散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20120526最近読んだ本

2012年05月26日 23時50分51秒 | 読書
■「世界記憶コンクール」三木笙子
「記憶に自信ある者求む」と新聞に広告が出た。こういうのを見ると、すぐに「赤毛連盟」と思ったりするのだが、果たして狙いは何か? という風に、推理小説マインドあふれる作品。

■「HO 7月号」
今月は小樽特集。前回、小樽に行った時は体調を崩したので、ぜひリベンジせねば。小樽にはまだ懐かしい感じの食堂、蕎麦屋、中華料理店が残っているのが嬉しいのだ。

■「きのう何食べた? 6」よしながふみ
主人公が誕生日をむかえ、同年代だということが判明した。

■「取引」真保裕一
公正取引委員会に勤める主人公はあらぬ疑いをかけられ、退職をさせられる。伝手でフィリピンに飛ぶことになったが…。一介のサラリーマンだった人間が、あれよあれよととんでもない所まで踏み入ることに(再読)。

■「ボーンシェイカー」シェリー・プリースト
暴走した地底掘削機のために地盤が破壊され、おまけに毒ガスが噴出してしまったエリアは、周囲を囲まれた閉鎖都市になっていた。そこに住んでいる人がいまだに居るようなのだが、主人公の子供は好奇心から都市へ潜入。それを追って主人公(母)も、都市に潜入する。少々、善意の人が多すぎるような気もするが、非常に面白い冒険SF、スチームパンク風味。

以下、図書館の2冊。
■「ひとはどこまで記憶できるのか」田中真知

■「被災地の博物館に聞く」国立歴史民俗博物館編
資料の劣化を抑えるために冷蔵・冷凍して保存し、クリーニングと一言でいっても水洗い、溶剤、凍結乾燥法など、適した手順を探りながら行うのだ。大変なものである。

狸小路にて飲む

2012年05月26日 17時00分03秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
あまりの天気の良さにつられ、札幌駅から南下。狸小路を西へ歩いて、久々に「T」へ。



まずは角ハイボール。2杯目はちょうど口のあいた赤ワイン。



隣で札幌の飲食業を嘆く男(本人は何やってるんだ?)がいるのだが、一人しかいない店主にずっと話しかけている(しかも話題の中身が薄い)、お前のような人間が飲食店をダメにしてるんだよな、と思ったりする。

3杯目はエラドゥーラにライムを入れてロックで飲む。このタイミングで店の人に「今日の天気予報、何だったんですかね」と会話が少々できた。普段しゃべらないから、なかなかスムーズな会話とは行かないなあ。

結構酔っ払ってきたので、この辺で帰ろう。帰り道で酒屋さんに立ち寄り、アクアビットとウィスキーを購入する。

今日もほろ酔いメニューで

2012年05月26日 15時51分47秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
前回、大変お得でとても気に入ってしまった、立ち飲み「S」のほろ酔いメニュー。今日もぜひ行ってみよう。

まずはハイボールを頼んでおいて、メニュー選択。最初におつまみジャンルからタマゴサラダが到着。タマゴサラダと言っても、マカロニたっぷり、ハム少々が入っているのだ。つまみにするために醤油を少し、荒挽きコショウを多めにかける。



次はおでんのジャンルから大根と竹の子。大根は味のしみ込み方が申し分ない。



焼き物のジャンルから豚串。豚肉は噛みごたえあり、脂あり。これに合わせるために、さっぱりしたしし唐を注文して見た。年齢と共に、野菜串にも目が向かうようになってしまったか。



飲み物は前回と変わらず、山椒風味の焼酎「ぴりっと」だ。



今日も満足したが、15時過ぎの店内には客がほとんどいない。昼酒もたまにはいいもんだよと、不特定多数の人に訴えておきたい。





外に出ると、怖いくらいの快晴。雨が降るという天気予報はどこへ行ったのだ。




20120526ギャラリー巡り

2012年05月26日 15時08分58秒 | ART
本日は大丸→紀伊国屋→大同→たぴお→時計台→道新→大通→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→ivory→丸井→法邑の14か所。

■大丸画廊「北大路魯山人展」。ぐい呑み、箸置きが100万円超えという、恐ろしい値段。

■大同ギャラリー「笹森衣里個展-コーヌコピア-」。赤、緑、青、紫と各作品でバランス良く色彩を使った抽象画。
「たましいが先にゆく」:縦長で描かれた”もやもや”は人型に見えると言えば見える。

■時計台ギャラリー「北の日本画展」。
高橋潤「Frest」:自画像ならぬ、自「室」像か。本棚の書き込みに、リアリティがある。
吉川聡子「残照」:日本家屋の裏庭に普通のオバサンがいる風景なのだが、庭の意匠にヨーロッパの香りを感じる。小さめながらも象徴的な作品。

■大通美術館「北海道金工作家協会小品展」。期待していなかったが、面白かった。
新保恭子「Break downシリーズ」:ハートの形を作った3点。一つは有刺鉄線をハート型に、あと二つは(自転車の?)チェーンをハート型にし、レンチや蛇口と組み合わせているのだ。
芝木秀昭「爽流」「双流」:金属によるスッとした流線形。
吉田由紀子「秋」:銀の川と緑の森を彫金で仕上げた作品。きれいだ。

■さいとうギャラリー「小野健壽彫刻作品展」。中島公園にも作品がある、結構有名な方のようだ。等身大の彫像3点がある、充実した展覧会だった。

■丸井「葉山有樹展」。いつもの一条館かと思いきや、大通館9階の催事場で大々的に展覧会が行われていた。全く何も知らないで行ったのだが、金彩等の細密な絵付けをした陶器作品は、相当なものだ。絵は東洋の題材から、エジプト風のものまであった。

驚くべきことは、かなりの作品に買い手がついていることで、数十万円の作品が数十点は売れていたのではないだろうか。驚くこと自体が失礼なのかもしれないが、あまり見たことのない光景だった。

「龍孫皇帝図」:少年皇帝の手元から龍が渦を巻いている大作の皿。これには値段がついていなかった。

■茶廊法邑「山岸せいじ展 あわいを覗く」。意図的にブレた人物を取りこんだ人物&風景写真展。街の写真は、それがどこなのか非常に知りたくなる私にとっては、ちょっとツラい展覧会だ。展示会場の一番奥には、横長の白地にネガ、ポジ取りまぜた人物が配置された大作があった。大通の地下歩行空間を歩いている人々にも見えるし、バックが白いので、スキー場に佇む人たちにも見える。

環状通東界隈

2012年05月26日 14時35分20秒 | 写真館
茶廊法邑に行った帰り、時間調整もあって少し遠回りして地下鉄の駅に戻ることにした。

散歩道&サイクルロードっぽい所があった。しかし道幅が狭く、自転車が高速で走っていたら怖いかも。



穴場のバー?



怪しげなスナック&喫茶。多分やっていないだろう。



持ち帰り専門の鶏半身揚げの店、昔ながらの蕎麦屋、居酒屋(写真には写らず)。こういう3連のお店って、いい感じ。


ミートソース(3) ウィンナーついてます

2012年05月26日 11時24分11秒 | 食べ歩き

本日は病院で検査のため朝食を食べていない。腹が減り11時過ぎに猛然と「I」へ突撃。今日はカレースパゲッティではなく、ミートスパゲッティだ。

多分、業務用だとは思うのだが、玉ねぎなどの野菜の食感が残った手造り風のミートソースがかかっている。写真では切れてしまったが、右端にウィンナーが2本載っている。カレースパゲッティにはウィンナーがついていないことから考えると、ソースの単価はカレー>ミートということだろうか。

タバスコを多めにかけ、粉チーズも途中で少々使う。カレー屋さんであるため、普段は何のためにあるのだろうと思えるタバスコは、この瞬間のためにだけあるのだ。いや、もしかするとカレーにタバスコをかけるつわものがいるのかも。

もう少しこのシリーズも続けてみよう。