散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090429ギャラリー巡り

2009年04月29日 16時23分49秒 | ART
市内中心部のギャラリーは明日回るつもりなのだが、平日なのでドニチカキップが使えない。少々遠めの所を、本日回っておいた。茶廊法邑→品品法邑→ギャラリーミヤシタ→アトリエムラ→中央図書館の5か所。

■アトリエムラ「アトリエムラの8人展」。1月にオープンしたギャラリーらしいが、天気も良く初めて行って見た。まずは、三木俊治の砲丸の周囲に不思議な模様を入れた作品が目に付く。使用されている砲丸がただものではないのだ。アトランタ・シドニー・アテネ五輪の3大会連続、すべてのメダリストが同一メーカーの砲丸を使ったといわれる、辻谷工業製のものなのだ。

種々の問題で北京五輪では砲丸を使わせない、ということになったのを知った三木が「作品に使わせてもらえませんか」と頼んでみたところ、快くOKされたというコラボレーション作品らしい。ちょっと触らせてもらったのだが、実物なので何よりも重い(7キロ以上)。

他にも會田千夏、前川アキの作品はもともと好みのタイプである。小ぢんまりしたギャラリーだが、5月中旬から女性だけの展覧会、さらにその後、男性だけの展覧会といろいろやっていくらしい(アトリエの代表の方が教えてくれた)。

本日の主目的は中央図書館なので、そこまで歩いて行き、帰りは路面電車で西8丁目へ。それだけで帰るのも寂しく、古本とビールの「A」へ。ブリティッシュペールエールを店主と半分こして飲む。今日はほど良く温かく乾燥しており、最高のビール日和だ(午前中はちょっと涼しかった)。ちょっと雑談の後、帰宅。今日はこの後、読書に専念しよう。

春の散歩

2009年04月29日 15時45分38秒 | 写真館
西18丁目から中央図書館まで歩いた。




→日の当たりの良い所では、桜が咲きだしたようだ。


→「おい、今日『いい友』に飲みに行こうぜ」「いいとも!」(←バカ)


→できれば「おおい」と「お~い」は統一して欲しかった。


→昔ながらの食堂は何となく好きだ。

クラシックな味

2009年04月29日 12時18分21秒 | 食べ歩き
ゴールデンウィークの1日目。今日は中央図書館に行くのが主目的なので、普段と移動パターンが違う。西18丁目で地下鉄を降り、近くのレストラン「N」へ。ハンバーグもカレーも美味しそうな店だが、ナポリタンセットにしてみた。

予想通り、王道の味のナポリタンだ。味付けは、ケチャップすぎずトマトソースすぎずちょうど良い。タバスコと粉チーズを多めにかけて、昔通りの食べ方をしてみた。





最後にコーヒーを飲んで、図書館に向けて出発だ。


20090428最近読んだ本

2009年04月29日 10時37分34秒 | 読書
■「黙星録Ⅲ」荻野目悠樹
二重太陽が接近する中、安全な星を求めて移住戦争が激化。しかしこのままでは星系全体が破滅してしまい、安全な場所などないのだ。人類が生き延びる道はあるのか。最後、映画「アルマゲドン」のようになり、興ざめ。

■「早世の天才画家」酒井忠康
岸田劉生、古賀春江、三岸好太郎あたりは割とみている画家だろう。関根正二は「信仰の悲しみ」より「三星」の方が傑作だと思う私である。文章は一文が長く、読みづらい。

以下、図書館の5冊。
■「あのころの札幌」河野誠
札幌市写真ライブラリーで見たことがある写真もかなりあるが、本になるとゆっくり見ることができて良い。

■「川田龍吉伝」館和夫
男爵いもの父がこの人である。かなりの頑固オヤジだった模様。

■「路上探検隊新サイタマ発見記」路上観察学会
埼玉は都会的でもあり、江戸の雰囲気を残す町もあり、面白い場所のよう。

■「日本美術観光団」赤瀬川原平、山下裕二
誰か詳しい人が一緒に絵画を見に行ってくれないものだろうか。自分で行っていないところでは中尊寺に興味がある。

■「ニッポン地下観光ガイド」小島健一、栗原亨、小林哲朗、津村匠
天然・人工とりまぜた地下の旅。面白さを探すというより、スケールの大きな凄みに圧倒される感じだ。

話は変わるが、現在東京で行われている「興福寺展」のために、阿修羅像を移動するプロジェクトをテレビで紹介していた。何しろどうやったら成功するか分からないものを、責任を背負って運ぶというのは恐ろしいものだ。阿修羅像は写真で見るより、実物ははるかに脆そうに見えるのである。