散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090411ギャラリー巡り

2009年04月11日 15時24分38秒 | ART
本日は札幌市資料館→コンチネンタルギャラリー→さぱら→4プラ→ivory→ATTIC→テンポラリー→大丸→大丸ホール→富士フィルムフォトサロンの10か所。

■コンチネンタルギャラリー「つながる空気」。齋藤由貴(油彩)、佐藤あゆみ(金工)の二人展。齋藤由貴の画は、女性が主に描かれているが、何の形もない作品でも色彩だけで見せられる。佐藤あゆみは展示室中央部分に椅子作品が多くあったのが目を引いた。座面が陶板だったり、3脚の椅子は一見不安になるが、座ってみると落ち着いている。二人の作品の何となく相性の良さを感じる。

■さぱらホール「鶴見正勝 内山琴 二人展」。内山琴は「書」を展示。個人で「書」の作品展はあまり見ないような気がする。「風趣」なんて言うのは趣があるが、「仲良きことは美しき哉」なんていうのは、興ざめする。若い人にとっては、新鮮なのか?

■ATTIC「中西揚一展」。何となく懐かしく、謎めいた作品(人物画)。最小限に抑えたライトが雰囲気を出している。

■大丸ホール「東本願寺の至宝展」。狭いだろうなと思っていたが、キチキチの会場に襖絵が沢山あり見づらい。しかし、思ったよりは良い作品が来ていたと思う。

「寛政度用材運搬図屏風」:かなりの人の足が止まっていたのがこの作品だ。山奥から大木を伐り出して運搬する大迫力の屏風。美術作品というより、風俗画みたいな感じでとにかく面白い。
「花鳥図」羽田月洲:ド派手襖絵。今回はこの類の作品が多い。
「唐獅子牡丹図」望月玉泉:獅子と牡丹。獅子は飛ぶ蝶を追ってユーモラスな感じ。

「阿弥陀如来立像」:13~14世紀の作品らしい。きれいに残った切金文様が見もの。
「安養六種図」望月玉泉:6種類の鳥を配置した、巨大襖絵。
「飛天舞楽図」竹内栖鳳:天井画のために描いた草稿らしい。さすがの曲線美と宙を舞うかのような無重力感が表現されている。
「波涛大鷹図」久保田米僊:岸壁にしっかと立つ大鷹の図。巨大ですごい。

ということで、立ち飲みに寄ってしまったためここで失速。

うれしい新店

2009年04月11日 15時12分15秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
札幌駅前に新たな立ち飲み店ができた。これまでの既存店より私の好む条件に近いので、非常にうれしい。



まずは焼酎のジンジャー割り(正式名称忘れた)と牛筋カレー味。ジンジャー割りはもう少し甘みがあっても良いかな。相当にドライな味だ。牛筋は普通においしい。





続いてメンチカツと赤ワイン。メンチカツは半割にしてあったので、片側を醤油、もう片側をソースで食べる。できたてで、150円とは思えない良いつまみだ。他には焼き鳥・串揚げ・おでんとメニューも豊富。また次回、ぜひ試してみたいと思う。




2種楽しめます

2009年04月11日 12時31分12秒 | 食べ歩き

本日はやや二日酔いを抱えて、大通のカレー店「K」へ。久しぶりに来ると、本日のカレーを2種セットで食べられるメニューが新登場していた。よし、今日はシーフードと豆のカレーのようだ。

基本的なメニュー構成は1種の時と同じで、ライス・ミニナン、サラダ、ヨーグルト。食後にチャイがついてくる。2種類のカレーは多少違いがあるので、美味しく食べられた。今日は刺激を避けて辛さは普通にしておいたが、食べ終わって二日酔いも消えていた。

20090411最近読んだ本

2009年04月11日 07時20分55秒 | 読書
■「ベガーズ・イン・スペイン」ナンシー・クレス
海外の小説はものによっては読みにくいものも多いのだが、いきなりの表題作に引き込まれる。遺伝子操作で作られた眠らない子供たちの話は緊張感がある。また銀河帝国を失った「ケイシーの物語」はSFファン必読。

■「楽園への疾走」J・G・バラード
70年代ヒッピー&フェミニズムムーブメントを問うような話で、90年代に書かれた意味が分からない。

■「dancyu5月号」
日本一うまい店大集合は良いのだが、ほとんどが東京の店ばかり。

■「黒衣の女王 グインサーガ126」栗本薫
イシュトバーンがついにパロに乗り込む。意外とダメ女リンダが見ものだ。

以下、図書館の3冊。
■「将棋界の真相」田中寅彦
将棋指しの凄い逸話。ある人が旅館で麻雀牌を見て「これはダメだ。去年使った牌だ」「なんでダメなんだ?」「本当にいいのかい、それ○○で、これ△△だけど」と裏返したまま牌をあててしまったらしい。どうやら、裏の竹の目を画像的に覚えているので、全種類分かってしまうらしいのだ。何という能力なのだろう。

■「はじめてみよう言語学」佐久間淳一
ずっと気になっていた相手に対して一人称をつかうことに、説明づけがされていた。人に向かって「おのれ~!」というのって、不思議じゃない?

■「ゲームデザイナーの仕事」前田圭士
ゲームで食っていきたい人、必読の書。一般、ビジネス書としても良くできていると思う。