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本日はさほど無理せず、資料館→キャノン→赤レンガギャラリー→たぴお→時計台→道新→NHK→さいとう→スカイホール→さっしん→趣味の郷の11か所。
■キヤノン「第42回キヤノンフォトコンテスト入賞作品展」。平日しかやっていないギャラリーなので、久々。かなりいい作品があった。
岡田治「神秘の森」:ツキヨタケの背後に星空を写した神秘的な作品。
佐々木豊「朝日の中で」:スケートの滑走シーンが朝日に浮かんでいる。
岡空圭輔「カメの墓場」:青い色彩の中、カメの骨が静かに眠る。
倉田れい子「ファインプレー」:サルのものすごいロケットスタート。
関根元治「富士山麓の神秘」:様々な形をした雲。
■五番舘赤れんがホール「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」。うーん、値段の割に…。
「浮き彫り臥鹿文様銀皿」かなり細かい文様。正倉院に類似のデザインの皿があるらしい。唐代。
「金製迦陵頻伽冠」人面鳥が4羽、四菩薩像、八力士が刻まれている冠。元代。
「イスラーム教徒の石棺の蓋」キリスト教、イスラム教の商人とも付き合いがあったとか。元代。
「銅鍍金菩薩座像」素朴だが、何となく愛情が感じられる。元代。
「銅武士彫像」剣や薬壺のようなものを持っているので、四天王の変形かと思ったが、4人とも風貌が同じであるため違うようだ。台座には載っているが足もとに邪気もいない。元代。
「龍が彫ってある王座」手すりが鹿の角でできている。王者感満点。
■ギャラリーたぴお「立体四人 面白半分展」。野又圭司「人間たまごっち」はたまごっち型の中に放射線防護服のような人型が入っている作品。展示室全体的に、シリアスな雰囲気であった。
■時計台ギャラリー「佐藤泰子自選展」。A室の展示作品が一番好きだろうか。光・影・一瞬の印象を色彩化したような作品だ。色が少ない作品は、古寺の庭のようにも見えてくる。
■道新ギャラリー「第7回「虹の会展」」。何人かすごくうまい人がいる。中村哲泰、鈴木博詞、清水俊枝など。
■さいとうギャラリー「いずまい展」。染色の展覧会。ミカミイズミは黒地に変な生物のようなものを浮かび上がらせている。例えばクリオネ+熊の「クマオネ」。タイトルの紙に「ハダカカメガイ食べにいこ」と変な一言が書いてある。
スギモトマイは伝統的なパターンの中に、変なキャラクターを登場させている。もう一室の「風間雄飛個展」も道都大の人だな。法邑で見た記憶がある。
■スカイホール「木楽なひとびと」。司香谷智「ももんがふどう」が可愛い。動物の”ももんが”が炎をしょって、上下ぶっ違いの牙をはやしている。
トップ画像はいわずとしれた「五番館」の看板。札幌のデパート再編はどうなってしまうのだろうか。考えてみると、私は全くと言っていいほどデパートでは買い物をしない。もしかするとこのままでは滅んでしまう商売形態なのかもしれない。
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