散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090416-17の酒

2009年04月17日 19時25分57秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈

4月16日。
東京から来ていたM君の送別会。2軒目で気が付くと12時を過ぎていた。少々辛い。最後に油そばを食べたのもどうだろうか。

4月17日。
一人で静かにバー「R」へ。1杯目はスペインの赤ワインと通しのチーズを合わせる。2杯目はスモーキーマティーニ(タリスカー)。なみなみと入っており、これにやられる。

3杯目はウォッカ+カシス+レモン+砂糖で少しマイルドなカクテル。これを飲んでまだかすかに明かりの残る道を帰る。冒頭写真は石狩街道越しに見える狸小路である。

20090417最近読んだ本

2009年04月17日 08時16分05秒 | 読書
■「愚行録」貫井徳郎
一家四人が惨殺される。一見非の打ちどころのないように見えた家庭だが、多数の証言者が語る真の姿は? それぞれの証言の矛盾もあり、「愚行」というのがいったい誰の行動なのかが面白いところだ。

■「町長選挙」奥田英朗
ナベツネそっくりのオヤジ、ホリエモンをモデルにしたと思われる男の精神的な悩みとは。離島における恐怖の選挙戦の結末は。楽しい快作である。

■「レインボーズエンド 上下」ヴァーナー・ヴィンジ
いわゆるサイバーパンクの系譜から生まれた作品。いったいなぜ私はこの手の作品を好まないのだろうか。技術が世界を改変する話が嫌いなわけでもないしなあ。

■「墜落」東直己
札幌を舞台にあまりにもダメな人間たちの物語。そんな中で一点の希望の光が差すところを書こうとしているようなのだが、あまりにも希望が持てない。

■「スターシップ-反乱-」マイク・レズニック
とにかくその場で自分の信じる最善をつくす主人公は、事なかれ主義の軍の中では異端児であった。乗船していた船の艦長が死に、つぎに昇格したのはとにかく規則に従うことが目的のような異星人。果たしてこの結末は。面白くできてはいるが、少々都合がよすぎる。

以下、図書館の2冊。
■「人前で3分あがらずに話せる本」金井英之
私もかなりのあがり症なのではあるが、別に本を読んで解消しようと思っているわけでもない。

■「世界美味美酒文化雑行」冨田勝弘
うっかりまた借りてしまった。前回は縁起担ぎと海外経験自慢がもう少し鼻についた記憶があるのだが、まずまず。