散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090428最近読んだ本

2009年04月29日 10時37分34秒 | 読書
■「黙星録Ⅲ」荻野目悠樹
二重太陽が接近する中、安全な星を求めて移住戦争が激化。しかしこのままでは星系全体が破滅してしまい、安全な場所などないのだ。人類が生き延びる道はあるのか。最後、映画「アルマゲドン」のようになり、興ざめ。

■「早世の天才画家」酒井忠康
岸田劉生、古賀春江、三岸好太郎あたりは割とみている画家だろう。関根正二は「信仰の悲しみ」より「三星」の方が傑作だと思う私である。文章は一文が長く、読みづらい。

以下、図書館の5冊。
■「あのころの札幌」河野誠
札幌市写真ライブラリーで見たことがある写真もかなりあるが、本になるとゆっくり見ることができて良い。

■「川田龍吉伝」館和夫
男爵いもの父がこの人である。かなりの頑固オヤジだった模様。

■「路上探検隊新サイタマ発見記」路上観察学会
埼玉は都会的でもあり、江戸の雰囲気を残す町もあり、面白い場所のよう。

■「日本美術観光団」赤瀬川原平、山下裕二
誰か詳しい人が一緒に絵画を見に行ってくれないものだろうか。自分で行っていないところでは中尊寺に興味がある。

■「ニッポン地下観光ガイド」小島健一、栗原亨、小林哲朗、津村匠
天然・人工とりまぜた地下の旅。面白さを探すというより、スケールの大きな凄みに圧倒される感じだ。

話は変わるが、現在東京で行われている「興福寺展」のために、阿修羅像を移動するプロジェクトをテレビで紹介していた。何しろどうやったら成功するか分からないものを、責任を背負って運ぶというのは恐ろしいものだ。阿修羅像は写真で見るより、実物ははるかに脆そうに見えるのである。


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