散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

面倒くさいカクテル

2012年05月01日 19時00分56秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
続いて、すすきのの北側にあるバー「n」へ。入口にお勧めカクテルが書いてあるのだが、その中に非常に気になるものがあった。「アラスカ」である。このカクテルはジンとリキュールだけのシンプルなものだが、私にはリキュールのシャルトリューズが少々甘過ぎるのが気になっていたのである。多分、昔はこういう単純な作りのカクテルが主流だったんだろうな。

ということで注文してみると、グラスをビタースでリンスし、2種のジンを合わせ、最後にレモンピールという凝った作り方をしている。飲んでみると、さすがである。こっちをアラスカとして認定して欲しいくらいの出来上がりだ。

続いて、以前アブサンのカクテルブックを見せてもらった時に気になったカミカゼというカクテルを注文する。ウォッカベースのいわゆるカミカゼではなく、アブサン、バーボン、ホワイトキュラソー、ジン、ラム、テキーラ、ウォッカ、グレナディンを8分の1づつ混ぜるという、面倒臭いカクテルなのである。



ダークラムを使用したため、こんな色になった模様。味は最初にアブサンの香りが強くするが、全体的には薬草系リキュールと言った感じだ。意外とホワイトキュラソーの柑橘成分が効果的かもしれない。

最後はモンキー47というジンとホワイトキュラソーを合わせたカクテル。まあ、ホワイトレディの変化形と思えばよいだろうか。これがなかなかジンの強力さもあって、独特な味わいとなった。



時間は早いが、明日も出かけなくてはならない。この辺で帰宅しよう。

狙っていた晩酌セット

2012年05月01日 18時00分28秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
平日の休みにしかできないことをしたい。ということで、すすきのの北側、焼肉の「K」にやって来た。この店には火~金にやっている「晩酌セット」というのがあるのだ。内容的には小ビール、酒or焼酎2杯、焼肉2品で1000円という、かなりお得な感じなのである。

小ビールを飲んで(今日の天気と歩きっぷりで異常に旨い)、肉は上ホルモンと牛バラを選択。ところが、牛バラは仕込みがまだということで、もう少し値段の高いサガリが登場した。これは望むところと言えよう。





肉っぽいところとホルモンのバランスが良い。炭火の具合も好調だ。飲み物は酒に切り替えて、1杯飲み終わったところで、肉も追加しよう。今度はギアラ(周りの人が頼んでいるのである)と牛ハツだ。





ギアラはまさに筋肉の固まり。これを噛みしめるうちに、満腹感が湧いてきた。ハツはあっさり目だな。

晩酌セットはナムルとキムチの通しがつかない。隣のオジサンはあえてセットに行かずに、通しをつまみつつ、好きな注文をしていた。セットもいいが、もともとそんなに値段の高い店ではないのだ。次がまた楽しみである。


20120501ギャラリー巡り

2012年05月01日 15時49分06秒 | ART
本日は北のモンパルナス→道庁→大通→アルテポルテ→スカイホール→さいとう→ivoryの6か所。北の映像ミュージアムと北大植物園は月曜祝日の次の日なので休館&休園。ゴールデンウィーク中やればいいのにな(勝手か)。

■北のモンパルナス「春に花咲く絵画展」。私も知っている作家をあげると、富樫正雄、北村トシヒロ、丸木スマ、峯田義郎、本田滋など。作者不詳であった「長ねぎと落花生」が良かった。ぬぼーと伸びたねぎがいい。

常設展示では久保一雄「庭のすみ」が気に入った。植物の間に入り込んで描いたような、少しシュールな感じがある。

知らない街を歩いてみたい

2012年05月01日 13時59分35秒 | Weblog
今日は久々にあるいて街中まで行くことにした。二十四軒から桑園を通り、北2条を通って札幌駅、大通、最終的にはすすきのまで歩いてしまった。

桑園駅前の古本屋さん。初めて存在を知ったのだが、何だかわくわくしてきた。桑園駅前というのは滅多に来ない場所なのである。



ミニ大通を東へ。



西12丁目付近のクラシックなビル。



西11丁目に丸山隆の彫刻「記憶素子「丘」・「森」」というのがあった。これに気がついたのは初めて。



そのすぐそばには、札幌市立大通小学校の通用門跡もある。

 

西11丁目の通りを渡る。なんだかメタボリズムな建物が。



「カメ!」と気合を入れたくなる。



かでる2・7には、佐藤忠良の「あぐら」。



緑苑ビルも古い建物である。



労働資料センターというのがあった。松田実作「鉱夫(三菱美唄鉱業所)」の画が飾ってある。



特別企画展「メーデーポスター展」をやっている。誰も存在を知らないのでは?



資料コーナーがあって、「マルクス・エンゲルス全集(四十数巻)」「資料労働運動史」など、いかにもな本があった。これって、存在意義は微妙だなあ。





道庁には佐藤忠良制作のレリーフ。



前庭には本郷新作の「北の母子像」。



北海道庁旧本庁舎には結構絵画が展示してあるが、以下の2点は認識していなかったかも。まずは今田敬一「ビール醸造所の開業」。



続いて小川原脩「伊達に入った人びと」。



平日ならではの場所も多かったが、祝日明けなので開いていない施設もあった。残念である。

秘密の地下通路

2012年05月01日 13時32分47秒 | 写真館
知っている人は多いと思うが、かでる2・7と道庁の間には地下通路がある。初めて通りがかる機会を得たので、かでるから道庁へ、そしてかでるへと一往復してみた。

まずは道庁の廊下側。地下通路の案内図も張ってある。





道庁の食堂でエゾ鹿肉ハンバーグ。食べてみたい。



地下通路に入る。加賀谷健至「風の記憶」。



浅井憲一「光彩」。



高橋靖子「宙」。しかしこの3作品、存在を知る人はいるのだろうか? 飼い殺しというか、あんまりだと思う。



かでる2・7に戻って来た。推定距離は200メートルくらいかな。



札幌散策には、さすがにこの彫刻群も掲載されていた。

近所の定食屋

2012年05月01日 11時10分06秒 | 食べ歩き
このゴールデンウィークは、ごく普通の食堂に行ってみるのを試してみたいと思っていたのだが、やっと第一目標を達成できた。二十四軒の「P」へ初めての訪問である。

11時半でありながら、フライング気味のオジサンたちがぼちぼち席をしめている。私もおばちゃんの指示に従って座席を取りつつ、週刊誌もキープ。いろいろ想いは乱れながらも、注文は「本日のランチ」が間違いないような気がして、「ザンギ定食」を注文した。

注文してから鶏を揚げるのであろう時間をやや少し待ち、私の前に定食が到着。本日のメインであるザンギとご飯。さらに味噌汁、蒟蒻とウドのキンピラ、漬け物と、堅実な定食セットがやってきた。



素晴らしいのは主役たるザンギだ。普通にイメージする塊から、もう一つ切れ目を入れて開き気味にしたザンギなのである。これはもちろん昼の時間帯に揚げを楽にする狙いもあるとは思うのだが、食べてもカリッとした表面積が大きくなり、味も良くなっていると思う。



下味がついているザンギを、あえて醤油→塩→ソースでご飯との相性を考えつつ食べる。まさに定食、そしてそのおかずという感じだ。食後には、アイスコーヒーがでてきた。ここのコーヒーはアイス/ホットに加え、シロップの有無まで相談できるのである。

普段、なかなか来れない所ではあるが、今日の定食は素晴らしかった。しかし、フライ以外の魚定食(焼き魚、煮魚)が無い所は、少々残念である。


→行ったのは中華料理店ではなく、奥の店である。