ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その13

2015-07-29 16:09:36 | 6.私の感想・考え
私のstudyの方向性(その5)
e-mailの利用

 教え手が、ご自分の第二のメールボックスを準備しておいて、学習者専用にし、学習者が作文して投函できるようににします。e-mailのやりとりで、ポテンシャルを上げることが出来ないかというわけです。
添削は、メールの返信で行っても良いし、日本語教室出席時に行ってもよいでしょう。
 
 これは時間が節約できないかなという考えです。週1回の日本語の勉強では、なかなか進展いたしません。そこで、ボランティアの教え手の時間に都合が付けば、週2回、3回に近い状態を作り出せないかなという考えです。 

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20150725

2015-07-27 16:22:09 | 7.私の日誌
日本語指導者講習

 前回の我々の実習について、講師から、皆の一生懸命さ、熱心さを評価していただきましたが、これからが本番のようです。

 今回は、先生の経験された予想外の事例について、多く説明が有りました。
 単純に聞き逃したり、認識がないので、聞き飛ばしてしまったりとか、色々なケースが起こるようです。そこで思い出したのが脳科学者の話。「60%単語が分かれば、90%話の内容が理解できる」で、まだ10%残っているのに、100%分かったと、教える方が、勘違いしてしまうこと。則ち、残りの10%で、食い違いが起こっていないか気を配らなければなりません。
 また、学習者が、気の利いた話し方をした時は、たまたまか、別の場面でも同じように気の利いた使い方ができるのかどうか、吟味する必要が有るそうです。
でも、我々がそれをするためには、何か一本筋の通ったようなものを持っていなければダメなように感じました。すなわち、身近な例で言いますと、使っている教科書を、一冊丸暗記するのが、一番の近道のように感じました。(今までそれはしたくないなと思っていましたが・・・・・)

 また先生は、入門初期の学習者に対しては、板書、教科書を使わずに、口頭の会話によって、授業を進めているとの話でしたが、これは納得です。
「表音文字で育っている人は、耳で勝負していますが、表意文字で育った人(特に日本人)は、目で勝負をしています。」と言うのが、私の実感だからです。普通の日本人は、ご自分の小学校、中学校のスタイルしか知りませんが、必ずしも、それが、最適かどうかは、吟味する必要が有りそうです。


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その12

2015-07-25 16:07:11 | 6.私の感想・考え
私のstudyの方向性(その4)

子供の会話についての成長を見ていますと、いい加減な発音の単語1個、次に同じく単語2個で結構用事を果たすことが出来ます。それを真似て、単語2語3語で、簡単な会話をしてはどうかというわけです。

 ご自分で、ご自分の生活をシュミレーションして、必要な短文を選び、それを発語する練習を繰り返します。出来れば、徐々に、短文の数を増やしていきます。
「すぐに使える日本語会話超ミニフレーズ」(英語と対比出来ます)や、「すぐに話せる~~~語・SS式」(~~~語が学習者の母語になります)を推薦します。「すぐに話せる・・・」はもともと日本人が外国語会話を学ぶときのものですが、学習者の母語に合わせて、逆の使い方をします。

 それにより、生活に使える短文が増えます。一部、日本語の構文を憶えることになり、本格的に勉強する時のウォームアップになりますます。自分が生活に必要な単語のボキャブラリーを増やすことが出来ます。
 無理やりっ取っ掛かりを付け、それを元にボキャブラリーを増やしたり、構文を増やすことが出来ないかというわけです。

・短文の暗記




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その11

2015-07-24 15:55:41 | 6.私の感想・考え
私のstudyの方向性(その3)

 他の日本語教室を覗いて、何回か出席しているにもかかわらず、まだ、「あいうえお」の出来ない学習者が居ました。頭が痛いですね。何とかそのレベルを早くクリアさせないと、後が思いやられます。

 我々が英単語でやっていた憶え方は、脳科学的に理にかなっているそうです。単に見るだけでなく、声を上げるとか、鉛筆で書くとか、そして「あそこに書いてあったアレ!!」と言うような憶え方になってゆきますと記憶に残りやすくなります。

 また、何らかの取っ掛かりが無いと、なかなか覚えにくいので、日本の児童がやっていますように絵と文字を組み合わせて憶えさせる方法とかで効果を上げることが出来ないでしょうか。

 声を上げて、50音を最初から最後まで覚えさせる。
 韓国でも似たようなことをやっています「カ、ナ、ダ、ラ、マ、パ、サ、・・・・・」と。しかし日本語は、母音が5種類しか有りませんので、音については、頭の中で整理はしやすいと思います。ただ、読んだり、書いたりしようとしますと、50個、全部異なりますので、一個づつ、憶えなければなりません。ハングルは、ローマ字のようなもので、子音と母音を組み合わせで作ります。
 書くのは後回し(最初は、ローマ字でも構わないでしょう)でもいいでしょう、しかし、読むのは、直ぐにでもクリアしていただきたいものです。

・声に出して50音を憶える。
・ひらがなと絵を結びつけた表を作成。(書いてある位置を覚え込むまで、声を上げてにらめっこ)
・書き方は、ローマ字混じり。

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20150718

2015-07-23 05:43:33 | 7.私の日誌
日本語指導者講習

 今回から実技の講習が始まりました。
講師が、別のところでお教えになっている生徒さんにも参加してもらっての講習です。
残念ながら、皆さん、一生懸命なのですが、私も含め、余裕がなく、教授術に走りがちで、本当に、何を教えたいのかが、なかなか見えませんでした。

 講師のその実技の解説で、「質問をして、相手に答えさせる」という教授術の説明がありましたが、教え手は、これをしっかり身に付ける必要が有りそうです。いろいろな角度から、習熟度に合わせて、質問の例を、今後、沢山集めておきたい。

 それによって、学び手も、しっかり頭を働かせ、多少の緊張感を持って臨んでくれるようになるでしょう。そして、それが、うまく行けば、ご自分の間違いを気づくように、持って行くことが出来そうです。
 更に、先回りし、質問をして、間違いを誘発させて、相手に気づかせる。そして、こちらが直すと言う方法も考えられそうです。
 しかしそれが出来るためには、その前に、こちらのポテンシャルを、もっともっと引き上げなければなりませんが・・・・・・・・・・。

 また、質問の例を沢山持っていますと、こちらが余裕を持って、教えることが出来そうな感じがします。




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その10

2015-07-22 16:04:42 | 6.私の感想・考え
教え手の教科書(特に、ボランティアの教え手を目指す方にとっての)。

 残念ながら、検定を目指す人、これから学習する人にとっての教科書は、いくらでもあるのですが、ボランティア等の教え手に対しての教科書が見つかりません。また、教本は、既に、日本語教師の学習(例えば420時間の講習)の済んだ方や、検定試験に合格した方等、知識や経験を十分にお持ちの方に対するガイダンスのように思います。 従いまして、これから先生になろうとする人達にとって参考にするには、少し、骨が折れますし、考えてみれば、もともと、教え手の初学者が、知識を習得しやすいようにはなっておらないでしょう。

 そういう面から考えますと、私が今受講している講座は、当を得ていると思います。しかし、週一回では、進度が捗りません。そうかと言って、週二回三回というようには、皆さん時間が取れませんし、痛し、痒しというとこでしょうか。

 そこで考えついたのが、学習者用の教科書を、ガムシャラに、暗記するという方法は、どうかと・・・。多少荒っぽいやり方ですが、意外とこれが、最も早い方法かも知れません。そして、あとは、私の頭の中を上手に整理してくれて、容易に理解もさせてくれる参考書をなんとか探しだすことのようです。

「もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら」と言う本がありますが、いろんなことが有りますよと言う内容だったと思います。それはそれで必要ですが、各項目をおしなべて俯瞰するというようになっていません。
 また、学習者が犯しやすい過ちを中心に調べましたが、それでは、基本のほうが穴だらけで、積み上げて教えてゆくには、役に立ちません。

 その点、「日本語の教え方ABC」が、ちょっと読みにくいのですが、内容的は、纏まって全ての項目を網羅しているようで、比較的良いのではないかと感じました。


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20150713

2015-07-14 20:12:13 | 7.私の日誌
日本語教室7回目。
 今回は、片言レベルの中国からのご婦人。
 日本人のご主人とも筆談ということなので、日本語を使う機会が非常に少ないと推測します。恐らく、気後れして、ご自分から、積極的に、発話する機会が少ないのではないでしょうか。
 取り敢えずは、本教室のような所へお出かけになって、日本語と接する機会を増やすのが一番ではないかと考えます。教え手のボランティアは、その為に参加していると言っても過言では有りません。
 ただ、私の経験では、いつまでも受け身でいますと、周囲に、無視されるか、質問され、身元調査をされるだけで、面白くもなく、いくら時間が経っても、話の中に入って行くことが出来ませんでした。そこで、たとえ、回答が聞き取れなくても気にせずに、周囲に質問を投げかけるようにしました。話の内容の進展はともかく、話が、行ったり来たりいたします。

 質問の短文を、ご自分でご用意なさって、ご自分から発話する習慣と、日本語会話に接する機会を増やすために教室に参加されるのが肝要かと考えます。



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漢字の学習 その3

2015-07-13 11:23:56 | 1.日本語・外国語
漢字の学習 その3
 前項で、熟語を勉強しなさいと言いましたが、「漢字の教え方」の中に、熟語の成り立ち、構成の記述がありました。日本人は、小学校で多少勉強したでしょうが、大人は殆ど気になっていません。
もう一度漢字の復習。
 1. 漢字は、(ローマ字のような)文字ではない。
 2. 漢字は意味を表す図形
 3. 漢字は基礎となる少数の単位(ユニット)から成り立っている。
 4. 漢字は、目で憶えるのではなく、手で憶える。
 5. 漢字の読み方は、語ごと(一語一語)に決まっている。

熟語
 基本的に熟語の読み方は、輸入された中国語の読み方(音読み、時代によって呉音、漢音、唐音)に基づいています。
意味がどのように掛かっているか?
(1)上から下へかかっていく場合
  海水(ウミの・ミズ)休日(ヤスム・ヒ)外出(ソトヘ・デル)移住(ウツリ・スム)
(2)下から上へかかっていく場合
  開店(ミセを・ヒラク)握手(テを・ニギル)乗車(クルマに・ノル)無味(アジが・ナイ)
(3)同じ意味の漢字が続く場合
   音声(オトや・コエ)根本(ネと・モト)会見(アッテ・ミル)詳細(クワシク・コマカイ)
(4)反対の意味の漢字が続く場合
   昼夜(ヒルと・ヨル)晴雨(ハレか・アメか)売買(ウッタリ・カッタリ)高低(タカイか・ヒクイか)

その他、上記で説明できないのも有ります。次のように言い換えてはどうでしょうか。
 ・月末(ゲツマツ)……ツキの・スエ → ツキの・オワリ
 ・公園(コウェン)……オオヤケの・ソノ → ミンナの・ニワ
 ・自習(ジシュウ)……ミズカラ・ナラウ→ ジブンで・ベンキョウする
 ・不等(フトウ)……ヒトシカラ・ズ →オナジで・ナイ

 ・電車(デンシャ)……デンの・クルマ → デンキの・クルマ
 ・英和(エイワ)……エイと・ワ → エイゴと・ニホンゴ
 ・延期(エンキ)……キをノバス → ヒニチを・ノバス
 ・看病(カンピョウ)……ピョウを・カンする → ピョウニンを・ミル

 ・住宅(ジュウタタ)……○スム・ウチ ×ウチに・スム
 ・帰宅(キタク)……○ウチに・カエル ×カエル・ウチ
 ・造花(ソウカ)……○ツクッタ・ハナ ×ハナを・ツタル
 ・造船(ソウセン)……○フネを・ツクル ×ツクッタ・フネ

 ・来月(ライゲツ)……○コレカラクル・ツキ ×デテクル・ソラノツキ
 ・新月(シングツ)……○アタラシイ・ソラノツキ ×アタラシイ・ツキ
 ・空中(タウチュウ)……○ソラの・ナカ ×カラバコの・ナカ
 ・空車(グウシャ)……○カラの・クルマ ×ソラトブ・クルマ

熟語の読みについては、
 重箱読みとか湯桶読みとか有りますが、残念ながら、これといった法則等は有りませんので、ひとつひとつ憶えていただくしか方法は無さそうです

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20150711

2015-07-12 20:05:56 | 7.私の日誌
日本語指導者講習
 もともと、それらを実感するために、本講習とともに、ボランティアの日本語教室に参加しているわけですが、そこで感じたのは、学習者がわざわざ教室に参加するということは、モチベーションが高く、意欲的であるということですので、それで、それを削がないように、そして逆に、それを、増加、加速するようでないと、何のために何をやっているか訳が分からなくなってしまうことです。

 マインドは、学習者の希望、目的を踏まえて、どれだけ、心地よく協力できるかと言うことになると考えます。そして、頭だけでなく、私自身が、本当に、そう振る舞えるかどうかが、修行のしどころです。



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漢字の学習 その2

2015-07-12 06:34:13 | 1.日本語・外国語
漢字の学習 その2
「漢字の教え方」と言う本を見つけました。副題には、「日本語を学ぶ非漢字系外国人のために」と有りますので、私の希望通りのもののようです。

 一般的に言って、アルファベット等の「文字」は、形と音が有り、それが結びついたようになっていますが、「漢字」の場合は、形・音・義(けい・おん・ぎ)と、三つになります。しかし、非漢字系外国人が勉強する場合、「義」が欠落していて、却って難しくしているのではないかという考えです。
 要するに、漢字の読みから勉強に入りますと、読みが複数あったりして、頭の中が混乱して、憶え難かったり、嫌になったりするのではないかと言う考え方から、音は後回しで、先に、形から意味を、イメージして入って行くのはどうかというわけです。
 そもそも、訓読みの起こりからしまして、輸入したままの音では、覚えられないので、漢字の意味を、大和言葉を使って付けたルビが、訓読みになったそうですので、同じようなストーリーではないでしょうか。

 西洋の学問では、漢字も文字の一部と捉えて、その中に表意文字、表音文字と分類し、そしてそれが一般的な考えになっていますが、それが禍しているのでしょう。そうではなく、別の分類にして、漢字の形は図形と捉えた方が適切ではないかということです。
 則ち、脳科学的にも、ひらがな・カタカナは左脳を使って処理し、漢字は、右脳を使って処理しているそうです。何故なら、右脳に損傷を受けた方は、ひらがな・カタカナの読み書きができても、漢字については出来ないそうで、左脳に損傷を受けた方は、全く逆のことが起こっているそうです。

 我々日本人の読書の状態を考えますと、決して、一々声を出して読んでいるわけでは有りません。黙読して、理解し納得しています。脳科学的にも、理解するということは、文字を一字一句理解しているのではなく、イメージとして、「アッ!! 分かった!!」と言うことになります。漢字の学習には、このへんがヒントになりそうです。

 漢字を憶える場合、「区別できるか?」「区別しやすいか?」がポイントだそうです。
字画が1画の、「ノ・フ・レ・ヘ」を使って実験しますと、却って紛らわしくなり、読み分けが困難だったそうです。ところが、最初に、鳥、馬、魚の絵を見せ、bird, horse, fish と言わせ、その絵を漢字に近い単純化した形で示して区別させることは然程難しくはなく、少し練習すれば直ぐ出来るようになり、しかも間違いが起こらないそうです。
また、「魚」を分解して得られる、争・急・色・胃・思・男・焦・照等は、複雑な漢字が更に小さい単位の組み合わせたものだということが分かりますと、その複雑性は解消してしまうそうです。そうして、逆に、複雑だからこそ、分かり易く、見分けやすいということに変質してしまうそうです。

絵から図形への法則(漢字の成り立ち)
 1. 図形全体の骨組だけを残す。
  ただ中国で創りだされたもので、中国の自然、文化、風俗や習慣が基礎になっている。(山は、連なっているので、ピークが三つ。さしずめ、日本なら富士山をイメージして一つでは・・・)
 2. 曲線は直線にする。(真直ぐな直線か、反った直線か)、円形は、四角に
 3. 線の書き方は、全て上から下、右から左。
 4. 縦型か横型にする。(基本的に、斜めはない)
  その他に、上は遠くを表し、下は近くを表している。沢山を表す時は、三つ使う。
  森は、木が三本で、沢山の木を表し、上の木は遠くを表しています。)

憶えやすいであろう漢字
 カタカナは、お坊さんが、お経を、読むのが難しいので、漢字の一部を取り出してルビを付けたことが起源になっていると聞いています。だったら、カタカナは漢字の一部分を構成している筈です。
 学習者が、漢字が、多種類のパーツが組み合わさって出来ているということを認識してくれた場合、カタカナを前もって習得していてくれれば、漢字の勉強に入っていく場合、ハードルが低くなるのではないでしょうか。

 著者かカタカナの画数表というのを整理され、憶えやすそうな漢字をリストアップしてくれています。
 1画・・・ノフヘレ
 2画・・・アイカクコスセソナニヌハヒマムメヤユヨラリルワン
 3画・・・ウエオキケサシタチツテミモヨロ
 4画・・・ネホ

 カタカナ1字・・・工、才、力、夕、千、二、又、八、口
 カタカナ2字・・・加、化、回、外、刈、兄、穴、元、江、功、公、左、仁、舌、双、多、台、竹、比、仏、弁、友、札
 カタカナ3字・・・沿、花、活、完、況、空、芸、佐、治、祝、伝、品、乱、労、
 カタカナ4字・・・宮、受、侵、浸
 カタカナ5字・・・営

 片仮名1字と漢字1字から成るもの……安、休、取、如、召、神、雪、男、知、抻、反、和
 片仮名2字と漢字1字から成るもの……架、学、急、始、宿、努、突、倍、保、勇、雄、話
 片仮名3字と漢字1字から成るもの……覚、協、混、菜、深、尋、桑、窓、乳、浮、符、落

 ある程度上記のような、インフォメーションが、前以て、有りますと、多少とも、取り付き易く、入りやすくなるのではないでしょうか。そして、メアリー・シスク・野口さんの分析的なアプローチも生きてくるのではないでしょうか。
 又、私自身、上記のように、漢字1語だけ示されてもなかなか興味が湧いてきません。そこで、上記を踏まえて、使用頻度の高そうな「熟語」を探し出して、提示してはいかがでしょうか。比較的簡単に、使える漢字が増えるのではないでしょうか。又、用言は、大抵、送り仮名を付ける(大抵、訓読みになり、意味が捉え易い)ことが出来ますので、会話で憶えた大和言葉の単語と結びつきやすいと考えます。すなわち、いつも、口頭で使っている単語は、書き表しますと、実はこうなんですというように・・・・。

カタカナの習得
 →漢字を構成するパーツの理解
  →カタカナ(パーツ)を使った漢字
   →身近な送り仮名のついた漢字(漢字が持っている意味、漢字に含まれている意味)
   →簡単な漢字同士の熟語



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