ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その226 複合動詞3

2019-07-31 11:59:42 | 6.私の感想・考え

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複合動詞3

 何か調べてみますと、学者・先生方のやっていらっしゃることが、全く、良く分からないですね。

 複合動詞には、語彙的複合動詞と統語的複合動詞が有るそうですが、私には、用語からその内容を推測することができません。語彙的とか、統語的(文法的)と言われてもさっぱりです。更に、複合動詞の検索で、「複合動詞レキシコン」を紹介しましたが、ほぼすべてを網羅され散るのかと思いましたら、語彙的複合動詞だけを収録と有ります。「なんで?」。どうしてなのか説明が有りません。

 語彙的複合動詞とは、動詞が、連結されても、後方の動詞(後項動詞)が本来持っている言葉の意味から変化せずに、容易に意味が類推される複合動詞のことだそうです。それを基に検索しましたが、どうもその区別が良く分かりません。因みに、統語的複合動詞は、本来の意味とは異なったり、意味が複数あったりするものだそうです。

また、動詞連用形+動詞型でないものは除くとも有ります。ということは、類似のものもあるということになり、それらは、

「読んでみる,止めておく,助けてやる,走って行く」のように前項動詞がテ形のもの,

「買いに行く」のように前項が「に」を伴うもの,

「暑がる,欲しがる」のような形容詞+動詞型,

「役立つ,名指す」のような名詞+動詞型,

「行かない,頼みやすい」のような動詞+形容詞型

と言うことのようで、それらを含んでおりませんということです。

 しかし、語彙的複合動詞は、どちらかと言いますと、規則通りと言いますか、法則通りと言いますか、学習者にとりましては、比較的取り扱い易いものかもしれません。逆に、統語的複合動詞は、ややこしいのかも知れません。

 前々回述べました【始動・開始】⇒【継続】⇒【完了・終了】。そして、【未遂】とか、【過剰行為】、【再試行】、【習慣】、【相互行為】等が、どうもそれに当たるようです。

また、まだ、定説にはなっておりませんが、下記のような分類の仕方もあるようです。

VV・・・・・     主語や目的語などをとる通常の動詞の組み合わせ

pV・・・・・      前項が接頭辞化し、その後ろに通常の動詞が来るもの

Vs・・・・・      前項は通常の動詞であるが、後項が補助動詞化しているもの

V (一語化)  前項と後項の関係が分析的にとらえられないもの

逆形成・・     名詞から動詞が作られたと考えられるもの

 個々の複合動詞を上記に沿って、機械的に分類しようと致しましても、一筋縄ではいかないような気が致します。しかし、その分類の仕方は、理解できます。ただし、大雑把にそのように分類できますが、複合動詞をワン・バイ・ワン検討しなければならないでしょうし、そうは言いましても、変化の途中にあって、どちらとも明確に分類するのが難しいものが沢山あるのではないでしょうか。結局、言葉は生き物で、変化の途中に有るものもあって、複合動詞の数も、膨大なので、学者・先生方をもってしましても、未だ、分類も、教え方も特定できない状況なのかもしれません。

 そうなって参りますと、パレート線図や、ABC分析の手法を使ってでも、これさえ知っていますと、ほぼ大丈夫とか、大部分カバーできますよと言うものを探し、徐々にボキャブラリーを増やして行くしか方法が無さそうです。私のような歳よりは、ほぼ、マニアル人間で、全体を一応俯瞰し、系統だってアプローチしようとしますが、学習者の方々は、どんな攻め方が良いのでしょうか。

 出来ない人に対しては、無理強いしても仕方ありませんので、複合動詞でありましても、一般の動詞のように扱い、一個ずつ習得してもらう方が分かり易いかも知れません。逆に、出来る人や日本語オタクに対しては、副教材として、それらを網羅し準備してあげるのが良いのではないでしょうか。その場合、語彙的複合動詞から入って行こうとされる方や、それ以外から入って行こうとされる方がいると思いますので、語彙的複合動詞から入って行こうとされる方は、『複合動詞レキシコン』が有りますので、そちらを参考にされるのが良いと考えます。それ以外の方には、別のものを準備してあげる必要が有ると考えます。即ち、【始動・開始】⇒【継続】⇒【完了・終了】。【未遂】とか、【過剰行為】、【再試行】、【習慣】、【相互行為】と言うアプローチや、「前項動詞がテ形」、「前項が「に」を伴うもの」、「形容詞+動詞型」、「名詞+動詞型」、「動詞+形容詞型」と言うアプローチということになりますでしょうか。

 どの程度のものが出来るかさっぱり分かりませんが、これからトライアルをしてみたいと考えます。

(追記)

 少し整理してみました。

 


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その225 複合動詞2

2019-07-29 21:27:35 | 6.私の感想・考え

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複合動詞

 複合動詞が、今までどう扱われてきたのか気になって、更に、調べてみました。

 ノンネイティブの日本語研究者の論文が有りますが、どうも、まともに学習していないといいますか学習プログラムには組み込まれてはいなかったようですね。彼らご自身が、その重要性にお気付きになって、いろいろ研究なさっているようです。

(追記)

ネイティブの日本語学者の論文にも下記のような指摘が有りました。「現代語の日本語動詞の約40%が複合動詞であるというのに,日本語学習者のための教科書には,初級用はもとより中級用にも,複合動詞は あまり記載されていない。」と。

 そして、たとえ、上級者であっても、自信がないので、単純な動詞で済ませているようです。しかし、ネイティブは、やはり、多用しているとの彼らの指摘があります。私は、複合動詞のあることには気が付いて、既にフラッシュカード化したりしていますが、その当時は、単純に動詞のボキャブラリーの延長線上にある程度にしか捉えることができていませんでした。余りにも身近で、慣れ親しんでいますので、その重要性には気が付かなかったようです。あるいは、学習プログラムに入っていると、早合点していたのかも知れません。よく考えてみますと、これは、学習者にとりましては難問でしょうね。

 「科学技術日本語で、複合動詞が多用されるのは、ある動作をより具体的に表現できるからである。例外もあるが、複合動詞は動作をわかりやすくすることが多い。複合動詞の存在は、日本語の基礎の一つであることを示す。翻訳や通訳の分野では、訳される言語のかなりの部分は科学技術語である。複合動詞の存在の理解は翻訳や通訳のため欠かせないものである。日本の企業は日本語の知識を持っている外国人技術者を求める。科学技術者にとって、科学技術日本語は重要である。日本語を通して学術を勉強すること、複合動詞を意識することは、上級レベルの日本語学習者の助けになるだろう。」と、有ります。

そこには、別のご指摘が有りました。私の考えともよく似ていますので、ご紹介いたします。

「科学技術日本語は主に漢語とカタカナ語と基本文法でできている。文学的な表現や敬語などは科学技術日本語では用いられない。しかし、科学技術日本語では複合動詞が多用されている」とのご指摘です。

 日本で生活する場合、カタカナは、早い時点で、必要です。街には、カタカナで書かれた看板が溢れています。学習者がご自分の名前を書くときには、カタカナです。仕事や研究の話になりますと、カタカナ語が頻繁に出て参ります。そして、仕事に於いて、文学的な表現は、却って、邪魔になります。初期のビジネスでは、専門用語と幼児の会話法で十分役に立ちます。複合動詞につきましては、今回、新たにその重要性を認識いたしましたので、これからその取扱いを考えてみます。

 よく考えてみますと、漢語の熟語もよく似たような構成になっています。漢字の熟語は、やまと言葉の動詞を連結し、ひらがなを取り除いた形ではないでしょうか。

 と言うところから、やはり、「やまとことばの動詞」をしっかり固めるのが、先決問題のような気が致します。漢字かな混じりの日本文の生い立ちから見ますと、やまと言葉が先に有り、それに漢字を当て嵌めていった経緯が有りますので、『やまとことばの動詞』から、複合動詞へ、また、漢字の習得(特に動詞の)や、漢語(熟語)の習得に繋がって行き易いのではないかと考えます。



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その224 複合動詞

2019-07-27 15:16:58 | 6.私の感想・考え

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複合動詞

 先般、軽々しく、複合動詞のフラッシュカードを整備したいなんて言いましたが、よくよく調べてみますと、大変な課題だということに気が付きました。今まで、動詞のフォームと言う形で、いろいろ述べて来ましたが、多少重なるところが有りますが、新たに、付け加わった領域と考えた方が良さそうに思います。

 指導者講習では、あまり問題視されていなかったように感じましたが、新たに、適切な解決法を求めて、取り組まないといけない分野のように考えます。我々ネイティブは、それらを、全く気軽に使っていますが、更に、そこに、助動詞が組み合わさったり致しますと、たとえネイティブでも困ってしまうのではないでしょうか。

 いろいろな方が、いろいろな立場から検討されているようです。年齢別で、頻度を調べている方がいますが、橋頭保(500語、1,000語。2~3歳)と言う考えで行きますとそれほど多用しているようには感じませんが、別の資料を見ますと、小学校高学年以上では、頻繁に使用しているように感じます。

 これを、学習者の立場で考えますと、彼らから、単純な動詞の形で話しかけられてもネイティブには容易に状況が理解できますが、学習者にとりましては、恐らく動詞のフォームさえもままならないのに、複合動詞を使って話されますと、彼らが既に獲得したパターンとは程遠いものになっているのではないでしょうか。

 その結果、動詞に、更に尾鰭が沢山くっついて、何かゴチャゴチャ言っているな、程度の認識になってしまうのではないでしょうか。そこからは、「分からない。」⇒「難しい」と言うようにつながっていくように思えてなりません。

 一つのパターンとして、【始動・開始】⇒【継続】⇒【完了・終了】。後は、【未遂】とか、【過剰行為】、【再試行】、【習慣】、【相互行為】等が有るようです。

 複合動詞の前の動詞を「前項動詞」後ろの動詞を「後項動詞」と呼んでいるようです。ネット上で見つけたデータには、およそ4,000語有りました。

 入門者にたいしては、そんなに数が多くありませんので、それが、たとえ複合動詞に分類されるものであっても、単独の動詞として扱った方が説明も要らず、簡単に入り込めるのではないかと考えます。初級者には、後項動詞に典型的なものを選び、動詞と動詞が繋がったものに複合動詞というものが有りますよ、繋げることにより、動作の状況がより詳しく表現できますよと言うことを認識してもらうように持って行き、先ずは、ぼんやりでもよいから、すこしでも記憶に残してもらうようになればと考えます。更に、繰り返し練習して、語彙を拡大してもらえるように方向付け出来ればと考えます。また、会話に頻繁に出て来そうなものを優先して紹介できたらと考えます。

  日本語複合動詞リスト https://db4.ninjal.ac.jp/vvlexicon/

  日本語 複合動詞 検索  https://db4.ninjal.ac.jp/vvlexicon/

   

 


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Sound of Text

2019-07-26 13:53:33 | 8.第二第三外国語

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 Sound of Text

 Google翻訳を使いますと、合成音声出力で、いろいろな言語をそれなりに発音してくれます。しかし、データとして取り出すことができません。もし、データとして取り出せるようにしてくれれば、自分の単語帳に取り込んで、まとめて練習ができますが、現状では、残念ながら出来ません。

 ところが、Google翻訳のエンジンを使って、合成された音声を、データとして出力してくれるソフトが見つかりました。Quizletに取り込めれば、利用範囲が増えるのですが、Quizletは生の声の保存しかできませんので、残念ながら使えません。しかし、ご自分の単語帳を、お作りになりますと、そこへ、取り込むことができます。

Sound of Text  https://soundoftext.com/

 操作は、テキスト入力ボックスに、音声化したい日本語語を入力します。(おそらく一度に変換できる限度文字数は3040文字程度)

 使用言語を選択して、「Submit」ボタンを押す。翻訳して「Play」で再生、「Save」で保存されます。 


音声リーダー  https://ttsreader.com/ja/ 

 音声は取り出せませんが、かなりな長文を、9か国語発声してくれるのが見つかりました。速度も普通、速い、遅いと3種類のうちから選択できます。 

 (英国英語、米国英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、日本語、韓国語、中国語)

 


 


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その223聴解練習

2019-07-24 06:55:49 | 6.私の感想・考え

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聴解練習

 最近考えますのは、ITデバイスを利用して、「ネイティブ無しでも、日本語学習が進められる。」と言うことも、コンセプトの一つとして取り上げたいと考えます。そして、その一つとして、聴解の能力を高めるいということへ挑戦したいと考えます。

 隙間時間の活用と言いましても、フラッシュカードでトレーニングするように、スマホを常時操作できる場合と、音楽を聴くように、聞きっぱなしにしたい場合があります。後者の場合に、聴解の練習をしていただいてはどうかと言う訳です。

 無料の読み上げソフトでは、まだ違和感が有り、十分とは言えません。下手をしますと、間違ったことを教えそうですし、容量も少ないので、まだまだ利用できません。しかし、もう、時間切れで、AItalk3、を購入し、データ作りをすることに決心しました。

 幸い、現在使用中の無料のホームページソフト(Jimdo)の中で、音声も取り扱うことができることも分かりました(無料の音声用のクラウドに、一旦、アップロードし、再度、Jimdoのホームページにダウンロードするという方法)ので、海外の方向けのJimdoのホームページにアップロードするつもりです。これで、聴解の練習ができるでしょう。

Listening Practice 

https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/5-intermediate-1/listening-practice/

 内容は、短編小説を取り上げたいと考えています。聴解と言う目的と、それ以外に、その単語・語彙をどういう場面で使うのか分からないという学習者のご不満が有りますので、その学習の助けになってくれないかと考えます。そうは言いましても、長編の小説では、荷が重すぎるでしょう。そこで、短編小説なら、興味を持ちつつ、学習してもらえるのではないかと考えます。

 何か資料がないかと、「青空文庫」を当たって見ましたら、「青空朗読」と言うのが有りました。これなら、ホームページ上で、音声をあれこれ弄らなくても、リストアップしておき、そこへ、ジャンプしてもらえば、即、実行可能です。また、恐らく、復習したいでしょうから、そのテキストも必要になるでしょう。テキストは「青空文庫」にあります。もし、スマホを2台お持ちであれば、リスニングとテキストをそれぞれ分担すれば、即、聴解練習は、実行可能です。取敢えず私は、リストアップし、それぞれのURLを表示して、簡単に辿り着けるようにしたいと考えます。本来、目的から致しますとエッセイとかが良いと考えますが、何せ、ネタが「青空文庫」ですので、有ったとしましても、時代に合わないと考えます。そこで、先ずは、「童話」を取り上げてみたいと考えます。

 尤も、青空文庫だけなら、スマホのアプリに「青空文庫」が有りますが・・・・

 注文いたしました「AItalk3」も手に入りました。短編SF小説を取り上げてみたいと考えます。

 通常、学習にお使いの例文は、文法上の説明が主になっていますので、せっかく覚えたその単語・語彙をどういう場面で使うのか分からないという注文が有ります。そういう場合、小説を読めばいいのですが、先ず選択に困るでしょうし、古典では、現代の会話には間に合わないでしょう。長いと集中力、忍耐力が持ちません。そこで、星新一氏や小松左京氏のSF短編小説が良いのではないかと考えます。星氏の作品は、外国語にも翻訳されているそうなので、学習者も興味が持てるのではないでしょうか。また、東大受験生の小学校時代の愛読書が星氏の作品と言う話もあります。

 私の感想・考えその65 星新一 
   http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/7039d2b12c8f93564ce1370291224d9c

(追記)

 「AItalk3で作成しました読み上げ文章の私の評価はと申しますと、日本語としては、間違いありませんが、何とも無味乾燥で、不自然さは拭い切れません。日本人の美に対する評価「アンバランスのバランス」(西洋は幾何学的なシンメトリーなバランス)と言うものが欠けているのでしょうか、西洋的なバランスを感じます。人工的に仕上げたものなので、仕方ないと言えば仕方ないのですが、そこで、大昔を思い出しました。韓国に居た時、定宿のすぐ隣に喫茶店が有って、そこのママさんが、上手で、完ぺきな日本語を使うのですが、何となく、無味乾燥で、なかなか情が通じなかったことを思い出しました。日本人同士では、全く感じない感覚ですが、何なのでしょうか。

 また、漢字の読み間違いが有ります、それなりの辞書を作成すれば、解決するのかも知れませんが、取敢えずは、それぞれテキストを、ひらがなに、直して対応いたします。と言うことで、せっかく手に入れた「AItalk3」ですが、別の使い道も考えなければなりません。実際には、モデルになるような、エッセイ等を探さなければなりません。しかしそれらをリストアップするとなりますと、ホームページは、それで、いっぱいになってしまいます。別のアイデアが必要です。但し、短文においては、全く、気になりませんので、問題ありません。そうです。You TubeMP3でアップロードする方法が有りました。時間が有って、根気が続きますと、アップロードしたいと考えます。NHKの番組の中に、小説等の朗読が有りました。上記 Listening Practiceに追加いたしました。

 それから、短文と言うことになりますと、便利なアプリを見つけました。それは、Google翻訳のエンジンを使ったものなので、日本語だけでなく、いろいろな言語の音声を、MP3のデータで、出力してくれます。Quizletは、10か国語前後しか出力してくれませんので、それ以外の言語を取り込めないかと調べてみましたが、生の声は保存してくれますが、音声のデータを取り込むようにはなっておりませんでした。残念。ご自分でお作りになった単語帳へ取り込んで、使用することは可能でしょう。

Sound of Text  https://soundoftext.com/

(おそらく一度に変換できる限度文字数は3040文字程度らしい)



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その222フラッシュカード化4

2019-07-23 05:36:06 | 6.私の感想・考え

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フラッシュカード化

 今までは、データを作るのが目的で、何でもかんでも突っ込むような形になっていましたが、落ち着いて考えますと「入門」と「初級」と言うものを分けて制作した方が良いのではないかと考えるようになりました。あくまで「入門」は、橋頭保を築くということで、なるべく語彙を絞って、早急に詰め込むと言うことになり、「初級」では、ボキャブラリーや、活用を増やして行こうという方向で、対義語(自動詞他動詞、反意語)はもとより、受身なども辞書形と受身をセットにして提示したいと考えます。覚えるまで行かなくても、聞いたことが有るというか、少し記憶に残っていますと、次に繋げていき易いと考えますので・・・。

 また、『「動詞」+「動詞」』や『「動詞」+「て」+「動詞」』、『「動詞」+「助動詞」』と言う形の複合動詞が、日本語によく出てきます。これらも、動詞のフォームの延長線のように、マトリックスを用いて、セットで、覚えたらどうかと考えます。全く新しいものを記憶するのではなく、全て、一度覚えたものを、組合せたり、取り換えたりすれば済むことです。

 たまたま「複合動詞レキシコン(目録)」と言うのも見つけましたので、データは揃っています。ただし、それぞれの言語で示すということは私の能力を超えていますので、その部分は、イラストで示したいと考えます。そうは言いましても、私は、絵が描けませんし、適切なイラストに回り逢えるかどうかも分かりません。せめて英語だけででも示すことができればよいのですが、どうでしょうか。

 今後は、「初級」用と言うことで、基本動詞2、対義語動詞2、自動詞・他動詞2、受身2、複合動詞2等々 を手掛けて行きたいと考えます。


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その221公文式日本語プログラム

2019-07-22 16:39:29 | 6.私の感想・考え

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公文式日本語プログラム

 その存在は、以前から承知していましたが、内容は、まだ、調べておりませんでしたので、少し、覗いてみました。

入門⇒初級⇒中級⇒上級と分類されていますが、レベルごと更に、教材が15段階に分かれています。入門(A3A2A)⇒初級(A,B,C,D,E,F中級(GHI上級(JKL)等々。

 基本的に公文式は、いわゆる教室で受ける授業のやり方でなく、ご自分で問題を解き、その結果を評価してもらって、ステップアップして行くという、「自習と繰り返し」で力をつけるやり方です。学習者の習得状況によって、ステップアップしますので、形の上では、個人教授・評価を受けている形になるでしょう。特に日本語の入門レベルでは、母語をお使いになっている点で、他の日本語学校や日本語教室と大きく異なります。音声はCDを使い、インストラクターが、評価していくようです。

 翻って、私の方は、と申しますと、フラッシュカードを使いますと、大量の設問を熟す公文式と変わりないと考えます。音声は、スマホを使いますと、サンプルを示してくれますし、翻訳アプリを使いますと、発音も、作文も評価してくれるでしょう。更に無料です。

 教材の細かな選択は、彼らは研究かさねて行っておられるでしょうが、私の場合は、私の独断と偏見で行っていますので、適切かどうか分かりません。しかし、そうは言いましても、入門レベルにつきましては、それほど、外れてはいないのではないでしょうか。

 母語を使って分かり易くし、自習時間をしっかり取り、繰り返し、学習しなさいというのは、私と同じ考えです。文章の長さが評価できるようになっているようですが、私は、初級の実務に使う短文の日本語を取敢えずのターゲットに於いていますので、取り上げておりません。もし、それをやろうと致しますと、文型の学習が必要となりますが、今のところ、私には、残念ながら、良い考えを、持ち合わせてはおりません。

 特に、入門レベルでは、公文さんのやり方と私のやり方の方向性は、そんなに違いがないと思いました。

 


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その220フラッシュカード化3

2019-07-14 20:12:54 | 6.私の感想・考え

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フラッシュカード化

 私の韓国語会話の学習を辿りますと、「文庫版、あいうえおで引くハングルひとくち会話辞典」と言うのにお世話になりました。今、調べますと、1988年出版と言うことですから、丁度、私が韓国に赴任した年です。

 最初は、何も手立てが有りませんので、英語が頼りでした。そうは言いましても、受験英語の理解語彙しか持ち合わせていませんでしたので、使用語彙に変換するのに大童でした。しかし、しばらくしまして、それだけでは、ワーカーと何も話が出来ませんので、或る時から、韓国語の学習を始めました。その時、世話になったのが上記の辞書です。 文庫版なので、いつでも持ち歩き出来、利用出来、力になってくれました。私が、スマホで訓練しなさいとアドバイスするのはこの辺りからの発想です。その中身は、頻度の高そうな単語を取り上げ、フレーズと言いますか、その単語を使った短文が、35個示されているのです。ランダムにページを開き、必要そうなもの、すぐ覚えられそうなものから取り組みました。いわゆる教科書と、(セオリーと運用の)二股をかけての学習でした。

 今、上記の別のホームページで、数か国語で単語を紹介していますが、単語ならまだ何とかなりますが、短文になってまいりますと、数か国語で表しますのは、そうは簡単まいりません。ほぼ不可能な作業です。要するに、「SS式、すぐに話せる○○語」の方式になればよいのですが、単語だけでも大変でした(未だ完成しておりません)ので、短文ともなりますと、膨大な量になりますし、頼れるツールも有りません。

 もし、これが、各国語の訳文の代わりに、絵(イラスト)で示すことが出来るとなりますと、それらの手間が省け、一通りで済む訳です。SS式の短文に、それぞれイラストをつけることが出来ますと、それで完成と言うことになります。

 悲しいかな、私には絵が描けません。適切な絵が、Quizletで供給されているとも限りませんし、無料のイラストもおいそれとは見つかりません。ところが、以前紹介したことのあります『絵で導入・絵で練習(足立章子・他著凡人社)』の中にピッタンコなものが有りました。無断で拝借いたします。

 基本的には、65種の文型を紹介する形になっていまして、最初に、指導者用への解説があり、次に、9種類の短文とそれぞれのイラストが有ります。9種類もある例文が、文型を使う数多くの場面をイメージさせてくれます。そして、個々の訳語の短文の必要がなくなります。私には、母語の短文で示すより、絵で場面を想定し、作文する方が、より効果的な訓練になるのではないかと思えます。

「絵でことば」から「絵でたんぶん」とつなげて参りますと、ほぼ「幼児の会話」がクリアできるのではないかと考えます。

絵カードでぶんけい・たんぶん

  https://quizlet.com/Zhangxiong_Machang/folders/66486021/sets 

Short sentences from pictures

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その219フラッシュカード化2

2019-07-12 04:44:00 | 6.私の感想・考え

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フラッシュカード化

 単語を覚えるのは、子供の遊びの「陣取り合戦」のようなもので、要領よく素早く領地を広げたほうが「勝ち」と考えます。で、陣地にし易いところから、し易い方法で、領地を増やしましょうということになります。

 単語、一個ずつ覚えるよりも、やはり、グループや、対で覚える方が、倍速で覚えられるのではないでしょうか、但し、余り単純化しますと却って覚えにくいという現象が有りますし、ある程度複雑にした方が覚えやすいという現象も有りますので、それらの特性を上手く活かせないかと考えます。

 単語には、多義語が有ります。また、メタファーにより意味が拡大しているものもあります。対になった言葉で表現いたしますと、その辺のニュアンスを上手く把握できるかもしれません。例えば、「行く」「来る」「帰る」を個々に覚えるのと、「行く⇔来る」「行く⇔帰る」の如く、対で示すのではどうでしょうか。また、「借りる⇔貸す」「借りる⇔返す」等は、動作の主を替えて、言い方を変えているようですね。

 また、同じような動作ですが、何種類もの表現をとっているものが有ります。これも、対で示した方が分かり易いのではないでしょうか。「履く⇔脱ぐ」「着る⇔脱ぐ」「被る⇔脱ぐ」と言う風に・・・日本語では、体の部位によって、言葉を変えているようですが、一度に、三つ覚えてしまいますと、疑問に思ったり、迷うこともないと考えます。

 と言うことで、形容詞で対の言葉を、30対。動詞で、35対選びました。また、自動詞・他動詞の対を20対選びましたので、都合150語程度になります。

 動詞だけで考えますと、動詞の順逆の対と、自・他動詞の対を加えて、90語程度になりますし、あと、単独の20語ほどを覚えますと、ほぼ「基本動詞ハンドブック」の110語が揃うことになります。 

 通常の日本語教育では、「文法」や「文型」から入って行こうとしています(最近は、「場面」から入って行こうとしています)が、私は、先ず、何とか、語彙を増やしなさいと、アドバイスしたいのです。中でも、基本的な形容詞、動詞は、ボキャブラリー自体がさほど多くありませんので、それらから始めてください。そう致しますと、例え、ボキャブラリーとしては、少なくても表現できる世界が随分広くなると考えます。

 ところで、翻って、さし当り必要な「文型」は、と言いますと、「自分の意思を伝えたい。」「他人に頼みごとをしたい。」そして、「何かを尋ねたい」程度と考えます。「場面」で言いますと、「買い物したい。」「乗り物等で移動したい」「食事をしたい」等が、優先されるものと考えます。外国で、一人で行動しようとしますと、先ずその辺りが優先されるでしょう。

 最初のステップは単に語彙を増やすということが目的にしましたが、上記のことも優先されるべきでしょう。そして、次のステップになりますと、動詞について、「自動詞・他動詞」の区別や、「同訓異義」ないしは「同訓異字」が区別できるかどうかと言うことが問題になるのではと考えます。音節の少ない日本語の特性上、どうしても、同音異義語が多いという問題にぶち当たりますので、それらに、早めに、取り組んではと考えます。やはりこれらも、単発で、一個一個、覚えるよりも、対で覚えたり、グループで、覚えたりする方が、能率が良いのではないでしょうか。動詞等の語尾の活用は、ある程度、規則正しく活用しますので、代表的なものを繰り返し発話して、しっかり覚えて、口癖にすれば、さほど難しいものでは有りません。 

 それよりも、私の経験から申しますと、韓国語、中国語(40歳前後の学習です)の単語は、日本語の単語とほんの少しづつ関連が有りますので、頭の中に残り、余り苦労をしたという印象はありませんが、ベトナム語、インドネシア語(60歳を過ぎてからの学習です)は、全く関連が有りませんので、いくらやっても頭に残らず、苦労したという印象が有ります。

 ボキャブラリーがしっかりしていませんと、いくら活用、文型を習っても空回りではないでしょうか、ボキャブラリーがしっかりしていますと、活用もずいぶん効果を発揮してくれるでしょう。

 なお、ベトナム語は、漢字と関連が有り、整理、整備して、取り組もうとしていましたが、その仕事から離れてしまいましたので、そこからは、前に進まず、元の木阿弥にまで、後戻りをしてしまいました、もう少し長く取り組んでいますと、物になったかもしれませんが・・・・。

 車で言いますと、スタートからある速度に達するまで、負荷が最も必要とされますように、語学につきましても、ある程度のレベルになるまでの負荷が大きく、工夫して、軽減できないものかと考えます。早く、幼児レベルに達することが出来ればと考えます。

 

  

  絵カード けいようし②

 

  絵カード どうし つい

  絵カード どうし 自/他


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その218フラッシュカード化1

2019-07-09 09:58:21 | 6.私の感想・考え

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フラッシュカード化

 早速、なかまことばの絵カードを、フラッシュカード化(Quizlet化)致しました。

 この後、「対」で覚える形容詞とか、「対」で覚える動詞、更に、同訓異(漢)字動詞と言うように広げていきたいと考えます。

なかまことば 2  PDF

https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/3-word/3-なかま-ことば/

 

なかまことば 絵カード

ラッシュカード化(Quizlet化)


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