散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

なんこ!

2006年06月03日 19時13分34秒 | 食べ歩き
私は昨年の5月に「なんこ」を食べに歌志内市まで出かけた。
(その時の模様↓
http://blog.goo.ne.jp/hsssajp/e/9c1be31fe4087294d72eb7de85d96a8f)

札幌の居酒屋でもメニューに見かけたことはあるのだが、まだ注文したことはない。先日、札幌駅の北口に空知地方の物産プラザを見つけ、そこに「なんこ 2人前1000円」というのを見つけたので、早速購入。自宅で試してみることにした。

新聞紙に包まれ冷凍パックに入ったそれは、とても商品には見えず近所のおばちゃんから分けてもらったような姿である。



味噌味の「なんこ」を歌志内のK岳温泉スタイルで、豆腐+玉ネギ+長ネギを加えて鍋仕立てにしてみた。



鍋を開けると多少モツ臭さはあるのだが、唐辛子をかけて口に運ぶと臭みは感じない。結構歯ごたえがあり、ところどころ良い脂身がついた「なんこ」とコッテリ目の味噌味には焼酎が合うと思う。豆腐を入れたのも正解で、ちょうど良い箸休めと言えよう。

最後に少し残ったのを玉子でとじてみた(Tの湯スタイル)。半熟卵が「なんこ」に絡むのも悪くない。

ギャラリー巡り

2006年06月03日 14時50分56秒 | ART
本日は良い天気である。コースは近美→三岸→コンチネンタル→富士フォトサロン→道庁→大同→時計台→さいとう→セントラル。

北海道立近代美術館「水脈の肖像06-日本・韓国・ドイツの今日展」。



いろいろと狙いは分かるが、「これは凄い」「キレイだ」とはならないんだよな。最終室の鉄の部品でパイプウニや古代生物のようなものを作っているのが面白かった。

三岸好太郎美術館「海を渡った洋画家たち展」



近代美術館に加え、小樽美術館、函館美術館の収蔵品などで北海道の画家が海外に行ったり、影響を受けた様子を見せている。上野春香「北京万寿山の塔」はカラフルで存在感のある塔の画。小林剛「燈篭流し(メナム河上流)」は月の光が照らす建物が幻想的に浮かぶ。

道庁赤レンガ庁舎は観光客が多かった。久しぶりに来たのだが「樺太関係資料館」があるのを忘れていた。真岡で通信局の女性が終戦直後に集団自殺してしまった件のビデオ映像もあった。

鹿・しか・シカ

2006年06月03日 14時04分23秒 | 食べ歩き
本日の昼は札幌駅周辺のビル地下の飲食店街を探索。店名を忘れたが、看板に「ほろ酔いセット」の文字がある店へ。昼から「ほろ酔いセット」は恥ずかしいなあと思ったが(一応恥じる心はあるようだ)、注文。店内には「ビールセット」って書いてある。そっちの方が言い易いなあ・・・

酒類2品+おつまみ2品というセット。酒はビールと北の勝(根室の地酒)、つまみは鳥から揚げ、ホルモン煮込み。今日の天気にビールはピッタリだが、少々ジョッキが小さめ。酒の方は、単価300円ならば十分な盛りだ。

鳥から揚げは作りたてが到着。ホルモン煮込みはピリ辛味で、大ぶりなモツが結構入っている。





まずまずの一杯であったが、主食らしいものを食べたい。近くのそば「T」へ移動。以前から街歩きの最中に気になっていた品「蝦夷もみじセイロ」を注文。もみじ=鹿肉であり、セイロの他にも暖かいやつと丼モノがある。注文すると店員さんが「鹿肉ですが大丈夫ですか?」との質問。もちろん私は望んで注文しているのだが、注文して食べてからダメと言う人もいるのであろう。

メニューに写真があるので分かっているのだが、鴨セイロの鴨肉を鹿肉で置き換えたような品である。



冷たい蕎麦を熱いつゆにつけて一口。蕎麦は良い感じだ。鹿肉をつまむとちょっとワイルドな癖を感じるが、食べやすい肉である。但し、鴨セイロだと鴨の脂がそばつゆに大きな影響を与えるのだが、この鹿肉には脂分がほとんど無い。従ってつゆを濃厚に変える要素が無いので、ちょっとそこがつまらないような気がする。とはいえ、気になっていたメニューを食べて満足。

20060603最近読んだ本

2006年06月03日 08時55分14秒 | 読書
「山下清作品集」
図録と展覧会では違うものに目が行く。

「とんがらしの誘惑」「焚火オペラの夜だった」「ハリセンボンの逆襲」椎名誠

「不思議島」多島斗志之
割とページ数が少なめな中にトリックや人間描写があり、佳品。

「死の準備」AERA
人間誰しも必ず死ぬよなあと思う今日この頃、私の本はどうやって処分すれば良いのだろう。知人に譲ることにしているのだが、その人、年上だもんな。

「サハリン発掘の旅」日ソ極東・北海道博物館交流協会
内容は発掘事業以外にちらかり気味。

「素顔のサハリン千島」金丸知好
現代のサハリン・北方四島を旅し、街の雰囲気から市民が過去のことをどう思っているのかを分かりやすく書いている。

「居酒屋道楽」太田和彦
本全体としてのトーン統一がされていないが、また何度も読める本が出た。旅先に持っていくことにしよう。