、その次から”ゴー”と香りの嵐が駆け巡りだすのだ。5年の熟成年数や60度を超すアルコール度数とは思えない素晴らしいできだが、次第にピート香にノックアウトされそうになる。


→2つとも、ボトルが洗練されているのだが、心霊写真のようで分らぬわ。

3杯目は「甘くて、ピリッとした」という難しいリクエストに、今週の疲れをいやす一杯が登場。チョコレートリキュール+ペッパーウォッカ+ピンクペッパーのカクテルだ。この材料の組み合わせでいて、無理やり合わせた感がないのが素晴らしい。予想を上回る味わいであった。



本日は以上で切り上げて帰る。

***
翌日記。天気が良くないが、出かけなくてはなあ。
来週は忘年会が2回決定。疲れるなあ。

某会合の飲み会

2009年12月10日 22時58分19秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は会社の打ち合わせをぶっちぎり、札幌駅北口へ急ぐ。某会合にて体験談を交えた30分程のスピーチ(というか報告というか)を行う。まずまずの出来ばえで、他の人の話も1時間くらい聞いて終了。

同じ北口の居酒屋「WW」へ。飲み物はビール→白ワイン→赤ワイン。白ワインはそうでもなかったが、赤ワインの量がケチくさい。どうせ飲み放題コースなのだから、豪快に入れてほしいなあ。

食べ物はナンコツ唐揚げ、串揚げ盛り合わせ、焼鳥盛り合わせ、シーザーサラダ、ちくわ磯辺揚げ、卵焼きなど。注文が少なすぎるかなと思ったが、全員40代以上だったので、結果的にはOK。過剰注文にならなくて良かった。

スタートが遅いので1軒で11時頃になり、おとなしく帰宅。

ジンジャーワイン

2009年12月08日 19時20分30秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日も社長車に乗せてもらい、大通着。創成川東の「R」で一杯やろう。

1杯目は角ハイ。2杯目はウォッカ+ジンジャーワイン+チンザノのポップスコッチというカクテル。先日、ジンジャーワインを発見して、ぜひそのカクテルを飲んでみたいと思っていたのだ。ジンジャーの刺激があり、あまり甘くない所が美味しい。

3杯目はテキーラ+ディサローノ+ライムのさっぱりした味。4杯目はオレンジブロッサム。飲み始めが少し早いので、4杯飲んでしまった。

20091206最近読んだ本

2009年12月06日 21時54分17秒 | 読書
■「グインサーガ104~110」栗本薫
しばらくは「グイン宇宙人に会う」「グイン旅芸人になる」といったたぐいの話が続くのだ。

■「オペレーションアーク1」デイヴィッド・ウェーバー
ある水準を越えた文明を発見次第、すべて破壊しようとする宇宙人に地球文明が発見されてしまった。損害を被っても、引くという概念がない宇宙人に圧倒された人類は、あえて中世レベルの植民星を作りそこに逃れようとする。しかし宗教を悪用する為政者が登場し、間違った方向に…。この作者の作品は概ね面白いのだが、宗教がらみで変な感じに進んでいるようだ。

■「偉いぞ! 立ち食いそば」東海林さだお
「富士そば」の全メニューを制覇しようとする東海林翁。美味しいのはコロッケそば、春菊(天ぷら)蕎麦だそうだ。

■「Dragon's Dream」Roger Dean
イエス黄金期のジャケットデザインを手がけ、「6番目のメンバー」と言われていたロジャー・ディーンの画集。イエスのジャケット画はほとんど無く、エイジアが出てきてガッカリ。ま、それはともかく、作品には和のテイスト(盆栽みたいな木もある)もあり、中々面白い。それからお嬢さんが驚くほど美人だ。

■「とっておきの銀座」嵐山光三郎
食事関係は興味があるが、銀座の帽子屋さんや鞄屋さんには興味を持てない。

どうも好調ではない日

2009年12月06日 14時14分23秒 | 食べ歩き
別に二日酔いとか、体の調子が悪いわけではない。しかし、何となくさえない日があるものだ。まず、家を出ようとしたところ鍵が見つからず、30分以上探して発見。一体なぜそんなところにあるのだろう…

昼飯は山の手の「H」飯店。うっ! またあの独り言オジサンだ。今日で3回目の出会いなのだが、日曜の昼間、酒を飲みながら独り言をいうオジサンがいるのだ。別に絡まれる訳ではないのだが、多分あまり意味のない独り言がずっと店内に流れると、ちょっと暗い気持ちになる。

注文は珍しいところで天津飯。「甘酸っぱい味ですよ」と註文の時に確認される。酸味の方を恐れていたのだが、食べてみると甘味の方がヘビーだ。これがもう少し醤油勝ちの味付けだったらなあ…。胡椒をかけるがカバーしきれず残念。





最後に床屋さんによって、ここでは気持良くうとうとした後、展覧会巡りの雑談をして帰る。ここは待ち時間もなく、上手く行った。

20091205ギャラリー巡り

2009年12月05日 16時01分46秒 | ART
本日はポルト→コンチネンタル→新さっぽろ→札幌市写真ライブラリー→NHK→道新→時計台→たぴお→大同→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋→さいとう→NEW STAR→CAI02の14か所。

■ポルトギャラリー「7人の視点」。

山川彩子「記憶の行方」:独特のカラフルさは変わらないが、画が大人びてきたように感じる(偉そうですいません)。
笹森衣里「花」「雨」:同系統の2作品で、「花」は赤系統の、「雨」は青系統の色彩を強くしてバランスが取れている。
同「献体」:小さな木切れをランダムに張り付けた作品。タイトルが気になる。

■コンチネンタルギャラリー「油展-2009-」。

桂下いずみ「KIDNAPPING」:点を散らしているが散漫に見えない面白い作品。タイトルが感心しない。
山内太陽「いつの事か見当もつかない」:大森林を描き、何万年のスケールを感じさせる。手前の枝と葉が人の閉じた眼を思わせる。
三戸唯「夏の幻影」:タコ型滑り台の前に、3人の子供を蛍光色で描いた、夏を感じさせる作品。これが一押し。
中村悠子「いつかの記念日」:中景には公園が、遠景には大都市が見える。写真的だが、どこか面白い。

■札幌市写真ライブラリー「さっぽろフォトステージ」。普段やっているグループ展とは一味違う感じを受ける(もちろん、普段でも素晴らしいのはあるわけだが)。

上原稔「ここじゃないどこかいまじゃないいつか」:少し寂れた商店街の写真はいつも感慨深い。こういう写真を見て何も感じない人は、山奥に住んでいるか、そういうものが目に入らない人だ。
サワダケンタロー「三行光刻」:細長い写真3点を7組配置した作品。3点はバラバラなものが写っているのだが、違和感を感じさせない。

■時計台ギャラリー「第3回北海道現代具象展」。私は小樽で見てきたので、感想は省略。小樽ではもう少し高い位置で展示されていたのだが、その方がずっと良かった。天井の制約が残念だ。

■大同ギャラリー「北海道版画協会作品展」。
宮井保郎「PHOENIX」「VOLCANO」:抽象作品だが、色彩とイメージに納得。
水野惠子「風と波Ⅰ」「同Ⅱ」:私は特に”波”の表現が好きだ。
萩原常良「夕映え大雪山」:ピンクの雲、抜けるような青い空。狙ってはいないと思うが、マグリットを少し思い出す。

■NEW STAR「ぱんつ展」。予想通り入れない。

■CAI02「「幌内布引アートプロジェクト 炭鉱の遺産を掘り起こす#2」報告展」。多少、何となく雰囲気が分かった。

紀伊国屋ではロジャーディーンの画集を発見して、即購入。

※20091206追記
さいとうギャラリーの次に、ivoryに行っていたので、計15か所回ったことになる。ヤナイさんのコメントで気がつきました。ありがとうございます。

ギャラリー巡りの途中

2009年12月05日 11時54分06秒 | 食べ歩き
ギャラリー巡りの途中、新さっぽろへ。ここに来るとついイタリアンの「S」に立ち寄ってしまう。12時前に入ったので、無事座れたようであるが、帰りには待ち行列ができていたのだった。安いから大人気だなあ。

まずはベジタブルセット。サラダ(小)とシーフードチャウダー。ジャガイモとあさりの味でなごみつつ、やっぱり赤ワイン(白の方が良かったかな)。何だか最近酒の量を人に心配されているのだが、250mlなので、大丈夫。





そして主食はペンネのアラビアータ。かなり熱々で、程よくピリ辛味。パスタソースを買えば家でもできそうだが、これはこれで十分美味しいと思う。周囲は家族連ればかりでアットホームな雰囲気の中、孤独に酒を飲むのであった。


20091205最近読んだ本

2009年12月05日 09時20分25秒 | 読書
■「グインサーガ外伝11~21」栗本薫
外伝の方はこれにて読破。グインのキタイ、カナンの冒険譚と、本筋バリバリの話であった。21巻は現在の本編より未来の話であり、これを読むと「この先どうなるのだったか」と感慨深い。

■「グインサーガハンドブック1~3」栗本薫

■「グインサーガ101~103」栗本薫
やはり今月最終巻(未完)が出る模様。私は129巻もあえて読んでいないのだが、やっぱり読むべきかなあ。以前、「剣客商売」は最終巻をずっと取っておいて、旅に出た時に読んだのだよなあ。

■「angels」篠田真由美
無理やりな「嵐の山荘」づくり、登場人物にドラッグ中の高校生、文学賞を受賞した高校生と無理ありすぎ。笑い出しそうに。

■「地球保護区」小林めぐみ
地球環境は悪化し、人類は他の惑星に脱出。環境の回復とともに再び地球に足を踏み入れるも、天才科学者の謎の宝があり、それを狙う集団が現れる。ほど良く面白いSF。

■「晩夏に捧ぐ」大崎梢
地方の老舗書店の幽霊騒ぎを書店で働く「本屋探偵」が旅行がてらに調査する。この辺は楽しいのだが、昔の作家志望の書生がでてくると、必ずドロドロした感じになるのはどうかなあ。

■「深夜食堂5」安倍夜郎
メニュー名だけ見ると本当につまらないのだが、何となく旨そうに読めるという深夜食堂マジック。

仙台からの訪問者を迎えて

2009年12月04日 23時00分52秒 | 飲み歩き・すすきの界隈

→あ、北海道っぽい。

本日は会社関係ではあるが、仙台からの人を迎えての飲み会。1軒目はすすきののビルに小ぢんまりとある居酒屋「W」へ。誰が見つけたのか知れないが、なかなかいい店だった。

飲み物はビール→芋焼酎。食べ物はホッケ、刺身(マテ貝、タコ、もうひとつ何か)、ザンギ、焼鳥など。ホッケは道外の客にと頼んだものだが、我々も驚く大きさ。脂もほど良く乗っていて良かった。それから珍しいのがマテ貝の刺身。多分私は初めて食べたと思うが、ホッキにちょっと似た感じの、味があるがさっぱりした刺身であった。

話題はローカルグルメとコンピュータの歴史かな? 仙台では「レゲエパンチ」という飲み物が、大体どこの飲み屋でも注文すると作ってくれるそうだと仙台氏が教えてくれた。我々も一生懸命北海道のお土産を考えてあげたが、焼そば弁当は時々仙台でも売っているそうなので、ホンコン焼そばとベルのタレはどうだろうという結論に至る。

2軒目は一人、バー「N」が満席でふられて、久しぶりの「Z」へ。「金曜日はいつも空いている」と笑うバーテンダー氏だが、私を含めて4人が同時間帯に来店し、カウンターはほとんど満席になった。

1杯目は「強力なやつを」と注文すると、本当に強力なのが来た。スピリタス(アルコール度数96度)+アブサン+ピコン+レモンの通称「破壊のしずく」。これは強力だ…。カクテルにするとどんな酒でも多少は飲みやすくなるのだが、これは度数が50度を超えているらしい。味に切れがあるのだが、両刃の剣で、私の方にもダメージがあるだろう。

2杯目はジャックダニエル+アプリコットブランデー+レモンという、少し甘みのあるカクテル。最後に懐かしいジャックダニエルの味が立ち上ってくる。

3杯目はラフロイグ10年を使った、ウィスキーマック。それぞれ強力ながら、味わいの違うカクテルを堪能した。回りはウィスキー人が多く、隣からマッカラン40年の甘い香りが…。そのお客さんは親切にも「飲んでみる?」と言ってくれたのだが、もう味がわからないし、ずうずうしすぎるので遠慮しておいた。

西11丁目まで歩いて、地下鉄で帰るが、相当酔っていた模様。次の日もほんのり酔っているようだ(気持悪くはない)。


→すすきのの西の端。

12月突入

2009年12月03日 19時57分03秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
12月に突入し、忘年会の類は4件予定あり。今日はそんな中、よせばよいのにちょっとだけ飲みに行く。すすきののバー「C」にて、1杯目はウィスキーソーダ。

小さなPOPがあるので、つられて2杯目は竹鶴21年。多分、お得な値段で飲めた。やはり17年とは違う感じがする。

3杯目はギムレットでさっぱり。今日はこのくらいにしておくのが良いと思う。