散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

眠くなる

2006年06月18日 14時08分39秒 | 食べ歩き
今日の昼は二十四軒のビストロ「PE」へ。先週のバーベキュー会の会費を払っていなかったので、その支払いをしに行かなければと思っていた。

本日の前菜はホワイトアスパラのキッシュとムース(アスパラの風味が効いている)、魚貝のムース(違ったか?)、牛トリップのサラダ仕立て(歯ごたえ良く、酸味と赤コショウ)、野菜のミルフィユ。

続いてスープはニンジンのポタージュ。ニンジンのムースとレーズンの薄いパイが添えられているもの。良い感じでニンジンの風味がでている。

本日のメインは魚を選択、銀鮭のサクランボソースである。もちろん魚の表面はパリッと焼け、中はしっとりとしている。鮭はどうしてもぱさぱさになりがちだが、全然そんなことにはならないんだよなあ。で、興味のあったサクランボソースだが、キリッとした酸味が効いており鮭にピッタリ。洋風料理の果物のソースというのは食べる前は多少違和感があるのだが、爽やかで良いものである。

デザートはサクランボのシャーベット、コーヒー&チョコレートケーキ、生姜のムース(生姜味効いてる)、黒糖のクリーム。黒糖の香がふんわり漂っている。

昨日のやりすぎもあって本日は酒を飲んでいないのだが、満足・満腹にボンヤリしてきた。帰宅して昼寝…、ああ…。

おめでたきこと

2006年06月18日 02時52分02秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
仕事を済ませた後、口切はすすきののバー「C」へ。ウィスキーソーダ、白ワイン、ハリケーンを飲む。私は夏めいてくると白ワインを飲むことが多い。

少し酔い、札幌駅の北口から北24条まで歩く。
北大にそった樽川通りは通称、北大通り(「ほくだいどおり」と読む。「きたおおどおり」ではない)と言うが、拡幅工事のため昔の建物がどんどん消滅している。今の内に写真を残しておこうと思って撮影しながら北上するが、もう手遅れだったかも知れないなあ。

で、北24条の焼鳥屋「T」へ。既に先客3名が飲みだしているところに参戦。焼鳥、たこ刺し、イカ刺し、カブ浅漬け、揚げ納豆、おにぎり等など。イカ刺しには山わさびがピッタリだ。

食べかけであるが…



いつも来ている店なので、我々が注文しつつも、マスターは様子を見ながら何か出してくれたりもする。「今日は味付けちょっと違うんだけどさあ」と大量の手羽先が出てきた。食べてみると味噌に漬け込んでから焼いたらしい。ほどよい焦げ目と甘い味がたまらない。

「これねえ、今日サービス」とマスターが言うので、どうしたのかと思ったら「俺、初孫できちゃってさあ」と顔が笑っている。それは何ともめでたいことだ。我々実は娘さんも知っているのだが、思えば学生時代に飲んだくれている時に、店のすみっこで学校の宿題をやっていたり、大きくなってからは店の手伝いもしていたのだ。何となく感慨深いものがある。

さらにネギの風味が効き、脂が実に良い具合のネギトロが登場し、たまらず燗酒も注文。こんなの今まで見たことないんだけど…。散々居座って我々が足止めしていた訳ですが、早く孫の顔を見に行ってください(いつもすみません)。

その後、先輩U氏とまたカラオケ。深夜2時帰宅。

盛り合わせ主義

2006年06月17日 12時57分08秒 | 食べ歩き
今日はTデパートの大阪博覧会で串かつを食べようと思っていたのだが、ちょうど昼の時間にしか行く事ができず、混雑に挫折してしまった。

私は一旦食べたいものがダメとなると、そのまま見失って放浪してしまう事が多い。あちらこちらとふらふら歩き、結果的に大通のとんかつ「T」へ。まだランチタイムなので、「ランチを」と注文した。

私はトンカツ屋さんでは、ミックスフライ定食のようなものを注文する事が多い。一番、肉と脂が旨いのはロースかつだと思うのだが、多品種のものが好きなのである。ところが、である。私には「おすすめランチ」というフライ盛り合わせのようなものしか目に入っておらず、それを注文したつもりだったのだが、「ランチ」とだけいうと「ロースかつ定食」に自動的になってしまうらしい。

ロースかつはやはりおいしく、付け合せのキャベツは「ちょうどシーズンです」と言われ、お代わりをするほどおいしかった。しかし、どこかにかすかなガッカリ感を否定できない昼食になってしまった。

ビールも飲みましたよ。



旨かったが…


ギャラリー巡り

2006年06月17日 12時04分03秒 | ART
本日は仕事に行かなければならないため、時計台→大同→富士フォトサロン→佐藤水産文化ホールのみ。(追加、札幌市写真ライブラリー)

時計台:森山誠の画は好きだ。がっしりした存在感のある物体や、ぶれて夢の中の残像のような人物がいい。

富士フォトサロン:「ガラパゴス」写真展。「ガラパゴスアカアシカツオドリ」という足だけが真っ赤な鳥がいて、カラフルさに感心したところ、次の写真が「ガラパゴスアオアシカツオドリ」という足が真っ青な鳥の写真。あまりに驚いて、ちょうど隣で見ていた人と「いや、驚いたもんですねえ」と顔を見合わせてしまった。

佐藤水産文化ホール:魚介のイラストと一言紹介を添えた作品展。食べたくなる。

20060615最近読んだ本

2006年06月15日 12時47分35秒 | 読書
「もっとコロッケな日本語を」東海林さだお
いつもの「丸かじり」シリーズに比べると主張が強くてかたい感じがするが・・・

「さよなら妖精」米澤穂信
日常の謎というにはあまりにもヘヴィな結論がでてしまったが、途中のこういう甘さはあってもよい。

「がんがん焼肉もりもりホルモン」今柊二
もつ煮をこよなく愛する私であるが、もつ焼きはそもそも北海道ではあまり出す所がないので、あまり食べた事がない。一人焼肉も苦しいなあ(夕張で経験あり)。

「天使はモップを持って」近藤史恵
ああ、いい話だなあ。ありえないけれども。

「百万の手」畠中恵
テーマと登場人物が現実離れしていて、そこを納得できるかどうか。前向きで良い話ではあるのだが。

以下、図書館の3冊。
「食卓の微笑」戸板康二
風格のある食エッセイ。

「北海道くいしんぼう 浜の旬食べ歩き」小野寺淳子
中々の名宿・名物料理紹介である。いずれも行きにくいが。

「札幌の建物探訪」北海道近代建築研究会
結構街中で目にした建物が意外な古さであったりして面白い。写真で見るとまた非常に美しく見えるのだ。丸井今井の一条館がそんなに古い建物(但し、増築2回)だとは知らなかった。

ちょっと良い事があった

2006年06月14日 00時41分25秒 | Weblog
今日は濃厚な会議の後、ちょっと飲みに。途中でなぜかプロレス話になり、ドリー・ファンクJr、フレッド・ブラッシーなどの話で盛り上がった。

12時過ぎそうだが、一人で飲まないと落ち着かない。「G」ホテルのバー「O」へ。メキシコ・ローズ(テキーラベースだ)とリーガル・ストーリー(スコッチ+チョコレートリキュール+クリーム+アーモンドシロップ)。甘い濃厚味がたまらない。

良い事とは情報処理試験に合格した事。今年の制度がはっきりしていないのだが、多分10万円以上もらえるのだ。

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)講評

2006年06月14日 00時25分55秒 | 情報処理試験
偶然合格したくらいで、あんた何様と言われそうだが、個人的な講評。

・テクニカルエンジニアは大体7~13%程度の合格率が一般的。今回、情報セキュリティは6.8%の低合格率となった。ちょっと予想外。

・午前の通過率は49.1%で大体通常通りと思われるが、午後Ⅰ通過率が26.4%とかなり低かった。可能性を推測すると、以下3点か。
  1)単純な準備不足や初回の記念受験者が多かった
  2)出版社の予想傾向が外れていたのでそこで失敗した
    →実際、ネットワーク寄りの出題が皆無だった。
  3)問題の見た目であきらめた粘りの無い受験者が多かった(原因1に類似)
    →セキュアプログラミングが難しいと言う意見をネット上で多く見た。私は生まれて初めてperlを見たのだが解けない問題では決して無かった

・午後Ⅰを通過した場合、ある程度受験者も選ばれてくるため、午後Ⅱの通過率は53.2%となる。今回の試験で最も高い午後Ⅱ通過率である。すなわち、午後Ⅰの延長線上の出題であり、トータルの総合力を見る感じがしない。

やはりある程度準備をしていた者にとっては、今回の試験は簡単だったのではないかと思えるのだ。

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)結果

2006年06月13日 12時33分46秒 | 情報処理試験
4月に受けたテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)の結果が今日発表。今回始まった科目なのでよく分からなかったのだが、合格していた。

Webによる成績紹介は以下の通り。
午前試験のスコアは,640 点です。
午後1試験のスコアは,670 点です。
午後2試験のスコアは,680 点です。
(いずれも600点以上で合格)

合格率は6.8%と情報処理試験の中でもかなり低めだ。今回は「準備不足だけど初回だから」で受験した人が多かったのだろうと推測する。

20060612最近読んだ本

2006年06月12日 23時42分55秒 | 読書
「逆説の日本史10」井沢元彦
信長が既存宗教を全否定し、そのために日本の宗教はマイルド化し、逆に現在の日本人は信長のしたことの意味に気がつかなくなったと言う説は面白い。

「パロへの長い道 グインサーガ108」栗本薫
不思議な城で一休み。ファンタジー調で、どちらかというと外伝風かも。

「dancyu7月号」
今月はカレー、ビール特集。ビアホールによっては注ぎ方の違いでビールが甘くなり何杯も飲めるというが、試してみたいものである。

「ユーロクとの戦い ペリーローダン324」エーヴェルス&ダールトン
ローダンついに故郷銀河に帰還か。

「恋恋蓮歩の演習」森博嗣
豪華客船が舞台のせいか、よく出来た映画のような面白さ。

「カップ酒スタイル」いいざわたつや
カップ酒がブームになる前から着目してきた筆者は偉い。カップ酒の良さは冷蔵設備や氷がなくても大丈夫な所にある。私はプロレス観戦時(最近ずっと行ってない)やローカル電車の旅でお世話になっているな。

以下、図書館の2冊。
「石炭の語る日本の近代」矢野牧夫、丹治輝一、桑原真人
ゴールデンウィーク炭鉱町の旅を継続中(といってもたった2年だが)の私だが、やはり一般的な知識は持っておかねばなるまい。

「サハリンの歴史」M・S・ヴィソーコフ他
サハリン側の記述を読むと、いやー全く観点が違うものだな。樺太と千島諸島のことはとても一口には簡単に言えない。

区役所の食堂

2006年06月12日 16時11分28秒 | 食べ歩き
久々に仕事を休んだので、平日しかできないことをしようと、西区役所の食堂へ(←それがわざわざするようなことか…)。私は結構こういう形態の食堂が好きなのだが、西区役所にも食堂があるとは知らなかった。昨日、奥のほうに食堂がありますよとの情報を得て、早速やって来たのだ。受付の辺りからは全くうかがい知ることができないが、奥のほうへ廊下を歩いていくと、売店、理容室があり、さらに奥に食堂を発見。



予想よりメニューが豊富にある中からメンチカツ定食を選んでみた。おばちゃんから食券を購入し、カウンターにお盆を載せる。ほどなくメンチカツ定食が登場。もちろん揚げ立てではないが、小鉢(里芋)、漬け物も少量ながら付いている。



約50席ほどある食堂には20人ほどの人がいたであろうか。問題なく空き席を見つけ、さっそく食べる。メンチカツにかかったミートソースが温かいのと、思ったよりさっくりしたカツはなかなか良い。少々ご飯が少なめにも思われたが、二日酔いの今日はこのくらいがちょうど良い。

なかなかまた来るわけには行かないだろうが、ぶらりと図書館に行き、区役所の食堂でメシを食っていた昔のことを思い出した。

海へ

2006年06月11日 20時49分14秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
私には珍しいことだが、海へ行った。時々うかがっているビストロからのお誘いによる集まりである。お誘いいただいたときは何気ない雰囲気だったのだが、登場する食べ物がちょっと違う。

エゾシカと何かのパテ、ポークパテ



オマール



その他には牡蠣、ポーク、ラム、焼ニンニク、カニ、スモークサーモン、スモーク鰹、ホワイトアスパラ等など。オマールが歯ごたえよく、非常に美味しかったのだが、普通オマールって登場するか? 肉類は塩で食べたのだが、それがまた良かった。

飲み物はカヴァの後、ワイン大量。日本酒1本。元々翌日は休暇の予定だったのだが、そうしておいて良かった。あまりの泥酔っぷりに、とても仕事には行けないありさまになってしまった。会費も払い忘れた…

その他
・思ったより海は近い。
・予想はしていたが、寒かった。途中からは酔ったため寒くなくなる。
・ワインは連続して飲むと味の違いが分かるなあ。

気になっていた店

2006年06月10日 21時56分30秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本当は今日は札幌を離れたかった(理由は言うまい)。江別のセラミックアートセンターでも久しぶりに行くかとも思ったが、仕事に行かねばならなかったのと、天候がいまいちだったので気持ちを切り替え、一度行ってみたかった居酒屋に行くことにした。

すすきのの北側の居酒屋「T」へ。昔から古びた店構えで、気づいてはいたのだが中の雰囲気が全くうかがい知れず、これまで入るのをためらっていたのだ。まだ日も明るいうちに店内へ、しまった、1番目の客になってしまった。

まずビールと刺身3点盛りを注文。刺身はサメガレイ、ホタテ、シメサバなのだが、まずこれが素晴らしかった。サメガレイははじけそうな位の身のはりと厚みで、これは新鮮だろうなあ。さらにエンガワの部分も入っていて、これが一段と歯ごたえがよく、それを噛んでいるうちに脂分が口の中をスーッと流れていく。

ホタテはざっくり縦4割り状態。「ホタテはこうやって食うのがうまいんだ」と寿司屋で教えてもらったこともあるのだが、包丁で薄くスライスするより何倍も存在感が感じられる。シメサバは元々好きなので、これまた嬉しい。

続いて、新十津川の酒、金滴を注文。私は酒蔵まで行ったことがあるので、好印象を持っているのだ。目の前で炭火が熾っているので、何か焼き物を頼まなければならないだろうとホッケの味噌漬け焼き。半身で良い状態に焼かれたホッケは、味噌の味付けもくどくなく、日本酒にピタリである。

最後に酒をもう一つと牛もつ煮込みを注文。煮込みは大根の味のしみ方がたまらなかったが、”もつ”は少々平凡。「北海道に旨いもつ煮込みなし」とはいつも思うことである。これはちょっと残念だったが、コの字カウンターと炭火があって、良い雰囲気の店なので、またぜひ来ようと思う。その時は刺身と焼き物だな。

まだ少々明るい中を琴似に移動、バー「D」へ。今月初めてなので、新入荷からいくつか選ぶ。

まずはグレンカダム15年。ハイランドらしくマイルドだが、味に物足りなさは無い。テキーラのカクテル(夏向きだ)をはさんで、グラッパ・ロマーノ・レヴィ。もの凄い職人のオッサンが作っており、かつてはラベルが全て手書き(年には勝てず、今回はプリントらしい)だったと言うほど凝ったグラッパである。味はやっぱり凄い。くどくはないのだが、後味がグワワーン(擬音でしか表現できん)と口中に広がるのだ。

良いものを飲んだので、最後はぐるっと方向転換。ハンプデン・1992・ヴィンテージポートカスクを注文した。最近、じっくり味わえるヴィンテージ・ラムが増えてきたような気がするが、これはまず南国の強力な香がする。しかし口に入れると香から想像される甘みは少なく、キリッとした潔い味だ。ヴィンテージ・ラムの世界も楽しいな。


カレー

2006年06月10日 14時22分34秒 | 食べ歩き
残り物のカレーを朝食べたのを忘れて、昼にも大通のインド料理「K」へ行ってしまった。マトンカレーを迷った末にライスで。何と迷ったかと言うと”ナン”と迷ったのである。たまに食べてみるべきだっただろうか。

チキン、シーフード、ベジタブルと他にある中で、マトンには迷いはない。お店の人が「マトンは普通でも少々辛口です」というのを信じて普通の辛さにしたところ、私にはちょっと物足りなかった・・・。それからライスが少し柔らかすぎた。基本的にかために炊いたご飯が好きなのだが、カレーの時はなおさらである。

スパイスの風味と香りは良い感じだったので、次回はナン+辛口で行ってみよう。