散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

今年初の

2009年04月04日 20時19分53秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今年になってから、ずっと行こう行こうと思っていた、琴似の居酒屋「D」へ。まずはちょいとビールで喉をうるおす。さあ、今日のメニューも気になるものばかりである。この店、メニューを見ると実にそっけない記載であるが、出てくるものはほとんど間違いなく美味しい。

まずは赤ガレイとニシンの刺身、酒はマスターにお任せして黒龍垂れ口を出してもらう。刺身は赤ガレイのしっとりした感じも美味しかったが、やはり珍しいニシンだ。細かく骨切りされているので小骨が気にならず、ニシンのちょうど良い脂分だけが感じられる。



続いて海老と野菜のゼリー寄せ。透明なゼリー状の出汁がかかっているのかと思ったら、牛筋からとった自家製ゼラチンでしっかり固めたもの。しかし口どけは良いし、濃厚な味わい。その中からいろいろ野菜としっかりした海老の身が大量に出てくるのだ。



続いて、根知男山吟醸生をお供に、天然ぶりのかぶと煮。いわゆる寒ブリというのは非常に高値がつくものだが、子供がちょっと入った瞬間(まだ栄養はほとんど取られていない)に、値段が1/4くらいになるのだそうだ。そのお得なところを頂く。指同士が張り付いてしまうほどのゼラチン質だが、食べるとさっぱりしている。肉らしいところから、トロトロの部分まで味わいも幅広く楽しめる。



ぶりかぶとで酒を飲むのを忘れてしまい、生しいたけ焼きを食べつつ、残りの酒を飲む。最後に洋酒をということで、マスターに頼むと「今日は余りないんですが」と、訳の分からないマニアックボトルを5本ほど出してきた。いろいろなオールドボトルに目がくらみつつ、DANIEL BOUJU EMPEREURというコニャックと、ホタテグラタンを注文。



コニャックはつぎだした瞬間に分かる甘い香り、飲んでみると程よく酸味が入り、重さがなく飲みやすい。その余韻の長さを楽しみつつ、ぷりぷりしたホタテとエリンギの入ったグラタンを食べる。洋風組み合わせがピタリ。



最後に小皿に謎の紫色の練り物のようなものが出た。紫芋かとおもったら、ナッツとレーズン入りのチーズに餡子をまぜたものなのだ。これが絶妙の味わいで、誰かぜひハーゲンダッツ社に教えてやって、製品化してほしいものだ。

本日は朝早くからの仕事で、これにて帰宅。疲れた。

20090404ギャラリー巡り

2009年04月04日 17時01分30秒 | ART
本日は仕事が何時に終了するのか分からないため、ドニチカキップを購入しないで出社した。ということで、以下はすべて歩いて巡ったものである(ちょっとセコイ?)。

市民ギャラリー→札幌市写真ライブラリー→道銀駅前→富士フィルムフォトサロン→クロスホテル→時計台→道新→NHK→丸井→北海道画廊→ivory→さっしん→スカイホール→三越→大通→リンケージプラザ→札幌市資料館→近代美術館の18か所。

追記:ラルズプラザの骨董市にも行ったから、計19か所だ。さいとうギャラリーは4月2日訪問済。

■札幌市写真ライブラリー「まつり・祭り・MATURI」。常設展は札幌の祭り特集であった。昔の祭りが本当に楽しみだったころの時代が蘇ってくる。

■時計台ギャラリー「外山欽平油絵個展」。今回はただでさえ直線構成だけなので難しいと思われる「L」だ(この方、アルファベットを1文字づつ絵画化するシリーズに取り組んでいる)。しかし「L」と言っても、大文字・小文字・筆記体・ブロック体とあるし、色彩の変化も面白い。

「佐藤仁敬個展」以前「サッポロ未来展」で1点だけ見た時から気になっていた。少々アンバランスなほど手足の大きな女性が目を引く。何かの悩みを抱えつつも、逞しく生きる生命力がある。今日は、初めて見たと思う草原と樹木をバックにグリーンの服を着て顔を覆う女性の図が良いと思った。タイトルはほとんどが「Paranoid」なので、説明が難しい。

以下の写真は散策の途中に取ったもの。



のぼりたい!





こういう時、以前に何があったのか思い出せないものだ。





26725歩。

一応祝杯

2009年04月04日 12時45分07秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は5時半起床で、仕事へ。私が担当していたシステムが稼働を迎えるのである。7時から稼働状況をチェックし、11時半ころ無事終了。めでたくシステムの運用開始となった。

さて、こういう日はちょっと一杯飲むしかあるまい。ギャラリー巡りをスタートさせながら、札幌駅近くの「D亭」へ。ビール、日本酒、かつ煮、マグロぶつで1100円のセットでささやかに飲む。



東京でマグロぶつというと立方体に近い形のような気がするが、この店は普通の刺身の形であった。かつ煮の濃厚な味に一味をかけると、ビールにも日本酒にも実によく合う。





しかし、昔は札幌駅の周辺にこういう食堂兼一杯飲み屋のような店が沢山あったと思う。最近はこういうゆるい店がなくなってしまった。時代の流れではあるものの、駅近くの飲み屋という魅力が薄れてしまった。

それはさておき、これを昼飯代わりにして、ギャラリー巡りを継続しよう。